良習慣の習慣

苦手な行動を習慣化しようとしていませんか?それよりも「楽しい」と思えるような工夫を考えることが重要です。

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なぜ、それほど苦労しなくても続けられる行動と、がんばっているのに定着しない行動があるのでしょうか?

その理由を見つけるためには、自分の「楽しい・楽しくない」を発見することからスタートしてみましょう。

 

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「良習慣」と「悪習慣」の共通点は「無意識の継続」

あなたが、過去に挫折した習慣化は、どのようなものがありますか?

私も、ダイエットには、たびたび挫折しています。。。

英語もTOEICで目標ラインの最低限のスコア800点以上には達成したものの、その上の目標にしていた900点以上は無理でした。

貯金や家計簿の習慣化もトライしてみるものの、あまりうまくいった記憶はありません。

毎日「良習慣」のことを考えていますが、その道を極めるのも、なかなか難しいものですね。(^_^;)

ただ、どれほど「習慣化が続かない」という人でも、何かしら続いている行動習慣はあるものです。

たとえば、食事をしたり、歯磨きはたいていの人が習慣化しているでしょうし、会社に仕事に行くことを自然にやっている人もいるでしょう。

同様に、あまりおすすめされない行動として、

・自分へのご褒美にスイーツを食べてしまう
・夜食にラーメンを食べてしまう
・移動中には必ずスマホゲームをやってしまう
・寝る前についスマホをいじってしまう

といった行動を続けている人もいるはずです。

こういった行動は「悪習慣」ととらえる人も多いと思います。

それも、無意識の行動を続けているという意味では、習慣化なのですよね。

 

「続けられること」と「続けられないこと」の違いとは

このように、「良習慣」と「悪習慣」の違いはあれど、

・「続けられること」と「続けられないこと」

がありますよね。

2つの違いは、どこにあるのでしょうか。

その答えとして、もっとも大きな違いは、

・「楽しいか」「楽しくないか」という違いが重要

という1点にあります。

実際、

・英語の学習は楽しくないけれど、スマホのゲームなら楽しい
・仕事は楽しくないけれども、YouTubeを観ることは楽しい
・ダイエットは楽しくないけれど、食べるのは楽しい

といったことは、誰でも感じた経験があると思います。

「楽しいか」「楽しくないか」という違いが重要。

たったこれだけのシンプルな違いですが、これこそが「続けられるか」「続けられないか」に大きく関わってくることなのですね。

人の心理の原則は、

・快感を求め、不快感を避ける

です。

「いくら何でも単純すぎるでしょ・・・」と思われるかもしれません。

しかし、あなたの経験をふり返ってみれば、この法則に当てはまっていることは多いはずです。

たとえば、私もブログが2,000日を超えましたが、まさにこの原則にあてはまっています。

1日に1記事分を書くということは、私にとっては簡単ではありません。

しかし、ブログを書くことが多少はつらくても、仕事につながったり、プラスのフィードバックがもらえるので、「ブログを書く=快を感じる行動」として脳が認識しているのです。

もしくは、「ブログをやめると、自分に大きな不都合が生じる」ということを感じていることもあります。

ですから、ブログをやめたときのダメージを避けようとして、今日もこうして書いているわけです(笑)。

 

自分にとって「正しい行動」を続ける工夫を考える

「好きなことは続く、苦手なことは続かない」という原則で、意味は近いけれども、違いを意識することが大事なことがあります。

それは、

・「楽しいこと」と「正しいこと」の2つには、大きな違いがある

ということです。

・YouTubeを観るよりも、ビジネス書を読んだほうが正しい
・スマホでゲームをするよりも、仕事に関する知識を学んだほうが正しい
・ごはんを大盛りにするよりも、30分ウォーキングしたほうが正しい

そのように考えて、正しいことをやったほうがいいと思うものですよね。

しかし、私たちは、

・「正しい」ということだけで何かを続けるというのは難しい

と思っていたほうがいいでしょう。

強靭な意志を持っている人なら、それでも続けれられるかもしれませんが、私を含めた多くの人はそうではないはずです。

「正しい」というだけで、何事も続けられるとしたら、世の中は習慣化の達人ばかりになるはずですが、実際はそうはなっていないからです。

そこで、考えてみたいのが、

・「正しい努力」を続けることを、楽しいことに変える工夫

です。

そのように言うと、だいたい複雑なことを考えてしまう人が多いのですが、本当にシンプルな工夫で大丈夫なのです。

たとえば、私がやってきたことや、今やっていることとしては、

・早起きできた日は、カレンダーにシールを貼る
・「良習慣の種」を10個すべてクリアできた日はビールを飲む
・コーチングセッションの時間数とセッション回数をExcelに記録してグラフ化する

ということです。

これくらいシンプルでいいのですね。

最終的には、自分の脳に「その行動に取り組むことができたら、いいことがある」と刷り込めればOKです。

簡単に言うと、脳が、ある行動について「快」と認識するまで続けることができれば、習慣化に成功したということになるのです。

そのような工夫を知らないままトライすると、苦手なものを苦手なままで、「根性で乗り切るべき」と思いながら習慣化しなければなりません。

それは、継続は難しいのです。

ですから、まずは、その行動に対して、

・「楽しいか」「楽しくないか」という違いが重要だ

という認識を知ることが、スタート地点です。

そして、自分にとって「正しい行動」を継続するための工夫やアイデアを見つけることに試行錯誤し続けていきましょう。

そこから、習慣化する入り口が見つかるはずです。

 

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■編集後記

昨日は、早朝からコーチングセッションを2件。

その後、コーチングを受けました。

最近の活動で迷いがありましたが、解決することができて良かったです。

タスクに取り組む優先順位を変えることが大事だとわかったので、明日から1日の習慣を変えることにしました。

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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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