コミュニケーションの習慣

「俺、がんばってる!」よりも、「未来投資時間」を必死に確保しよう。

投稿日:


昨日、継続のクライアントさんがコーチングセッションに来てくれました。

しかし、話を聞いて驚きました。

じつは仕事が佳境で徹夜明けだったのです。

ただ、そこでセッションをキャンセルをせずに、時間を確保してやってきてくれました。

しかもセッションが終わったあとは、また職場に戻るという。

この行動が嬉しかったですし、頭の下がる想いでした。

ただ、「未来を考える時間」というものは、このようにして必死に確保しなければ、いつまでたってもやってきません。

8012c9c117c4dafcac4e925aaf43f9f7_s

 

スポンサーリンク

 

気合のプロジェクトが終了したときは要注意

ということで昨日は、継続クライアントさんとのコーチングセッションでした。
(Sさん、ブログでご紹介くださりありがとうございます!)

セッションの内容とは違うのですが、話しているうちに2人の近況に共通点があることに気がつきました。

まずクライアントさんは、必死に努力していた3ヶ月のとあるプロジェクトがいったん終了しています。

そして次の段階に向けて、努力を積み重ねていくフェーズです。

ただ、プロジェクトの最中にほかの人に任せたはずの仕事が手戻りしいる状況で、トレーニング量は減少してしまっているということでした。

手を抜いているわけでもなく、意識を下げたわけでもありません。

一方、私も、今年の運動面での最大の目標だったトライアスロン オリンピックディスタンスをなんとか完走できました(最下位ですけれども・・・)。

少しでもタイムを上げていくためにも、トレーニングを継続する必要があります。

しかし、クライアントさんと同じく、トレーニング量は減っています。

スイムこそ週に1回ペースでなんとか行っていますが、バイクとランは手つかずです。。。

 

必死の目標があれば行動が変わる

2人で話したのは、「強烈な目標があるときは、行動力が違うよね。」ということです。

お互いに日々を適当に過ごしているわけではありません。

むしろ、3ヶ月プロジェクトやトライアスロン完走に向けてトレーニングに集中していた時よりも、仕事量が増えています。

一生懸命に仕事に取り組んでいるのです。

ただ、実はこの

・目の前の仕事を一生懸命やっている!
・がんばってるよね、俺!

という感覚がくせ者なのです。

目の前の仕事をこなしていくことで満足感を味わい、「より重要なこと」に時間を取りにくくなるのですよね。

たとえば、クライアントさんは、目標のプロジェクトに集中するために高密度で仕事をおこないました。

「ここまで渡したらリスクがあるかな?」というレベルまで部下の方に仕事を任せるくらいに。

私も、スイムが本当に危ない状態だったので、会社を午前中休みにしてでもスイムトレーニングに通いました。

また、60キロマラソン大会直前には、ランチタイムの後も会社のまわりを軽くジョギングすることもありました。

これまでにやったことがないことです。

しかし、十分なトレーニング時間がなかったので、必死に頭を使ってトレーニングする時間を確保したわけです。

それは、目の前にどうしても達成したいゴールがあったからなのですね。

 

将来のための短期的なゴールを設定しよう

お互いの最大の目標がいったん終了してしまった今は切迫感が薄れているようです。

短期的なゴールがなくなって、がんばりを忘れてしまったかのように。

もちろん2人とも今でも目標は持っていますし、ゴールを目指しています。

ただ、目標が遠く、いまいちリアリティーを失っているのです。

まるで手元にあるのに、実体が見えない光のようです。

「日々のタスクをがんばっている感」に流されていると、いつの間にか今まで同じ日常に帰っていきます。

その引力は強い。

抗おうとしなければ、すぐに安全領域に馴染んでしまうのです。

クライアントさんと、「このままじゃいけないよね。」ということで、さっそく行動目標を立てました。

クライアントさんは、どっしりと腰をすえて人生の3カ年計画をたてる。

私は、どんなレースでも良いので、まだ申込みできるトライアスロンのレースを探す。

不足していた「中長期を見据えた上での、短期的には必死なゴール」を目指していきます。

今、あなたが持っているゴールは必死になれるものですか?

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

記事の通り、昨日はコーチングセッションでした。

クライアントさんの3カ年計画をつくるためにインタビュー形式のセッションを提案しました。

すると、クライアントさんがちょうど3カ年計画を考えようとしていたということで、見事なシンクロに2人で驚きました。

継続して関わっていると、このような偶然にも出会うものなのですよね。(^_^)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-コミュニケーションの習慣

執筆者:

関連記事

なぜ、あなたが伝えたいことは相手に届かないのか?

伝わるコミュニケーションと伝わらないコミュニケーション。 2つの違いはどこにあるのでしょうか。 伝わるコミュニケーションの極意を記事にしました。   フィッシング詐欺を防ぐ方法 ここ1ヶ月、 …

目標が未達でも大丈夫。プロセスでの成長を重視して、目標にあなたの価値を決めさせないように。

目標をたてても未達になることがあると思います。 そのようなとき、どうとらえていけばいいのでしょうか。   スポンサーリンク   目標未達は「まだ達成していないだけ」ととらえる 先日 …

コーチを選ぶ際の私の3つの基準。コーチもマイコーチを雇うべきか?

コーチング業界では、コーチがマイコーチを雇うことが多いです。 私も肯定派なので、その理由を記事にしてみました。   スポンサーリンク   コーチ自身にマイコーチは必要か 先日、遠方 …

「良いコーチは、良いクライアントさんによって育てられるものである」という言葉が湧き上がってきた日。

つらい時期がありましたが、コーチとしての最初の目標、 ・セッション時間が100時間を超えていること ・そのうち有料セッションが75時間を超えていること ・有料クライアントが8人以上であること を達成す …

親は子どものコーチになろう。考えを受けとめてアドバイスは最小限に。

子育てとコーチングは相性がいいものです。 コーチにも親にも、あまり余計な口出しをせず、相手を信じて見守るスタンスがあるからです。   スポンサーリンク   息子とゆっくり語らう時間 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。