良習慣の習慣

習慣化のコツは、自分自身とのアポで時間を天引きすること。

投稿日:2016/09/21


新しい習慣を身につけるときに重要なのは、まずはその時間を確保することです。

そのためにぜひおすすめしたいのが「自分自身とのアポの時間を天引きする」ことです。

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定着がうまくいった習慣の共通点

過去、私が習慣化に少しずつ成功するようになってきたとき、

・スムーズに定着した習慣
・うまくいかずに挫折してしまった習慣

との間に、どのような違いがあったのかよく考えていました。

そのとき、うまくいった習慣化には、ある共通項があることに気づいたのです。

それは「自分自身とのアポを守る」という点でした。

つまり、習慣化をうまく進行させるための大切なコツは、自分自身とアポをとりつけ、愚直に実行することだったのです。

 

自分自身との約束を最優先にする

自分自身とアポをとる。

お客様とアポをとることはよくあると思いますが、自分自身とアポをとっている人というのは意外に少ないものです。

自分自身とアポをとる方法は簡単です。

Googleカレンダーを使って「そのときに身につけたい習慣にトライする時間をブロックする」ことです。

仮に「毎日読書をする」といった行動に関する習慣であれば、読書を実行するルーティンの時間や場所を毎日実施する時間をカレンダーに入れてしまうのです。
(また、運動など週に3回を目標に実践する習慣もカレンダーに入れておきます。)

そして、ここからが重要なのですが、この自分自身とのアポを守るために、仕事やほかの人の仕事より優先することのです。

いや、強く言ってしまうと「自分自身との約束を最優先にする」くらいのイメージです。

たとえば、残業になりそうなとき、終わっていなくても帰ります。

後ろ髪をひかれるような後味が悪くても容赦なく帰るのです。

同僚の飲みの誘いも一緒です。

要は、よほどの緊急かつ重要な突発事項でない限り、極力自分自身とのアポを守るということですね。

 

自分自身のアポを守れる人は世界でひとりしかいない

自分がやりたいことを実行するために、ほかの人のせっかくの誘いをことわる。

そのような断りかたを「人として良くない」と思われる人もいるでしょう。

実際、私はそのように感じることも多かったです(今でもゼロではありません)。

「流動性のある自分自身とのアポを動かせば良いのではないか?」という意見があることも承知しています。

ただ、私に関してはいえば、すべての人の依頼に応えつつ、余った時間で自分自身のやりたいことをやるという方法では、この先の自分の成長に限界を感じました(できる人もいるとは思いますが)。

実際、ほかの人に嫌われてしまう可能性もあることは否定できません。

しかし、これは私の体験からくる感覚値ですが、そのように自分自身のアポをとることを優先しているあなたを見て、好意的に感じてくれる人も出てきます。

ついでに言うと、そのように自分自身を大切にする姿勢を評価してくれる人たちのほうが、私が仲良くなりたいと思う人たちでもあります。

さらに、私が自分自身とのアポを最優先していなかったら、見えない世界がたくさんありました。

ほかの人とのアポを優先する自分と、自分自身とのアポを優先する自分。

両方を体験して比較した結果、自分自身とのアポを優先するほうが生活の満足度はあがりましたい、自分をより好ましく変化させることもできてきました。

そのため、今でも自分自身とのアポは極力守っています。

このように、自分自身との約束を守り続けていれば、続けたい習慣が定着しやすくなることは言うまでもありません。

さらに、このように自分自身の意思決定を尊重していると、セルフイメージも安定していくるという副産物もついてきます。

世界でひとりしかいない自分自身とのアポを優先する習慣を身につけていきましょう。

 

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■編集後記

昨日はひとり時間をつくって、先輩コーチたちに連絡をとりました。

自分のコーチングスキルを高める(いじめる・・・?笑)ために、相互セッションのトレーニングを申し込んだのです。

アルコールの力を借りないと、とてもできなかったことかもしれません。。。(笑)

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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