複業の習慣

「今年の目標」だと短いのでは?「3年後の理想」を考えてみたらどうでしょうか?

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あなたは、今年の目標は決めましたか?

すでに決めた方には恐縮ですが、、、もしかしたら1年という単位だと短すぎるかもしれません。

もちろん、今年の目標は1年単位で良いのですが、たまには3年単位で考えてみるとイメージの幅が広がります。

 

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いま存在している仕事が消滅する

ここ数年の友人たちの活動やブログを読んでいると、「ロボット」や「AI」に関する話題が多くなってきています。

世の中にうとい私がこれだけ気づくということは、世の中の人はその影響をかなり実感しているのでしょうね。(苦笑)

その流れは、「2020年には消滅している職業ランキング」が話題になることもあるのとつながっています。

たしかに、住んでいる地域の商店街を見渡しても、酒屋さんはコンビニに置きかわり、八百屋さんや魚屋さんといったものはスーパーに姿を変えている状況です。

それと、私の自宅には和室がありますが、子どもたちのつき合いで自宅にお邪魔すると、畳はありません。

もしかしたら、うちの子どもたち以外は畳を知らないかもしれません(さすがにそれはないか・・・)。

事実、妻の実家のとなりは畳職人さんが畳屋さんをやっていましたが、今はもう賃貸マンションになってしまっているのです。

あの畳職人さんは、今どのような仕事をしているんだろうと、ふと思ってしまいます。

 

3年後のあなたの理想の状態は?

新しいテクノロジーや時代の流れによって、これからはたった3年くらいでも仕事のやり方が、がらっと変わるでしょう。

だからこそ、私たちは「3年後の自分は、どのような生活をしているのか?」といったイメージをもっと考えるべきではないでしょうか。

私はよくコーチングセッションやオリエンテーションで、「3年後の理想の自分」を描くインタビューをおこないます。

まずは、3年後に理想の生活を送っている自分をイメージしてもらいます。

そうして、質問によって、

・3年後の理想の自分は、どのような仕事をしているのか?
・3年後の理想の自分は、どのような業界で働いているのか?
・3年後、理想の自分は、誰を笑顔にしているのか?

などといった要素をイメージしてもらいます。

そのようにして、理想をイメージして、近づくための準備を考えておくのです。

それを粛々と進めた人が、理想の未来に近づく行動をとれるわけです。

 

3年後の理想からギャップを探ろう

いま就いている職業がなくなる。

自分の職業や肩書が変わる。

それは当たり前になり、業界自体がなくなる可能性さえあります。

一瞬にしてそのような大変化が起こるとはさすがに思えませんが、仕事のやり方が変化していくのは明らかです。

私も、10年前はPCなんてほとんど使えませんでしたが、今ではクラウドサービスが使えないことは考えられませんし、メールの代わりにラインやメッセンジャーを多用しています。

それは、思い返してみると、じつに自然に変わっていってしまっているのですよね。

仕事も同じで徐々に変化をしていき、収入のリソースも多様化するはずです。

正社員として会社から払われるサラリーだけではなく、2ヶ所、3ヶ所から収入を得るような時代がやってくると言われています。

いつも書いていますが、それは「副業」ではなく、「複業」という意味で、自分にとっての第2、第3の職業になるわけです。

この変化を嫌っても、個人の力ではあらがえません。

ですから、

・自分は働いている感覚があまりないのに複数の収入を持てる人

と、

・がんばって気をつかって働いているのに会社のサラリーしかもらえない人

とでは、10年後には収入も幸福感も、大きな差がつくのではないかと思っています。

そのようなことを考える土台にする意味でも、3年後の理想の自分をイメージしてみる価値はあると考えています。

自分の理想の3年後がイメージできていれば、未来と現在のギャップに気づくはずです。

そうすれば、今から

・どのようなスキルが必要なのか?
・どのような知識を覚えていけば良いのか?
・どのような人間関係をつくっていかなければならいのか?

といったことが見えてくるのではないでしょうか。

今年の目標がそれに沿っているか、そして3年後の理想から考えたらどのようなとらえ方になるのか?

一度、見返してみることをおすすめでいたします。

 

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■編集後記

昨日も4時台に早起き。

今年からスタートする「習慣化の学校」のご入学に際しての事前セッション2件のスクリプト作成をおこないました。

セッションは無事に終了。

お2人とも、素敵な方たちでホッとしました。

今年も、生徒のみなさんにどれくらいの変化が起こるのか、今から楽しみです。(^_^)

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・100kmウルトラマラソンランナー
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