気づきの習慣

「人に頼らず自分だけでがんばる」を手放す。「頼る」の定義を変えてアクションを起こそう。

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あなたは、人に頼られるとどのような気持がしますか?

「うまく人を頼ることができなくて損している・・・」と思う方に向けて記事を書きました。

 

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人に頼られたときにどんな気持になりますか?

先日、お客さま訪問を終えたときのこと。

地下鉄の神谷町駅で電車を待っていると、外国人カップルに声をかけられました。

英語で「東京タワーはどの出口ですか?」と言っていました(たぶん・・・)。

私もすぐにはわからなかったので(笑)、駅構内の看板を見ると東京タワーへの最寄りの出口は「2番出口」とありました。

私は拙い英語で「EXIT 2!」と、師匠のブログタイトルを思い出しながら(笑)相手に返答。

2人とも思いのほか喜んでくれて、私も嬉しい気持になりました。

また、先日は友人から、「複業について話をきいてもらえないか」というメールをもらいました。

そのメールを読んだときも、嬉しい気持ちになったものです。

さらに、毎日のように届くコーチングクライアントさんからの連絡やセッションも同じく嬉しいものです。

人に頼られること。

それは、自分が好きな人に頼られるのなら、嬉しいものなのですよね。

苦手な人に頼られると微妙な気持になりますが。(^_^;)

 

うまくいっている人はほかの人に頼っている

一方で、

・自立することが大切。

ということ、これは私も同感です。

自立している人間同士でなければ、切磋琢磨するようないい人間関係は築けないように思います。

ただ、

・人に頼ってはいけない

・自分ひとりでやらなければならない

・人に迷惑をかけてはいけない

という気持が必要以上に強くなりすぎると、困ったときに人に頼れなくなってしまい、自分ひとりでがんばろうとしすぎてしまうものなのですよね。

もちろん、「自立していると見られたい」「自立している人間でありたい」という気持は誰にでもあると思います。

だから頼れないのですね。

当然、私にもあります。

そして、私がそのように思ってしまう裏の気持を分析すると、

・自分の弱さを知られたくないから

があると思います。

しかし、弱音をいっさい吐けないというのは、人間にとってきついこと。

ただ、一方で興味深いことに、ほかの人を頼らない人(頼れない人)は、なぜか頼まれごとを引き受ける傾向にあるように見えます。

これも裏を見ていくと、

・セルフイメージが低いことに要因がある

ことが多いのです。

自分が頼れないのに、ほかの人の問題も抱え込んでしまうと、さらに自分を追い込むことになってしまうのですから、困ったものです。(^_^;)

ですから、

・ほかの人にうまく頼る

ことをやっていくといいのだと思います。

頼らない人が完ぺきな人間であるわけでもないです。

実際のところ、完ぺきな人間になる必要はありません。
(そもそも、「完ぺき」は幻想ですし)

むしろ、うまくいっている人は、自分に足りない部分をほかの人に補ってもらうことで成果を上げているものです。

松下幸之助さんやスティーブ・ジョブズさんなども、自分がわからないことは素直に人に尋ねること、そして誰かに助けてもらうことを実行してきたと言われていますよね。

 

「頼る」定義を変えて、小さくトレーニングしていこう

では、「頼れない人」は、どのように「うまく頼める人」に変化していけばいいのでしょうか?

私自身、うまくできているかと言われるとそうでもないのですが、、、意識していることは言葉の意味を変えることです。

要は、「頼る」という言葉を、「人に迷惑をかける行為」と捉えるのではなく、

“ほかの人を頼ることは悪いことではない。

むしろ、ほかの人を幸せにすることだ。”

という風に定義を変えてみるのです。

たとえば、冒頭に私の例をあげたように、迷っている人に道案内をしてあげるで喜ばれること。

年配の方に親切にしてお礼をを言われること。

キャリアについて悩む友人の相談にのって「ありがとう!」と言ってもらえたこと。

このようなとき、あなたはどのような気持になったでしょうか?

友人に対して、

・迷惑だなあ

・面倒くさい

・自分で何とかしなよ

と感じるでしょうか?

むしろ、感謝されたときに、感謝によって自分の心があたたかくなったのではないでしょうか?

このように、人は生まれながらにして「誰かの役に立ちたい」という本能が備わっているものです。

誰かの役に立つことによって、自分の存在意義を確認できるからですね。

あなたの周囲にも、なぜが助けてあげたくなるキャラクターの人がいませんか?

人はバランスをとりたくなる生き物。

相手に不足している部分があれば、自分でうめてあげたくなるわけです。

そうして、「自分誰かの役に立てた」という充足感が生まれるのです。

ですから、「無理に自立しようとする自分」を手放してみましょう。

具体的な方法は、ほかの人に小さなお願いをしてみることです。

いくら頼って欲しいとはいえ、いきなり大きな依頼を抵抗ありますよね。(笑)

自分の弱さを受け入れて、ほかの人に頼れるようになったとき、また少し成長した自分になれるものなのです。

 

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■編集後記

昨日は、「やりたいことリスト100をつくる」セミナーを開催。

質問攻め、ノンストップの2時間15分でしたが、ご受講者さんの真剣さに圧倒されました。

ただ、セミナーのあいだずっと文字を書き続けていたので、腱鞘炎になっていないか心配になるくらい。(笑)

それくらい熱心な方でした。

セミナー後にお礼のメールが届き、感激です。

このようなとき「やってて良かった」と思うんですよね。(^_^)

【今月のランニング走行距離】
21.25km/目標100km

【募集中】
・4月24日 19:30〜21:30
これで習慣化できる!「良習慣の見つけ方&続け方」セミナー
〜今の自分に本当に必要な習慣を発見しよう〜

・5月2日 19:30〜21:45
「やりたいことリスト100」をつくるセミナー
〜やりたいことで満たされる毎日をつくろう!〜

・5月10日 19:30〜21:30
もう2度寝しない!「早起き習慣化セミナー」
〜朝2時間の自由時間を生み出す〜

・5月17日 19:30〜21:30
毎日ブログを更新する!「ブログ習慣化」セミナー
〜ブログを書く習慣で毎日を充実させる〜

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