コミュニケーションの習慣

目標設定がうまくいくコツ。「Have→Do→Be」ではなく、「Be→Do→Have」の順番で考える。

投稿日:


「目標を立てたけれど、ブレーキがかかって動けない」ということはありませんか?

そのようなときは、「Have・Do・Be」の視点から目標をとらえ直してみましょう。

 

スポンサーリンク


 

行動ができなくなる3つのブレーキ

「今までの自分を変えて、充実した毎日を送りたい!」と考え、きちんと言葉にして、私に伝えてくださる方々の話をきいてきました。

ただ、やはり目標を達成できる人と、目標を達成できない人がいらっしゃるのですね。

そのような方々と、よく観察していると、行動にうつせない人の傾向は、次の3つのブレーキがあります。

 

1:心にブレーキがかかっているタイプ

やりたいことや目標があっても、「失敗したらどうしよう」という不安や心配が先行してしまう人です。

「自分には無理かも・・・」と自信がないことも多く、誰かに背中を押してもらわないと進めないのですね。

完璧主義の傾向が多いのもこのタイプで、準備が整うまでなかなか行動にうつせないケースがあります。

 

2:頭にブレーキがかかっているタイプ

とにかく頭の中でいろいろと考えてしまうタイプです。

分析ができたり、知識は多いのですが、その分いろいろと考えてしまうのですね。

ですから、優先順位がつけられず、マルチタスクになりすぎて、望む成果をあげられません。

 

3:体にブレーキがかかっているタイプ

「まとまった時間がとれたらやろう」と思いながら、先のばししてしまうタイプです。

もっと言うと、時間の使い方を変えないので自分の行動が変わらず、結果として成果も変わらないのです。

今までと同じ「やらなければならないこと」を優先してしまうので、やりたいことや目標に対して投資できる時間がなくなってしまいます。

 

目標にブレーキがかかる理由

せっかく目標をつくったのに、ブレーキがかかっていては、あまり意味がありませんよね。

この原因は、

・自分の心の声から出ている目標ではないから

です。

代表的なものは、「世の中基準の目標」です。

・タワーマンションに住みたい
・ロレックスを買う
・英語をペラペラに話す

といったものですね。

それと、「ノルマ的な目標」もあります。

・会社から出された売上目標
・残業代を削減する目標
・新規セールスの数値目標

など、これらもなかなかモチベーションがあがらない人は多いです。

あとは、「簡単すぎる目標」もありますね。

・今のままでも達成できる目標
・小さすぎる目標
・現状維持の目標

このような目標だと、自分の巡航速度を変えなくてもいいので、成長やより好ましい変化が起きづらいわけです。

これらの要素が入っていると、いまいち力が入らない目標になるケースが多いのです。

もちろん、悪いと言っているわけではなく、習慣化に挫折するようなケースでは、このように外側に指標が向いている可能性が高いということなのです。

 

「Be」から目標を考えよう

では、どのように目標を設定すればいいのでしょうか。

私のおすすめは、

・「Be」から目標を考えること

です。

目標設定で活用されている「Have・Do・Be」という分類があります。

「Have・Do・Be」とは、簡単にいえば、

・Have:欲しいこと
・Do:やりたいこと
・Be:ありたい姿

です。

このうち、もっとも大事なのは「Be」です。

「Be」は、存在を表す動詞ですよね。

つまり、「Be」を軸にして、自分の「ありたい姿」から目標を考える、ということです。

ただ、たいていの人は「Have」、「何が欲しいか」から考えてしまうわけです。

すると、モノや目に見えるものから目標を設定することとなります。

それは、お金や不動産といったように形があるものなのでわかりやすいのですが、それを目標にしてしまうと、バランスがとれた状態からは離れてしまうのです。

わかりやすいのは、お金のために人を裏切る、というようなことにつながってしまうわけです。

そうではなくて、「どんな自分でありたいか」ということを最初にイメージしたり、書き出してみる。

その「ありたい自分」から、「では、そのためにはどのような行動を起こせばいいのかとうDoを考えられますし、そのような自分にふさわしいHaveは何だろうか?」と考えることができるようになります。

「Be」につながっている目標というは、自分の中から出てきているので、世の中の基準やノルマとは関係がなくなっているのですね。

ですから、アンマッチ感がなく、自分にフィットする主体的な目標となるわけです。

先日の目標設定セミナーでおこなったワークの1つでは、まさにこの方法で目標を考えていただきました。

ご受講者さんの感想で、「Haveから考えていたときとは、違ったHaveが出てきました」というものがあり、まさに狙いはそこなのですね。

もしも、あなたが「いま考えている目標、なんかフィットしない」と感じていたら、「Have」から考えてしまっているからかもしれません。

ぜひ、一般的な、

・Have→Do→Be

ではなく、

・Be→Do→Have

の順番であなたの目標を考えてみましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、「習慣化の学校」の週報に返信していました。

また、クライアントさんの体調不良でコーチングセッションが延期になったので、早めに帰宅。

お風呂上がりの娘の髪を乾かしたり、寝る前の歯磨きをして、妻とも少し晩酌を楽しめました。(^_^)

――――――――――――――――

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-コミュニケーションの習慣

執筆者:

関連記事

あなたのコミュニケーションの質を変えるシンプルな方法

コミュニケーションの成果を決めるのは、言葉よりも非言語の「印象」です。   コミュニケーションの質が人生の質 コミュニケーションの質が人生の質。 そう考えています。 そのため、積極的にコミュ …

10,000回のフィードバックから考える。相手にどのように声がけをすればいいのか?

相手の言動や行動に対するフィードバック。 どのようなことに気をつければいいのでしょうか。 私のおすすめは、3つのポイントにしぼってフィードバックをすることです。   スポンサーリンク &nb …

私がアドバイザーを選ぶ3つのポイント。実践者・スタンス・状況把握という基準。

行動力を高め、継続力をキープするためには、私は自分ひとりの力ではとても無理なので、アドバイザーの力を借りています。 そのため、「誰にアドバイスを求めるのか?」ということを非常に重要視しており、選ぶ基準 …

相手が動かなかったということは、あなたの本気度が足りなかったということ

コーチングは、クライアントの自発的な行動を促すことが目的です。 そのためには、コーチも本気の本音で接しなければ、クライアントの方の行動につながりません。   コーチングは「行動こそ善」 コー …

あなたの人生にコーチは必要ですか?そして私はどのようにしてコーチングへの投資を回収していると考えているのか?

昨日セッションしていたクライアントさんと話していて、「コーチをつけるポイント」について考えていました。 私の人生に変化が訪れるとき、そのきっかけにはいつもコーチがいたからです。   スポンサ …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。