思考の習慣

ダラダラ残業を防ぐコツ。退社時間を決めて自分でタイムリミット効果をつくり出そう。

投稿日:


たとえ会社員であっても、仕事を終える時間は決められます。

たしかに多少の覚悟と勇気は必要ですが、まずは「仕事を終える時間=退社時間」を死守する意識が重要です。

smart-watch-821557_640

 

スポンサーリンク

 

予告された断水が完ぺきな状況をつくり出す

自宅マンション付近で水道管工事がはじまりました。

その関係で、昨日は断水でした。

断水といっても時間は決まっており、夜10時から朝5時までの計画的な断水です。

そのため、事前準備をしておけば、それほどきびしい状況ではありません。

そのような状況の中、私が会社から帰宅すると、妻のおかげで自宅は完ぺきな状態でした。

それは、

・バケツへ水をためておく
・やかんに水をためておく
・ペットボトルの水を買っておく

といった断水対策はもちろんのこと、

・夕飯のあと片づけ
・子どものお風呂や歯みがき
・寝支度

まで、すべてが終わっていました。

なんというか、「これ、もう寝るくらいしかやることがないよね?(笑)」という状態と言えば伝わりますでしょうか。

要は、1日の終わりとして完ぺきな環境がそこにあったということです。

その状況が、私に気づきを与えてくれました。

これこそ、まさに「タイムリミット効果」によって生産性が高まる現象なのです。

妻は(私と正反対で・笑)、先を見越すことができる性格。

ですから、「夜10時に断水になったら困るから、できることはすべて終わらせておこう!」と考えたのですね。

そのため、「夜10時」という制限がかかることによって、妻の中にある「就寝までに終える家事のタスク」というチェックリストが、夜10時までにすべてオールクリアになったのです。

 

「仕事時間」という名の「箱」を自分でつくる

これは、「高密度仕事術」に通じる思考習慣です。

ビジネスパーソンでいえば、退社時間や仕事を終える時間を決めることとなるでしょう。

仕事を終える時間は、自分で設定しましょう(主導権を握るため)。

そして、ここが大事なのですが、「帰る時間をコミットして、全力をつくす!」という意識です。

私の自宅の例でいえば、断水は外部要因による現象ですし、たまたま起こったものです。

しかし、仕事を終える時間は毎日やってきます。

その毎日のリミットは、自分で決めないと誰も設定してくれません。

また、1人だとかんたんに約束を破ることもできてしまいます。

だからこそ意識を持って徹底的に守る。

退社時間を決めていないから、ダラダラ残業が発生してしまうのだと考えています。

ですから、長時間労働をやめたければ、まずは仮でも良いので、退社時間を決めることが重要なのです。

たとえば、「仕事時間」という名の「箱」があったとしましょう。

その箱は、8時間以上のタスクは入りません。

すると、容量をこえるタスクがあっても、箱には入りませんので、「今日はこれ以上は入りません。」という状況となります。

つまり、仕事をことわったり、納期を交渉してのばしてもらう、といった対応策が出てきます。

これが、「箱のふたを自分で閉める。」という感覚なのです。

 

制限をもうけることによって生産性を高めよう

退社時間を決めて、徹底的に守る意志をかためる。

すると、これまでに出なかったアイデアがふってきたり、やり方を変えようと知恵をしぼるようになるものです。

たとえば、私の実体験でいえば、

・今まで完ぺきに取り組んでいた仕事を80点イメージでスピードアップさせたり、

・会議を効率的に進められるように終了時間を決めて、事前に目的性を共有したり、

・即レスしないと気持悪いと思い込んでいたメールは、実は翌日対応でもまったく問題がなこことに気づいたり、

・重要なタスクなのか、そうでもないタスクなのか判断する選球眼が養われたり、

・「自分がやらないといけない!」と思っていた業務は、面倒くさがらずに教えれば部下でも対応できる業務だったりする。

といったような、さまざまなアプローチを発見できるようになります。

これは、「完ぺきにやらなければいけない」という思考から、「制限時間内でできるだけやれればOK!」という思考へ変化させることです。

この変化のプロセスを経ると、時間あたりの生産性は高まります。

私の感覚でいえば、時間あたりの生産性が、以前は、

・果汁5パーセントの水みたいな薄味のジュース

というレベルだったとすれば、現在は、

・濃縮還元100パーセントの濃厚なジュース

という感じです。

もちろん、仕事が終わった瞬間はヘロヘロになっていることも多いのですが、、、それも、1日にメリハリをうむ充実感。

それは、「仕事時間にふたをする」からこそ、はじめて可能になるものです。

仕事の終わり時間を自ら設定して、その時間に終わらせられるようにコミットしていきましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

ブログ1,000日継続したことで、友人や読者の方からたくさんのお祝いの言葉をいただいています(ありがとうございます!)。

その際、いろいろと時間の確保や記事の書きかたについて質問を受けました。

そこで、ブログ1,000記事突破記念に、ブログセミナーをやることに決めました。

私をとりまく状況でブロク継続のボトルネックになるもの、つまり、

・会社員でも、
・結婚していても、
・子どもがいても、
・週末起業をしていても、
・マラソンやトライアスロンに挑戦していても、

ブログ「1日1記事」を1,000日以上続けるには何をすれば良いのか?

また、ブログでビジネスを継続的に獲得するためには、どのような見せ方が必要なのか?

そのあたりをお伝えする予定です。

私がブログセミナーを開催するのは非常に貴重な機会となりますので、ご興味あれば5月25日(水)夜の時間帯を確保してくださいませ。(^_^)

そしてなんと、私が尊敬しているブロガーの方がセミナーと懇親会にも参加してくださる予定なので、そのあたりも特典としてお考えいただければ嬉しいです(笑)。

良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

習慣の筋肉「習慣筋」。思考習慣も習慣筋を鍛えることで変えられる。

「考え方を変える」というのは、時間がかかるものです。 しかし、トレーニングによって「習慣の筋肉」を鍛えれば、思考習慣を変えることは可能です。   スポンサーリンク   ネガティブ思 …

複業ビジネスと習慣化の共通点。「スタート→改善→及第点→さらに改善→合格点」サイクルのイメージで前進する。

複業のビジネスと習慣化には、共通点があります。 それは、 ・まずスタートする→改善する→及第点をとる→さらに改善する→合格点まで持っていく という流れです。   スポンサーリンク &nbsp …

「人生の中に仕事がある」のか?それとも「仕事の中に人生がある」のか?

『真犯人フラグ』というドラマで「どっち?」が口癖の「二択刑事」というキャラクターがいて、私は好きでした。 さて、あなたは、 ・「人生の中に仕事がある」と考えるか? ・「仕事の中に人生がある」と考えるか …

ディベートよりも対話。相手に勝つのではなくワンランク上の答えを探す。

セミナーでディベートにトライしたことがあり、知的な楽しさを味わったことがあります。 しかし、本来ディベートするべきではない場面で、自己主張ばかりするのは避けたいものです。   スポンサーリン …

「不安を生み出す3つの思考」と「充実感を生み出す3つの思考」

この「3つの思考」がそろうと、もれなくマイナス思考に陥る。 そんな思考があります。 一方、この「3つの思考」が揃うと、もれなくプラス思考になれる。 そんな思考もあります。 あなたの思考をプラスにキープ …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。