思考の習慣

「自分はだめな人間だ」思考におちいりそうになったらどうするか。過去の成功体験に焦点をあてること。

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自分のことを「この程度の人間だから」と思っていると、それ以上の人間になることは難しいと思っています。

「自分はだめな人間だ」という思考におちいりそうになったときは、自分ができていることに焦点をあてることで、マイナス思考から脱出しましょう。

 

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「だめな自分」の証拠集めをしてしまう思考習慣

最近、いろいろとミス続きです。。。(^_^;)

・メルマガの発行をミスした(設定ミスなど)
・セミナーのお申込みを見逃していた
・アポを1時間間違えてしまった

など、思考習慣を改善する前の私だったら、かなりダメージを受けていたかもしれません。

「なぜ、自分はだめなんだろう・・・」と考えてしまっていたからです。

そのようなセルフイメージを持っていると、「だめな自分」の証拠集めをしてしまうのですね。

その結果、先述のようなミスがあると、「ほらね。やっぱり自分はだめでしょう?」と考えるようになってしまうのです。

この傾向は私に限らず日本人には多く、間違ったり失敗をした際に、自分を責めてしまう思考習慣があります。

ミスした自分を許すことに慣れていないと、ストレスが大きくなり、自暴自棄になりがちなのですよね。

そのようなことを繰り返しているうちに、自分をだめな人間だと思っていたほうが都合がいいのだと信じるようになってしまいます。

 

「全然勉強していない」と言う人の理由

学生時代、テストの当日に、「いやー、全然勉強してないから、今日のテストは捨てたよ」と言う人がいましたよね?

それは、本番前の言い訳のようなものなのです。

まあ、そう言ったはずの人が、自分より良い点数をとっているということはよくあることですが。(笑)

自分の能力が試される場所で、本番前にいつもより不調なことをアピールしてしまうことを、心理学では「セルフ・ハンディキャッピング」といいます。

自分自身にハンディキャップを与えることにより、失敗したときに「やっぱり」と言い訳ができるようになります。

成功した際にも、「本調子じゃなかったんだけど、意外といい結果だった!」と、自己評価を高める効果があるのですね。

しかし、注意しておかないと「自分はだめな人間だ」と思えば思うほど、本当に自己肯定感が低い人間になってしまうもの。

自分で自分に対する期待値をさげてしまうことになるからです。

 

自分の成功体験からモチベーションを高める

そもそも、「自分はだめな人間だ」という意識はどこからくるのでしょうか?

もっとも多いのは、ほかの人との比較でしょう。

ほかの人と比べて「自分は劣っている」と感じるからこそ、「自分はだめな人間だ」と感じてしまうのです。

・あの人はもっと努力しているのに、自分は・・・
・あの人はあれほど優秀なのに、自分は・・・
・あの人はすごく収入があるのに、自分は・・・

という感じに。

このとき、焦点があたっているのはできないことや不足している部分です。

そうなれば、誰でもモチベーションはさがりますよね。

これでは悪い方向に進んでしまうでしょう。

ここで有効なのは、自分の成功体験を思い出して、問いかけてみることです。

・これまで、どのようなことを達成してきたのだろう?
・これまで、どのようにして困難をのり越えてきたのだろう?
・これまで、どのように問題に対処してきたのだろう?

ということですね。

過去をふり返れば、誰にでも必ずのり越えてきたことがあるはずです。

そこに自信をとり戻すポイントが隠されていることが多いのですね。

実際、自信、つまり自分を信じるのに、根拠は必要ありません。

「根拠のない自信」を持ちつつ、「なんとなくできそう」でOKなのです。

それなのに、「自分はだめな人間だ」と思っているとその現実を引き寄せてしまうもの。

そうならないためにも、「自分はだめな人間だ」思考におちいりそうになったら、

・自分ができること
・自分がやってきたこと
・自分が達成してきたこと

などを思い出してみることによって、活力をとり戻していきましょう。

そのためにも、成功体験をまとめておくことはおすすめです。

 

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■編集後記

昨日は、新規クライアントさんとのコーチングセッション。

近畿地方の方なので場所は離れているものの、1年以上おつき合いのある方なので距離は感じません。

1年後のゴールを絶対に実現するべく全力でサポートしていきます!
(Tさん、何とぞよろしくお願いいたします!)

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