良習慣の習慣

過去・現在・未来で考える「3つの習慣」のバランスを大事にしよう

投稿日:


あなたは、習慣化を時間軸で考えたことがありますか?

「どのようなことを習慣すれば良いのか?」という場合の指針にしていただけるような「3つの習慣の分類」について記事を書きました。

 

スポンサーリンク

 

習慣化の中の3つの習慣の分類

習慣化を考えるときに、「3つの習慣」があり、その3つの分類を大事にする人が習慣化に成功すると思っています。

3つの習慣とは、

1:過去の習慣
2:現在の習慣
3:未来の習慣

です。

この3つをどれも大事にすることが大事なのですが、たいていの人は過去・現在・未来を一緒くたにしてとらえてしまっているように感じています。

 

過去・現在・未来の3つの習慣とは?

過去・現在・未来の習慣を考えてみましょう。

 

1:過去の習慣

「過去の習慣」は、言ってみれば過去の習慣によって生まれた「資産」と「負債」です。

習慣の資産には、意識しなくてもできるようになっている歯みがきなどの良習慣があります。

一方で、習慣の負債には、ついやってしまう夜ふかしや過食などが含まれます。

たとえば、ご両親の良習慣によって、ネイティブな良習慣を身につけている人は、その「遺産」だけで生活できている人もいます。

家族が早起きだった人は、生まれつき早起きなのですよね(うらやましいことです・笑)。

反対に、過去の悪習慣によって、いつも大盛りを食べている家庭に生まれたら、常にダイエットをきにするような負債に苦しんでいるかもしれません。

 

2:現在の習慣

「現在の習慣」とは、まさに現在取り組んでいる習慣です。

現時点できちんと取り組むべき習慣をさぼってしまうと、将来困ることになってしまいます。

たとえば、片づけの習慣がこれにあたります。

定期的に片づけをおこなわないと、部屋がちらかってたいへんなことになりますよね。

一方でいまの習慣をきっちりおこなえば、良習慣の資産に変わるでしょう。

これも片づけでいえば、毎日15分だけでも片づけをおこなっておけば、快適に過ごすことができます。

きちんと片づいていれば、気分が良くなり、精神面にも良い影響があります。

 

3:未来の習慣

「未来の習慣」というのは、即効性があるものではなく、遅効性の習慣です。

先ほどの片づけるというような習慣は現在の習慣で、未来の習慣とは少し異なりますよね。

どちらかといえば、いま取り組んでいることにあまり関係がないけれども、5年後や10年後に「やっててよかった!」と思えるような習慣です。

たとえば、ブログを書く、運動をする、自己学習をすることなどがそうです。

まったく運動をしていなければ、健康面で負債を抱えることになるはずです。

これも運動でいえば、いまジョギングの習慣を身につけておけば、体重が減ったり、健康でいられる期間が長くなるからです。

実行したからといってすぐに効果があらわれる習慣ではありませんが、この「未来の習慣」をどれだけ持っておけるかで、将来どれくらい大きな花火があがるのかが変わってくるのだと思います。

 

「未来の習慣」を持ち続けることで、新しいチャンスが生まれる

つまり、人生を良習慣で満たしている人は、過去・現在・未来の習慣のバランスが良いのですね。

過去の悪習慣については負債を返済するために、資産に変える努力をしています。

そうして、現在の習慣に取り組むことによって、自己信頼の残高を積み上げます。

それと同時に、一定の割合を未来の習慣に投資しているのです。

特に未来の習慣であるブログや運動は、時間がとられます。

今の私でいえば、労力や時間あたりの生産性という視点から考えれば赤字部門です(もちろん、直接的な収入を生むという視点でとらえると、ということですが)。

それでも、ブログを書くことは、私の活動の中で健全な赤字部門です。

企業でもそうですが、新規事業や今すぐに利益を生まない部門を持っていないと、将来の成長率は限られてしまうと考えています。

将来大きな花を咲かせたいなら、そのような先行投資的な習慣を持てるかどうかが大きな差になってきます。

成功している人たちを観察していると、そのような「未来の習慣」を持ち続けていると感じています。

未来の習慣に投資するような活動をやっているからこそ、新しいチャンスに恵まれるのです。

あなたも、未来の習慣に取り組んでみましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は帰宅後に、家族で「千と千尋の神隠し」を観ました。

前職時代に嫌というほど観た映画ですが、仕事を離れてあらためて観るとやはり面白いですね。

「自分の名前はアイデンティティーとつながっているんだなあ」と思いながら鑑賞していました。(^_^)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

稲盛和夫さんの「仕事・人生の結果」の公式に学ぶ!能力、熱意、考え方で重視すべき要素とは?

  こんにちは、伊藤です。 先日、稲盛和夫さんが提唱された有名な公式を思い出す機会がありました。 あなたは、ご存じでしょうか? それは、仕事や人生で成果を 【 仕事・人生の結果 = 考え方 …

人は自分へのリーダーシップを発揮する以上に、他者にリーダーシップを発揮できない

セルフマネジメントができると、ビジネスで成果が出る理由を探していました。 今朝、自分の中でその答えを発見できたので記事にしておきます。   「アメリカでは、喫煙者と肥満の人は出世できない」は …

no image

あなたが新たな習慣化を行う時、伝えたいこと

———————————————————— 当ブログは、「良習慣(りょうしゅうかん)」(私の造語です 笑)によって「人生の変革」にチャレンジし続ける軌跡をつづった奮闘記です。 私が「良習慣」を獲得してい …

傍観者は、人を批判し、人を笑う。実践者は、人に批判され、人に笑われる。

「なんでこんなに自己投資もして、がんばっているのに変われないんだろう……」 あなたにそんな問いが出てきたときは、 ・傍観者 ・実践者 のどちらになっているか、考えてみましょう。   私の人生 …

「目のつかれ」をやわらげる3つの方法。あなたの集中力を復活させる

パソコンやスマホなど、現代人は目を酷使しています。 その「目のつかれ」が、あなたのパフォーマンスをさげている原因かもしれません。   なぜ「目」は重要なのか? 「目は口ほどにものを言う」とい …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。