片づけの習慣

捨てる習慣。「損失回避の心理」から抜け出すための2つのポイント。

投稿日:2016/02/08


私の今月の習慣化チャレンジは、「ミニマリストになるための1日15分の片づけ」習慣です。

実践しはじめて1週間が経過したので、習慣化のプロセスで考えたことを記事にします。

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モノを捨てられない心理の裏側にあるもの

今回、実感したのは、「モノを捨てられない」という意識の裏にあるのは、「後悔したくない」という心理です。

1,500円の本でさえ、ためらいや躊躇があるのです(私だけかもしれませんが・・・)。

行動経済学の分野には、「損失回避の心理」という考えかたがあります。

簡単にいうと、人は、「何かを得るよりも、何かを失うほうを重くとらえてしまう」という心理です。

たとえば、セミナーに1万円払ったら、支払った対価を得たくなります。

また、株式投資で損をしてしまったら、勝つまでやめられなくなる。

そのような例も、「損失回避の心理」ですね。

この「捨てたら後悔するかも」という心理は、想像以上に強い引力を持っているのです。

 

「損失回避の心理」を抜け出す2つのポイント

「損失回避の心理」から抜け出すための施策として、私のおすすめは2つ。

(1)小さな損を受けいれる

(2)手放す不安に慣れる

です。

(1)小さな損を受けいれる

最初は、「少しくらい損してもOK!」と思えるくらいの小さなモノから捨てていきましょう。

失ってもダメージが少ないものから試すのです。

たとえば、ボールペンは、リビングに何本も必要ないはずなのに、いつの間にか増えているもの。

わが家のリビングにも、いろいろな色のボールペンが10本以上ありました。

家族4人なのに、同時に何本使うつもりなのでしょうか(笑)。

妻と話して、いらないものは捨てたり、職場に寄付することにして、リビングのボールペンは、黒1本にしました。

これで十分です。

 

(2)手放す不安に慣れる

手放す不安に慣れることは、日々の捨てる行動を繰り返すことによって強化されていきます。

私も、最初は大切な本を手放すことに、心理的なハードルがありました。

そこで、ベビーステップで、本のカバーだけ捨ててみました。

すると、翌日、本そのものを手放すことができました。

イメージの話ですが、数値化すると、5パーセントを捨ててまたので、残りの95パーセントも捨てやすくなりました。

カバーがついた100%の状態だと、手をつけにくかったのです。

少しずつ、捨てる不安に慣れていくのです。

 

捨てることも習慣化の原則で対応できる

捨てる習慣も、やはり習慣化の原則が適用できます。

・ベビーステップではじめる
・少しずつやる
・繰り返すことによってハードルを下げる

捨てるためには、心理的な葛藤とたたかう必要はありますが、それも「慣れ」です。

ただ、慣れだけでは捨てられないモノは、確かにあります。

特に、高い本や思い出の本は、やはり捨てづらいです。

私が買った本では、9,800円の本がありますし、高いお金を払ったセミナーのレジュメもありました。

それだけのコストを払うと、私の場合、どうしても、「とり返したい!」とか、「元をとりたい!」と思ってしまいます。

いま、そこでつまづいていて、克服したいです。。。(^_^;)

しかし、私のような「捨てたら、後悔してしまうかも・・・」という感情が強すぎると、動けなくなってしまうのですよね。

そうなると、不必要なものをいつまでも持っていることになります。

すっきりしないし、未完了感が残る。

なんとか、月末までに未読本をゼロにすべく、本やCDを処分していきたいところです。

今回、少しずつわかってきたのですが、手放してしまったほうがメンタル的にすごく楽です。

もっと捨てて身軽になることによって、ストレスや不安から解放されたいものです。

ぜひ、あなたにも、リスクの小さなモノから手放して、未完了タスクから切り離されることをおすすめいたします。

 

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■編集後記

昨日の20キロランで、少し足が痛みます。

そのため、今日のランはゆっくり1キロにしました。(^_^)

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