早起きの習慣

早起きに対する質問。「本当に早起きできる方法」は存在するのか?

投稿日:2016/08/06


「本当に早起きできる方法」は存在するのでしょうか?

早起きするための原理原則は存在しますが、万人に必ず適用できる方法というものは存在しないはずです。

5d5271099107672f53ab6406096578ce_s

 

スポンサーリンク

 

質問:「本当に早起きできる方法が知りたい」

ネットで「本当に早起きできる方法が知りたい」という質問がありました。

その方の投稿の内容は、ざっくりいうと、

・本当に困っている
・ネットで探したが、良い方法が見当たらない
・「意志の強さ」というのもやめてほしい
・切実なのでお願いします

というものでした。

「そんなに切実なら、早起きできるんじゃないかな・・・?」という気もしますが(笑)、私だったらどのようなアドバイスをするのか考えてみました。

 

早起きが切実だという相談者に伝えたい4つのポイント

相談者の方の詳細な状況を知らないので少し乱暴ではありませうが、ポイントを4つに絞って考えてみました。

(1)自分が考える「早起きの定義」を言語化する

意外と忘れがちな視点です。

5時では遅いという人もあれば、7時でも早起きという人があります。

自分にとっての適性な早起き時間とは何時なのか、考えてみましょう。

 

(2)早起きを習慣化したあとの状態をイメージする

重要なのは、早起きしたあとに何をするのか、という具体的な行動です。

早起きが成功したら、自分が本当にしたいことは何なのかイメージすることによって、実現したい状態を仮体験します。

 

(3)睡眠時間を削らない前提で、自分の早起きの時間に起きるためには何時に寝る必要があるのかを逆算する

睡眠時間を削りすぎると、長続きしません。

健康を害するリスクもあります。

普段の睡眠時間を確保した上で、早起きするとしたら何時に寝ることが理想なのか把握することです。

 

(4)寝る時間を守るためにどんな行動をとれば良いのか考える

ここが重要で、「早く寝る」という原則を守るために何をするのか、ということを考えます。

そのためには、今までと違うことをしなければなりません。

早起きのために、

・仕事を終える時間を厳守する
・手放すものを決める(ネットやスマホなど)
・人間関係に変化を起こす勇気を持つ
・夕食を満腹まで食べない

といった避けるべきポイントを特定して、徹底的に避けることが大事です。

たいていの人は、ここを変えることに拒否反応を示します。

だからこそ難しいのですが、「切実」なのであれば、トライしてみる価値はあるはずです。

 

自分なりの早起き成功法則は、自分でつくりあげるもの

早起きセミナーでもお伝えしていますが、早起きに魔法はありません。

また、100%誰もが成功する早起きの方法というのもありません。
(自動的にベッドが起き上がるといった方法を使えば、相当程度早起きできるとは思いますが。)

その人にあった、その人なりの早起きの方法というものがあります。

さらに、その方法でさえ、タイミングや状況によって正解が変わるので、その時々によって対応を変えていく必要があります。

これは、「誰でもかんたんにできるダイエット」とか、「これだけやれば絶対にダイエットできる」という方法がないのと同じです。

「本当に早起きできる方法」を知りたいのであれば、自分なりの早起きを定義して、その目標をクリアするために自分の行動を変化させていく。

そのようなアプローチが遠回りのように見えて、実際には近道なのではないでしょうか?

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

それにしても、「本当に早起きできる方法」とは、どんな方法なのでしょうね(笑)。

相談者の方は、どのような回答をイメージされているのでしょうか・・・?

ちよっと考えてしまいました。

「本当に早起きできる方法」がネットにのっていたら、世界中の人が早起きに悩まなくて済むでしょうね(笑)。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-早起きの習慣

執筆者:

関連記事

早起きが習慣化できるのは「今すぐ!」を手放せる人。自制心のコントロールが習慣化を助ける。

周囲を見ていて思うのは、「結果的に成果をあげる人は、短期的なリターンを求めない人だな。」ということを感じています。 「今すぐ!」を求めずに、中長期的にゴールに到達すれば良いという感じで、適度に自己抑制 …

「習慣の原則コレクター」になるとあなたが卓越していく理由

私たちが卓越した結果を残していくためには何が必要なのでしょうか。 それは「原則を知り、徹底的に守ること」があると考えています。 一流の人ほど原則を大事にしているからです。   原則を信念にす …

早起き継続のために「ペイン(痛み)」と「ゲイン(快感)」のバランスを最適化しよう

「やったほうがいい・・・いや、やるべきなのは頭ではわかってるんだけど、なぜか体が動かない。。。」 そのような状態を抜け出すヒントとして、「ペイン(痛み)」と「ゲイン(快感)」という2つの動機から考えて …

早起き・運動・片づけの習慣に必要なのは「自主性」ではなく「主体性」

自主的に行動するのか、それとも主体的に行動するのか。 似ているようで、違うものです。   「自主性」と「主体性」の違い 本日、『習慣化三種の神器実践プログラム』の第1期がスタートしました。 …

早起き習慣化で自分の時間を確保して「時間がない!」を解消しよう。

先日、習慣化に関するアンケートを見ていたら、「早起きしたい」と思っている人がたくさんいることを知りました。 「早起きしたいけれどできない・・・」と思っている人は、早起きのメリットが弱いのかもしれません …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。