昨日は、トライアスロンのコンセプトショップ「アスロニア(ATHLONIA)」さん主催のオープンウォーター練習会に参加してきました。
人生ではじめてのオープンウォーター&ウェットスーツでのスイム体験を記事にしました。
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千葉県の保田駅までオープンウォータートレーニングに出発
開催地は、千葉県の保田にある「サンセットブリーズ保田」横の海岸です。
最寄りの保田駅は、JR千葉駅から電車で1時間20分前後。
保田駅から「サンセットブリーズ保田」までは徒歩20分、タクシーで1メーター(690円)です。
練習会は、13時スタート。
電車は1時間に1本くらいなので、注意しましょう。
私はオープンウォーターの練習会にはじめて参加するので、余裕を持って11時38分に保田駅につくように出かけました。
・・・が、いきなり電車の乗換えをミスして、1本逃してしまいました。
電車でブログを書いていたら、熱中しすぎて乗換えを忘れたのです。。。(T_T)
その次の電車は、12時33分着。
練習会スタートまで27分しか時間がありません。
仕方なく千葉駅からタクシーを予約して、保田駅まで迎えにきていただくことにしました。
そうして、保田駅に到着。
▼シンプルな駅です。
駅前にもコンビニがありませんので、現地調達は考えないほうが良いでしょう。
タクシーに乗ると、保田駅から「サンセットブリーズ保田」までは5分もかからず到着。
▼こちらが「サンセットブリーズ保田」の入り口です。
施設に入ると、アスロニアの平野藍コーチが受付をしてくれていました。
私がトライアスロンを目指そうと決めた5年前にアスロニアさんの「ホノトラチャレンジ」に参加して以来、久しぶりにお目にかかりました。
今回、私はキャンセル待ちで申し込んだため、こちらで3,400円を支払います。
(通常はクレジットカードで前払いです。)
受付を済ませて浴場へ。
浴場の着替えるスペースでウェットスーツに着替えます。
私は、本番のレースを想定して、トライアスロンチーム「ポセイ丼」のトライウェアをきて、その上にウェットスーツをきました。
ウェットスーツを着るのは、買う時の試着も含めて4回目でしたが、まだ慣れません。。。
急いで着替えをすませて集合場所に行くと、「ホノチャレ」(ホノルルトライアスロンを目指す初心者のための合同トレーニング)で知りあったトライアスリートの先輩がいました。
また、同じく「ホノチャレ」で教えていただいた岩田コーチや小林コーチといったアスロニアのコーチ陣もいらしたのでごあいさつ。
やはり知った顔があると、嬉しいものです。
電車の乗り換えミスからずっとあせっていた気持は、ここでひとまず落ち着きました。
練習会の内容をふり返る
13時ちょうどに練習会スタート。
練習会には40人弱が参加しており、活気があります。
参加メンバーは20代から60代くらいまでで、男女比は男性8割・女性2割くらいでした。
午前中は雨が降っていましたが、午後はやんでくもり。
水温は20度弱で、海の水はキリッと冷たく感じました。
保田の海は遠浅で透明度も高く、きれいな海でした。
▼波もほとんどありません。
ホノチャレの先輩は、「今日はプールみたいなもんだね〜。」と言っていました。
それにしても、ウェットスーツを着ているとはいえ 4月の海を泳ぐのに40人も集まるとは・・・。
さすがトライアスリート、私は好きです。(^_^)
さて、ここで当日のトレーニングを簡単にふり返ります。
(1)コーチあいさつ~準備運動
まずはコーチのあいさつから。
その後に準備運動からスタートしました。
(2)足抜き、ドルフィンスルー
トライアスロンは、レースにもよりますが、浜辺から海に向かって走ってスタートするパターンがあります。
通常、陸上で走るときは足を前に出しますが、同じように走ると海では足をとられます。
そうなると無駄なエネルギーを使ってしまうのです。
そのため、足を前ではなく、横に開くように走ります。
こうすることで、無駄な体力を使わずに効率的に走ることができるそうです。
また、ドルフィンスルーは、海面が太ももくらいまで達したときに、上半身からもぐって、海底を手でキャッチして前進します。
足抜きと泳ぎ出しの中間地点で有効なテクニックです。
この練習をやってから、一番手前のブイまで泳ぎました。
(3)ヘッドアップ
当然ですが、海ではプールにあるような底のラインやロープはありません。
クロールをしながら頭を上げて、前方を見ながら泳がなければならないのです。
これが私にはほとんど初体験。
TIスイムに通ってなんとか泳げるようになってきたところなのに、さらに新しい動きが加わったのです。
それも、初めてのオープンウォーターで。。。
手のかきかた、息つぎのしかた、体をローリングすることを意識しながら泳ぐ。
それだけでも大変なのに、さらにヘッドアップまでおこなう。
これがスイム初心者にはきついのです。(^_^;)
息つぎのタイミングがあわず、思わずヘッドアップしながら呼吸をしてしまい、おいしく海水をいただきました(笑)。
ただ、このような強制力のある場でないと、なかなかトライしない自分の性格を知っているので、良い練習となりました。
コーチいわく、あせって早く泳いで蛇行するよりも、マイペースであってもしっかりとヘッドアップをおこなってまっすぐ泳いだほうが良いのだそうです。
ヘッドアップで100メートルくらい先のブイまで泳いで、浜辺に戻ってくるトレーニングとなりました。
さて、、、最長で50メートルプールしか泳いでいない私が200mを泳げるのか?
「行けるところまでいってみましょう。僕がついていきますから大丈夫ですよ!」と岩田コーチにつきそってもらいながらドキドキのスタート。
しかし、70mくらい泳いだところで海水を勢いよくのみ、泳ぎがストップ。
足がつかない場所だったので軽くパニックになり、岩田コーチがひっぱっていたゴムボートをキャッチ。
呼吸をととのえて、なんとか周回しました。
帰りのターンでまたゴムボート救助・・・。
ウェットスーツを着ているのに、2回もおぼれそうになったのです。
そして、2回とも岩田コーチにフォローしていただきました。(^_^;)
(岩田コーチ、ありがとうございます!救われました・・・!)
この時点で、少しだけ帰りたくなっていました。。。
(4)5分間インターバル
今度は、5分間隔でブイを周回するトレーニング。
ここで、上級者、中級者、初心者にわかれます。
私はもちろん初心者グループ。
3つのブイがあり、上級者は3つ目の遠くのブイまで行って戻ってきます。
私は、一番手前の第1ブイ(初心者グループ)で周回。
一番手前なのですが、先発の上級者より浜辺に戻るのが遅いです。。。
6月のレースが本当に心配になってきました。
(5)20分連続で泳ぐ
最後は、2番目のブイと3番目のブイを周回しながら、20分泳ぐトレーニングでした。
私は、浜辺と1番目のブイを周回する特別コース。(^_^;)
(私のほかにも何人かいらして、安心してしまいます・・・笑)
このトレーニングのとき、スムーズに泳げる瞬間がちょっとだけありました。
あい変わらずヘッドアップしながら泳ぐのは大変なのですが、少しだけ感覚をつかめたのかもしれません。
そうこうしているうちに20分間が終わり、練習会は終了。
最後にコーチたちから総評があり、「ヘッドアップの練習をプールでも行いましょう。」というアドバイスがありました。
もちろん、私は「よし、、、プールでヘッドアップの練習をしよう。」と、思いました。
2時間という練習会でしたが、私にとって本当にわずかの間に時間が過ぎ去りました。
解散のとき、呼吸が乱れていたこともあったのだと思いますが、頭がぼんやりとしていて、なんだか現実感がないような。
そんな感覚でした。
そして、海水をたっぷり飲んでのどが渇いていたためか、練習後の普通のミネラルウォーターが異様に甘く感じたことが強く記憶に残っています。
練習会終了後のあたたかいシャワーで生き返る
終了後は、また「サンセットブリーズ保田」へ戻ります。
施設に入る前にウェットスーツを真水で洗いました。
洗ったウェットスーツを壁に干して足を荒い、浴場へ移動。
なかなか脱げないウェットスーツと格闘したのちにシャワーを浴びます。
あたたかいシャワーで生き返るような気分!
この日だけなのかはわかりませんが、浴槽にはお湯はなくてシャワーだけでしたが十分でした。
シャワーを終えると時間は15時40分くらい。
ちょうど保田から上りの電車が出る時間でしたが間に合うはずもなく、、、
次の電車は16時40分発だったので、だいぶ時間があきます。
コーチたちにお礼を言って「サンセットブリーズ保田」 を出ました。
「サンセットブリーズ保田」 からほど近い場所にスーパーがあったので、そこで軽い食事と缶ビールを買いこみ、のんびり電車を待つことにしました。
帰りは保田駅まで20分ほど歩き。
電車は定刻にやってきて、ようやく電車に乗り込みました。
まとめ
このようにして、私のオープンウォーターデビューが終わりました。
やさしいコーチたちに囲まれ、笑顔のたえない練習会で、非常に充実した時間となりました。(^_^)
トレーニングの楽しさと一緒に大きな不安も出現。
さらに海水の洗礼も浴びました(笑)。
本番まであと2ヶ月弱あるので、スイムを集中的にトレーニングしないといけません。
ただ、私は今回の2時間で成長を感じました。
オープンウォーターの練習会によって、
(前)オープンウォーターを経験していない自分
と、
(後)オープンウォーターを体験した自分
とが、明らかに違う感覚でした。
これは、フルマラソンを初めて完走したときや初めてセミナーを行ったときのような感覚です。
私にとって、成長の定義とは、「今までできなかったことが、できるようになること」。
ですから、オープンウォーターでもおぼれずになんとなくだけれど泳げた自分を発見したからこそ、成長を感じることができたのかもしれません。
なにせ、昨年までは本当に25mを泳ぐのがやっとだったのですから。
たとえカナヅチであっても、あきらめずにトレーニングを続ければトライアスロンを完走できる。
たくさんの方が克服されていることだとは思いますが、自分自身の手でやってみたいと思っています。
私にとっては、それはその他のスポーツではなく、トライアスロンでやってみたいのです。
私は、ゴルフでグリーンの芝目を読んでいる目線よりも、ウェットスーツを着て浜辺を走って海にダイブする人に憧れます。
(たとえでゴルフを出しただけで、ゴルフがきらいなわけではありません)
私の自分欲求にふれているのでしょう。
本番のレースまで、できる限りトレーニングを積み重ねていきたいと考えています。
アスロニアさん主催の次回のオープンウォーター練習会は5/3です。
もしご興味あれば、ご一緒しましょう!
5月3日(火・祝)も開催!ATAオープンウォータートレーニング | ATHLONIA’s Information | トライアスロン – アスロニア ATHLONIA
アスロニアさんのHPはこちらで、
サンセットブリーズ保田さんのHPはこちらです。
南房総:サンセットブリーズ保田|スポーツ&ネイチャーアクティビティ宿泊施設
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■編集後記
千葉駅から保田駅までは1時間20分前後。
とはいえ、自宅から考えると2時間30分くらいかかりました。
往復で5時間。
2時間のトレーニングのために、1日かかってしまいました。。。
まあ、本を1冊読み、ブログネタを3記事くらい仕込めたので無駄にはなっていませんが(笑)。
それと、帰りの電車で寝過ごして1駅乗り越した、なんてことは誰にも言えません・・・(汗) 。
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
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