気づきの習慣

「教えてください」と素直に言えますか?人とのつながりを自分のリソースにできるかどうかは自分の努力。

投稿日:


先日、100kmマラソン完走の祝賀会を開いてもらった際に、参加した人たちの顔ぶれを見て、感じたことがあります。

それは、「人とのつながりが、自分の見えないリソースになる」ということです。

その気づきを記事にしました。

 

スポンサーリンク


 

ベテランになると言いづらい「教えてください」

会社に入って10年もすると、なかなか言えなくなる言葉があります。

それは「教えてください」という言葉。

もしも、新入社員でもわかるような基本的なことを「教えてください」と言ったとします。

すると、聞かれた人に「え・・・?そんなことも知らないの?」と言われたらどうでしょう?

なんとなく・・・恥ずかしいですよね。(^_^;)

聞かれた人が何も言わないとしても、「あの人、10年も経験があるのに・・・」という顔をされたら、、、と思うと素直に聞くことができなくなるのです。

 

あらゆる分野にネットワークを巡らせる

しかし、考えてみれば、すべてのことを知っている人はいませんよね。

私でいえば、習慣化のコツや早起きのノウハウ、コーチングや心理学などは専門的な知識を持っています。

しかし、たとえば、税金、Excel、WEBマーケティング、保険や法律といった分野の知識はほとんどありません。

ただ、必要な場合はネットで検索できますし、どうしても相談したい場合は、その分野に詳しい友人たちに教えてもらうことができます。

もちろん、すべての分野に精通していて、どんな質問がきても即答できれば理想かもしれませんが、すべての分野をプロ並みに学べるほど頭は良くないし、人生もそこまで長くないのが現実でしょう。

そのようなときは、「あの人ならその分野に詳しいから、教えてもらおう」というように、その分野のスペシャリストを探すことができれば良いのだと思うのです。

つまり、あらゆる分野にネットワークを巡らせておくこと。

そのためには、年齢やステータスといった形式的なものは取っ払ってしまう意識が大事です。

たまに「年下の人に教えてもらうなんて・・・」という人がいますが、そのような無駄な意識があると、貴重な情報も見逃してしまうはず。

有益な情報や貴重な機会といったものは、上下左右に人のつながりを持っている人に集まってくるものです。

ですから、年上の人だけでなく、年下や同年代のネットワークを持っておくことを意識しておきましょう。

 

リソースとつながるために自分も磨き続ける

学校で学ぶ科目や大学の学部も細かくなってきた現代。

情報そのものを学んで持っているよりも、重要な情報やプロフェッショナルの知識を持つ人とのつながりがあることが重要なのではないでしょうか。

ただ、異業種交流会に参加して、やみくもに名刺を収集しても意味はありません。

よく言われるように、「誰を知っているか」よりも、「誰に知られているか」が大切だからです。

また、たとえば、自分に困ることがあり、「あの分野のことがどうしても知りたい」と思った際に周囲を見渡してみて、

・ブログのことならあの人
・税金のことならあの人
・Excelのことならあの人
・トライアスロンのことならあの人
・ドローンのことならあの人
・WEBマーケティングのことならあの人
・ツマノミクスのことならあの人
・営業のことなあの人
・保険のことならあの人
・会計のことならあの人
・MGのことならあの人
・マラソンのことならあの人
・法律のことならあの人
・早起きのことならあの人
・コーチングのことならあの人

といったように、ほかの人の知識や能力といった人的なリソースが思い当たるようにしておくことが大事なのです。

このようなタグがなければ、検索してもヒットしません。

自分の人的なつながりから検索できるタグをもっていることこそ、人脈と言えるのだと思うからです。

もちろん、友人たちもそれぞれの分野でのプロフェッショナルですから、適切な対価を支払うことは必須です。

また、自分自身の面でいえば、仮に10年間同じ仕事をしていたとしても、「もう学ぶことはない」となる必要はありませんし、そうなってしまったら成長がとまります。

そのように考えていくと、「知らないので教えてください」と言うことは、決して恥ずかしいことではないのですよね。

そのようなプロフェッショナルたちに相手にしてもらえるように、自分も貢献できるような知識やスキルを磨いておくことも欠かせません。

さて、まとめると、自分が課題を抱えた際に、その課題を解決したり、進展させるといった手段を知る「人の手がかり」を持っているかどうか。

それが、その人にとっての人的な無形資産ということです。

ですから、まずは自分を磨き続けつつ「人」へのつながりに投資して、良質な人脈を築いていきましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、仕事終わりにコーチングセッション。

その後、「習慣化の学校」メルマガの仕込みを行ない、ブログも更新。

追われる感覚なしに仕事が進むというのは、快適ですね。(^_^)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

目標達成のために。運がいい人から「ラッキーの花粉」をもらう

目に見えないけれど大切なものに「運」あります。 目標達成のためには、その「運」も活用していきましょう。   運が悪い人は不採用にする松下幸之助さん パナソニックの創業者である松下幸之助さん。 …

「これだ!」という夢や目標が見つからないときは、どのような行動をとっていけばいいのか?

夢や目標、「やりたいこと」に出会うのは、恋愛のようなもの。 そのような気づきがおりてきたので記事にしました。   スポンサーリンク   夢や目標はなければだめなのか 今日は、コーチ …

映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』が、まるで『キャプテン翼』の世界だった件

先に書いておきます。 今日の記事はWBC(野球)とマンガ『キャプテン翼』の偏愛記事です。(笑) この2つにご興味がない場合はおもしろくないと思いますが、一方で2つにご興味がある方々には、きっと共感して …

大きなゴールと小さなゴールはどちらが大切なのか?そして、柄つきのスポンジと柄なしのスポンジはどちらが必要なのか?

目の前の1歩が、未来のゴールに確実につながっている。 そのような有効な行動を積み重ねることが、私たちの人生を豊かにしてくれると信じています。   そうじツールの使い分けとゴール達成の共通点と …

優柔不断に悩む人は、自分のことを理解していないのかもしれません

あなたは、優柔不断でしょうか? だとすると、自分のことをどれくらいわかっているか考えてみるといいかもしれません。   自分のことを知っているかどうか 自分のことを知ることや自分を理解すること …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。