良習慣の習慣

習慣化目標を公言しよう。内部と外部のモチベーションの組み合わせが習慣化のパワーになる。

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ダイエットの習慣化、今のところ順調です。

2年ぶりのダイエットの習慣化にトライする中で強く感じるのは、やはり「自分の内部のモチベーション」と、「自分以外の外部のモチベーション」を組み合わせた際の威力です。

 

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レースに完走するためにはレースに申し込まなければならない

「トライアスロンのレースを完走するために絶対にやらなくてはならないことは、まずレースに申し込むことです。」

以前、トライアスロンをはじめようと思った際に、アスロニアさんのトライアスロンのセミナーできいた言葉です。

それは、初心者のためにひと通りトライアスロン入門への心構えと準備物を教えてくれるセミナーでした。

私は4年前にそのセミナーに参加した際に、先述の言葉を聞きましたが、今にして思えば「あのとき、岩田コーチが言っていたことは本当だよなぁ」と感じています。

なぜなら、レースに申し込むと、「やるか、やらないか」という選択肢が消えるのですよね。

何より大きいのは、「私はトライアスロンのレースに出場します!」ということを、自分にも周囲にも「公言する」という事実が誕生することです。

 

公言することによって自己規律感を高める

人間は、本能的には面倒なことを嫌う生き物です。

私は、習慣化や心理学を学び、自己対話し、自分のことを知れば知るほど、「なんと怠惰な奴なんだろう・・・」と落ち込みます。(^_^;)

面倒なことが苦手なので、避けたくなるのです。

しかし、いくら面倒くさいことがあったとしても、そのまま何もやらずにいたのでは、「自分が期待できる自分」にはなれませんよね。

幸いにも、私には「でも、成長はしたい」という気持だけはありました。

たとえば、私がいま取り組んでいるダイエットの習慣化。

そもそも食べるという行為は、人間の生存本能にある究極の欲求です。

その本能に、ある意味で反発する行為がダイエットとするなら、習慣化の難易度は高いと言えるでしょう。

その難易度の高い習慣に、面倒なことが嫌いな人間がどのように挑むのか?

その助けとなってくれるのは、「公言すること」です。

要は、コミュニティーの友人たちやブログなどで、「ダイエットの習慣化にトライします!」と伝えてしまうことですね。

私は常々思っているのですが、自分の心の中だけで決めたゴールというのは、挫折しやすいものです。

そのやり方で、今までにも何度も挫折を経験しています。

なぜなら、人間は言い訳の天才だからです。

実は、昨日も「ハーフマラソンの次の日で、両足が少し筋肉痛だからいいか、、、」と、筋トレをさぼってしまいました。。。

この理由、もっともらしくて誰にも非難されないでしょう。

でも、筋トレをさぼっている事実には変わりはないのです。

これは、「毎日筋トレをします!」と公言していないからやらないわけですね。

 

内部と外部のモチベーションを組み合わせよう

そのような言い訳を防ぐためにも、習慣化の目標を公言することです。

そうすることによって、いい意味での「習慣化のピアプレッシャー」をつくるのです。

すると、人間は「一貫性を守りたい」という本能もあるので、簡単にはやめることはできなくなるのです。

私は、自宅での仕事がなかなかはかどりません。

それでも、少し時間をつくって、ちょっとでもカフェに行ったほうが仕事がはかどります。

それは、自宅だと家族しかいないし、だらけていても何も影響がないからです。

しかし、外に出れば、さすがに寝ることもないし、せっかく家族からもらった時間なのだからと、時間を効果的に使いたくなるのです。

習慣化の目標を公言することも、これと同じような効果があるのですね。

人間は、内部のモチベーションだけでは、なかなかうまくいかないものです。

人は成長欲求というものがありますから、習慣化で自己成長をしていきたいと思えば、

・早起きしたい
・ダイエットしたい
・運動したい

といった自分の内側のモチベーションは、確かに存在するのです。

だからこそ、その内部のモチベーションを大切にしつつ、公言する。

そのようにして、外部のモチベーションをうまく活用して欲しいのです。

内部のモチベーションと外部のモチベーション。

この2つがうまく組み合わさったときに、習慣化が上手に進むのです。

あなたの習慣化がうまくいってないとしたら、内部のモチベーションが低すぎるか、外部のモチベーションを活用しきれていないのではないでしょうか?

ぜひ、1度考えてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、「習慣化の学校」サポートメール返信デー。

あたたかくなってきたのもあるのか、皆さんの習慣化が好調です。

目標の習慣化に成功し、新しいチャレンジに向けて歩き出す人の姿を見ることは、本当に嬉しいんですよね。(^_^)

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