良習慣の習慣

大きなゴールへの到達こそスモールアクション。小さな行動の積み重ねがイノベーションを起こす。

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毎日の積み重ねが重要だと思いつつも、1歩1歩は地道かつ地味なもの・・・退屈です。(^_^;)

ただ、それでもやはり小さな行動が大事です。

その積み重ねが、ショートカットの可能性をつくり、イノベーションにつながる可能性になると思うからです。


 

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ゴール実現にはスモールアクションが不可欠

・夢
・目標
・やりたいこと

それらを高く掲げたとしても、願いがすぐに叶うとは限りませんよね。

それでも、自分の人生をあきらめない人であれば、

・これをやりたい
・あれもやりたい
・できればこれもやりたい

という感情が出てくるものでしょう。

そこには、自分の欲求があるからですよね。

自分欲求を言語化したり、ゴールをイメージすると、自分の中に「この目標を追いかける」という決断が強くなります。

その意味でも、公言や宣言できる目標であれば、どんどんオープンにした方がいいですよね。

もちろん、ただ公言したり宣言するだけでは、目標は達成できません。

欲求や意図にともなった小さな行動、つまり「スモールアクション」が必要です。

地球は行動する人に味方する惑星と言われていますので。

自分の欲求から生まれた目標には、必ずスモールアクションがあるはずです。

私が今取り組んでいるダイエットであれば、

・食事内容を見直して食べるメニューを選ぶ
・筋トレをする
・運動をする

といった行動が、ゴール達成までのスモールアクションになるでしょう。

あらためて言うまでもなく、そのような具体的な行動が不可欠ですよね。

 

意図を持ったスモールアクションは無駄にはならない

ただ、そのようなスモールアクションの1つひとつは、じつに地味で退屈なものです。

また、スモールアクションを続けていても、ふとゴール達成をイメージした際に、そのギャップの大きさにがく然とすることもあります。

私自身、ブログや水泳など、日々のトレーニングに取り組みつつも、「本当にこのままで目標達成できるのかなぁ・・・」という気にさせられることも多いです。

しかし、そのスモールアクションの積み重ねが、現実を少しずつ動かしていくのだと言い聞かせています(無理やりにでも)。

たとえば、私が商業出版をするという夢があり、すでに自著を出版している師匠から「伊藤さんの実力だと、商業出版をするためには、合計で5,000万字を書いてトレーニングしなければなりませんね。」と言われたとしましょう。

アドバイスを受けて、商業出版のためにブログを毎日1記事書き、当ブログの記事のように1日2,000文字前後を書くトレーニングをしていきます。

それが、毎日の時間の中で確保できるキャパなので、その中で最善を尽くすのです。

しかし、そのペースだと5,000万字を書き終えるまでに、およそ70年かかります。

これでは現実的ではありませんよね。。。

出版が決まる前に、人生のリミットがきてしまいます。(^_^;)

そのように考えると、毎日ブログを1記事書いていくことは無駄な行動のように思えてきます。

ゴール到達は遠大で、果てしない旅路になることは間違いないからです。

ただ、私はそのような意図を持ったスモールアクションを、無駄な行動だとは思いません。

日々、ゴールに向かってトレーニングを積むことによって、プロセスの中にゴール以外のメリットも付加されてくるからです。

ブログであれば、

・言語化能力
・文章力
・記事構成力
・インプット量の増加
・継続力

などが身につきます。

 

スモールアクションの連続が奇跡を起こすかもしれない

そのような遅効性のスキルを磨いているうちに、あるとき偶然にも本の編集者の方に遭遇する機会がきたとしましょう。

意図しない幸運ではありますが、それをきっかけに編集者の方に興味を持っていただき、それまでに書いてきたブログ記事や取り組みに共感をしてくれる可能性があるのです。

その可能性はまったくゼロではありません(書き続けている限り)。

また、こつこつと書き続けてブログ記事が積みかさなっていれば、信用も感じてもらえるかもしれません。

「ああ、この人は本気なんだな」と思ってもらえる可能性も高まります。

すると、編集者の方が一緒にテーマを考えてくれたり、企画を出版会議にあげてくれるかもしれないのです。

もしもそうなれば、夢を叶える可能性が一気に高まることになりますよね。

このようなケースを想定するとわかるのですが、前提として、そもそも1日1記事・2,000文字前後を日々書いていなければ、その奇跡はおきません。

何年も継続してきた取り組みの姿勢や、その目的のために日々どのようなスモールアクションを積み上げているのか。

私が逆の立場で編集者であったならば、そのポイントに注目すると思います。

書き続けていれば、たとえ編集者との出会いがなくとも、

・出版している友人が声をかけてくれる
・電子書籍の制作を検討する
・クラウドファンディングを活用する

といった方向性もあり得ます。

それがどのように起こるのかは、自分ではコントロールできません。

ただ、スモールアクションを続けていくことで、偶然が生まれることがありますし、幸運を運んでくる可能性は増えるでしょう。

大きなゴールであればあるほど、そこにたどり着くまでにいろいろなタスクが複雑にからみあっているものです。

それでも、地道かつ地味な行動も含めて、そのプロセスを山登りのように小さく行動をしていく。

登っている途中の景色も含めて、楽しめれば理想的ですが、そのためにもスモールアクションが必要です。

ご自身の夢を叶えるためのスモールアクション、ぜひ1歩ずつ踏み続けていきましょう。

 

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■編集後記

昨日は、仕事終わりで家族とファミレスで待ち合わせ。

私の複業の新しい活動、トライアスロンのレースやトレーニングの予定など、ふと気がつくと私のやりたいことがたまってきていたので家族会議を開きました。

妻に話していると、自分の思考も整理されるんですよね。

家族のスケジュールとのすり合わせや優先順位を考えることにもなり、いい取捨選択の時間となりました。

私はすぐに「あれもこれも」とやってしまう癖があるので・・・(^_^;)

実際、冷静になってみて感じるのですが、昨日話した取り組みを7月中に全部やっていたとしたら、すべて中途半端になって破綻していたでしょうね。(笑)

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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