良習慣の習慣

人生を豊かにするサード・タイムのすすめ。「第3の時間」をつくり出す4つの工夫。

投稿日:2016/09/05


会社で働いていると、常に誰かがまわりにいます。

帰宅すれば、家族が家にいます。

そうなると、自分ひとりの時間というのはほとんどありませんよね。

だからこそ、ひとりの時間というのはある程度強制的につくり出さないといつまでたってもやってきません。

ひとりの時間を「サード・タイム」としてとらえてみました。

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ひとりでじっくり考える時間を確保していますか?

同世代の友人たちと話していて感じることがあります。

それは、ひとりになってゆっくり考える時間をとっている人が少ないのではないか、ということです。

とくに、

・会社員で、
・家族持ち(奥さんと小さい子ども)で、
・社外の友人たちとのつきあいもあり、
・勉強会やセミナーにも参加して、
・運動する趣味もあり、
・週末起業もやっている

といった属性の人たち(私も含めて・・・)は、どれくらい自分の時間を確保できているのかでしょうか。

多少確保していたとしても、あまり多くはないはずです。

ですから、自分なりにかなり意識しておかないと、生活の時間が、

(1)会社員として仕事をする時間
(2)父親として家庭で過ごす時間
(3)友人たちと過ごす時間

という3つの時間に支配されてしまいます。

こうなると、ひとりで考えごとをする時間をつくることは難しいのですよね。

たとえば、

・自分がいま何をしたいのか?
・自分がこれから何をしたいのか?
・自分が欲しているものは何なのか?

そういったことを考えたり、チャレンジを決断する時間もなくなってしまいます。

ひいては、行動を起こせなくなってくるのです。

 

サード・タイムをつくり出す4つの工夫

スターバックスには、「サード・プレイス」という概念があるのは有名ですよね。

生活していく上では欠かせない2つの場所があります。

ファースト・プレイス(第1の場所)は家庭であり、セカンド・プレイス(第2の場所)は職場や学校です。

この2つの場所以外の居場所をつくるという試みが「サード・プレイス」というコンセプトです。

では、場所と同じように、時間にもそのコンセプトが当てはめられるのではないでしょうか。

ファースト・タイム(第1の時間)は家庭であり、セカンド・タイムは仕事です。

そして、ひとりでじっくり考えごとをしたり、自己対話や自己探求をするための時間が「サード・タイム」ということです。

私たち(とくにアラフォー世代の)ビジネスパーソンは、「サード・タイム」というべき「第3の時間」がもっと必要なのではないでしょうか?

といっても、どうすれば良いのでしょうか?

そこで、私がサード・タイムをつくるために工夫している方法をあげてみます。

 

(1)早起きをする

早起きをすれば、家族が寝ている時間はひとりの時間です。

セルフイメージもあがり、効果的なサード・タイムとなるのでおすすめです。

 

(2)ひとり会議の時間をとる

週に1度、定期的にひとり会議をする時間を確保しています。

たった30分ではありますが、私にとっては貴重な時間です。

 

(3)帰宅前にカフェによる

仕事終わりで、最寄り駅から自宅に帰るまでに、少しだけカフェに立ち寄ります。

あまり長居すると、今度は家族との時間がなくなってしまうので注意が必要ですが。

 

(4)歯医者や眼科の定期検診や散髪おわりの時間を確保する

定期検診の帰りや散髪の帰りに、ひとり時間をとります。

帰宅時に、「今日も混んでいてさ、待たされてたいへんだったよ。」と言ったりしています。

うちの奥さんが、「いいかげん、いつも混みすぎじゃない?!」と、いつ言い出すのかはわかりません(笑)。

 

サード・タイムの活用で人生の質をあげよう

ひとりで過ごす時間というのは、私たちにとって非常に大切です。

学生時代はひとり暮らしをしていたのですが、その貴重さに気づいていませんでした。
(といっても、仕事や家族があるからこそ、ひとり時間の貴重さを味わえるというのもありますが。)

ひとり時間を確保することは、自己コントロール感を保つことにもつながる効用があります

できれば1度、30分で良いのでやってみていただくことをおすすめいたします。

・ふり返りをする
・人生やキャリアのたな卸しをする
・強みや弱みを書き出してみる
・将来について考える

など、「サード・タイム」の良さは味わうことでによって実感できるはずです。

油断していると、私たちの時間はすべて流れていってしまいます。

しかし、「サード・タイム」を意図的につくり出し、意識して活用していくことで、QOL(人生の質)はより好ましい変化をしていくものだと私は考えています。

サード・タイムが充実すれば、ファースト・タイムとセカンド・タイムのクオリティーもあがるからです。

中長期で人生を逓増させていくためにも、「サード・タイム」を活用していきましょう。

 

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■編集後記

昨日はプールでスイムトレーニング。

いつもと反対の右呼吸を試しながら泳ぎました。

途中から娘も参戦してきたので、トレーニングは中途半端に終わりましたが(笑)、楽しめました。

娘は自己流のクロールで、はじめて3メートルくらい泳ぎました。

父娘で同じトライアスロンのレースに出るプロジェクトを、ひそかに進めています(笑)。

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・100kmウルトラマラソンランナー
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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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