時間の習慣

時間活用は「大きくざっくり」よりも「適切な小きざみ」で取り組む

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「たっぷり時間がある」と感じた瞬間に、私たちの自由(だったはずの)時間は消費されていきます。

消費時間を投資時間に変えていくためには「適切な小きざみ」にすることがおすすめです。




 

時間のかたまりを大きくとらえると失敗する

「今日は会社の仕事が早く終わったから、ブログを書く時間がたっぷりとれそうだ」

平日の夜、そのように意気込んでスタバに行けるときがあります。

「2時間あれば、もしかしてブログを2記事くらい書けるかもな」

そのような期待をして。

でも、そのような願望が叶ったことはありません。。。

ほぼ100パーセントの確率で、妄想に終わります。

それどころか実際に2時間がたってみると、ブログ2記事どころか1記事も終わっていません。

こまごまとしたタスクや「そうだ、あれを先にやっておかないと」という用事などにとり組んでいるうちに、時間がすぎているのです。

また、そういうときに限っていざ書こうとしても、なぜか「書きたい」というネタが思い浮かびません。

ネタ帳のストックを見ても、なぜか「うーん、、、今日はこのネタがふくらむ感じがしないな・・・」という感じで、感触がいまいちなのです。

新鮮なネタが切れているというか。

仕方なくGoogleカレンダーを見返したりします。

でも、フックになるようなできごとも思いつきません。

そこで情報集中と称して友人たちのブログを回遊したり、本を読んだり。

そのような感じで、気づくと「あっ、もう2時間がすぎてる、、、(T_T)」となるわけです。

今までに同じようなことを何度くり返したことか。

これが私がよくおちいる良くないパターンです。

 


 

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意図して制限時間を細かく設定する

でも、うまくいくときもあります。

何をしたときか。

それは、

・意図して制限時間を設定できたとき

です。

たとえば、自由にできる時間が平日に2時間あるとします。

それを「30分×4セット」という風に分割するのです。

そうして、

・最初の1セットでこまかいタスクに対処する

・次の1セットでブログのネタを見つけて、構成を考えるメモ書きをする

・残りの2セットで構成案をもとにブログを1記事書く

という風に合計4セットを計画するのです。

そうすると、達成感を持って2時間を活用できるのですね。

ざっくり「2時間もある」ではだめなのです。

このように「いつまでに」という期限を細かく決めること。

これが私にとっての時間をうまく活用するコツです。

実際、タイムリミットは人間を集中力を高めてくれます。

その意味でも、25分を集中して5分のリラックスをくり返す「ポモドーロ・テクニック」は有効なのですね。

私は「ポモドーロ・テクニック」には何度も挫折してきました。

でも、下記の記事のとおり、タイマーを2つ使うことでようやく活用できるようになったので重宝しています。

ポモドーロ・テクニックに挫折した私が習慣化に成功した理由 | 【良習慣の力!】ブログ

 

ですから、2時間あったときに「今日は4ポモドーロいけるな」と考えられます。

このタイムリミット効果について提唱したのがイギリスの学者であるシリル・ノースコート・パーキンソン氏。

有名な「パーキンソン第1の法則」です。

内容は「仕事の量は、完成するまで与えられた時間をすべて満たすまでふくらんでしまう」というもの。

要は「時間があればあるだけ使ってしまう」ということです。

 


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「10パーセントリダクション効果」で自分に負荷をかける

「パーキンソン第1の法則」をさらに上手に活用する方法があります。

それが、「タイムリミットを想定より短くする」ということです。

たとえば、いつもなら33分で終えるタスクに対して、30分の設定で取りかかるのです。

少し厳しめの制限時間を設定するということですね。

個人的な目安としては、10パーセントくらいだといいと思います。

33分のタスクを30分でやる。

60分のタスクなら54分でやってみる、という風に。

これを「10パーセントリダクション効果」と呼んでいます。

日常でぜひ取り入れられないか考えてみましょう。

思いつくのは、会議や商談などのミーティングですよね。

なんとなく「1時間」の設定になっていることが多いです。

本来なら50分で終わりそうな内容でも、1時間かけてしまうのですね。

これは夏休みの宿題を思い出す人もいるでしょう。

期限が8月31日だと、その期限ギリギリまで使って終わらせようとしてしまうのです。

それを防ぐためにも、「10パーセントリダクション効果」を活用する。

読書や学習など、スピードアップできるはずです。

そのためにも、カウントダウン型のデジタルタイマーがおすすめです。

デジタルタイマーでタイムマネジメント。セミナー運営の必須アイテム。 | 【良習慣の力!】ブログ

 

たとえば、先述のように1時間で読書しようとしているところを54分のタイマーをセットする。

タイマーのアラームが点滅する前に、残り何秒かで本を読み終えてタイマーを止められたとします。

すると、映画で時限爆弾を解除したような達成感を味わえます。(笑)

そのようにしてタイマーを活用しながらタスクにとり組む。

すると、いい緊張感をキープすることができます。

いつもは「よし、1時間でこれをやろう」と思うものを、「54分でやってみよう」に変えてみる。

タイムリミットを設けてあえて自分に負荷をかけるわけです。

そうすることで、普段以上のパフォーマンスが出せるようになるのです。

ぜひ、「10パーセントリダクション効果」にトライしてみてはいかがでしょうか。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「早起き習慣化プロジェクト」メンバーとのコーチングセッション。

いい雰囲気の中で進められました。

24時間すべてをコントロールするのはなかなか難しいので、いかにして自分の意図した時間を1日の中につくれるか。

そのための重要な質問をお渡ししました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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