感情を安定させたり、いたずらに感情に振り回されない方法があります。
それは、自分の価値観を明確にして自分軸を定め、自分のものさしを持つことです。
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優秀なコンサルタントたちを見ていて気づいたこと
先日、私が観覧したイベントは、優秀なコンサルタントがたくさん集まっている場でした。
・売上○○億円
・年商○○億円
・業績アップ○○%
・○万人の人の成功をご支援
など、普段はあまり耳にしない言葉がとびかっていたました。(笑)
このような場に参加して感じたことがあります。
それは、
・以前よりも自分の価値観に沿った生き方ができているかも
という予感のような感情です。
数年前だったら、優秀なコンサルタントたちの金額や実績を見て、「いいなあ、すごいなあ、うらやましいなあ・・」と思っていたと思います。
あなたも、こういった感情があるかもしれませんね。
たとえば、
・同期が自分よりも先に課長になったけれど、自分は主任のままだ
・友人がマイホームを購入したけれど、自分は賃貸のままだ
・子どもの同級生がハワイ旅行に行ったけれど、自分は地元のスーパー銭湯だ
といったような「ほかの人との比較」。
そのように比較しては、ほかの人と自分の差が気にしてしまうのですね。
結果、敗北感や嫉妬が湧き上がってきて、心中おだやかではなくなってくるのです。
「ほかの人との比較を手放す」ためにどうするか
ほかの人ととの比較を、「彼にできるんだったら自分にだってできるはず。もっとアクションを起こしていこう」という風に、発奮材料にできる人は問題ありません。
比較することを、いい意味でのエネルギーにしていきましょう。
しかし、先述のように、敗北感や嫉妬、さらには怒りやイライラになるようでしたら、ほかの人との比較を手放したほうがいいでしょう。
このようなネガティブな感情は、短期的にはガソリンにもなり得るのですが、長期的にはもちません。
むしろ、無駄なエネルギー消費になるとさえ感じています。
それに、ネガティブな気持が体に充満していると、前向きなモチベーションは生まれなくなってくるのですよね。
最悪は、人の足を引っ張るような発想にもなりかねません。(^_^;)
では、どうすれば、「ほかの人との比較を手放す」ことができるようになるのでしょうか?
昨日、私が気づいたことは、
・自分の価値観に沿った行動や思考がどれだけできているかが重要
だということです。
つまり、
・ほかの人のものさしではなく、自分のものさしで計測できる基準を持っているかどうかが大事
ということですね。
たとえば、私の大事な価値観は「笑顔」なので、以下の2つの例のように考えられます。
「売上○○億円!」と聞く
・・・でも会社を大きくして、たくさんのスタッフを雇うのは自分に合わなそうだ。
スタッフの給与のためにオーバーワークになったり、マネジメントが必要になったり、人間関係の悪化があったら嫌だな。
それなら、ひとりで自由度が高いほうが自分が笑顔になれる。
「友人がマイホーム購入!」と聞く
・・・でも、確かに家は大事だけど、今の日本で住宅ローンはどう考えてもリスクが大きすぎる。
そこに大金をつぎこんでほかの活動が制限されるより、賃貸でフットワークを軽くしておきたい。
その分、お金は自己投資や家族の学びに投資して、体験や経験で家族の笑顔を増やそう。
このような結論を出す、ということです。
このように考えることができれば、「うらやましい」とか、「あの人はすごいけど、自分はだめだ」といった感情を減らしていけます。
大事な価値観が決まれば感情が安定する
これは、自分の感情をごまかしているわけではありません。
「自分の価値観はこれ。だから、この判断をする」と考えられる、ということです。
このように考えられるようになるためには、自分自身の「軸」が必要です。
どのような状態になったときに自分は幸せを感じるのか。
自分は、どのような状態を目指しているのか。
そのようなものさしを持つことで、ほかの人の状態に対して「自分とは異なる価値観を持っている人」としてとらえることができるようになるわけですね。
たとえば、「社内の出世」よりも、「クライアントさんの笑顔」が自分の価値観にフィットするし、貢献軸として大事にしたいことなら、同僚や友人が出世してもスルーできるはずです。
その意味で、私が目指している価値観は先述のとおり「笑顔」なので、
・自分の笑顔
・家族の笑顔
・クライアントさんたちの笑顔
・師匠たちの笑顔
・友人たちの笑顔
といった価値観を重要視しているということです。
そのように考えると、たとえば、ほかの人よりルックスやスタイルが劣っていたとしても、「笑顔」とは関係がなくなるのですね。
ですから、高級外車を持っている人がいるとしても、維持費がかかりすぎるし、駐車場のコストが大変で、自分が笑顔になれなければ、「今の自分には高級外車は不要」だと判断できます。
大きすぎるマイホームがあったら、そうじが大変で自分も妻も大変になるとすれば、家族の状況に応じたジャストサイズの賃貸物件のほうが笑顔になれるわけですね。
こう考えられるようになると、ほかの人との比較で感情をゆさぶられることは減るでしょう。
また、もし、自分が目指す状態を先に実現している人がいれば、それは師匠とする対象の人ですから、ラッキーです。
その際は、ネガティブな感情というよりも、「この人のようになりたい」というエネルギーをもらえます。
積極的にお近づきになりましょう(嫌がられない程度に・笑)。
このように、自分の軸を考えたり、価値観を明確にすることは、自分の感情を安定的にキープする上でとても重要なことです。
ここが決まれば、選択に迷いがなくなりますし、ほかの人にいたずらに感情を振り回されることも減るはずなのですね。
さて、あなたが1番大事にしている価値観は何ですか?
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■編集後記
昨日は、長く契約してくださっているコーチングクライアントさんの晴れ舞台を見るために後楽園ホールへ。
何ヶ月も前から努力している姿を見ていたこともあり、本番での熱いプレゼンテーションに心を打たれました。
私もコーチングセッションで協力していたので、なんとなく家族を応援するような不思議な感覚でした。(^_^)
>Iさん
おつかれさまでした!かっこ良かったです!
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