コミュニケーションの習慣

ポジション・チェンジはNLPの基本スキル。位置を変えるだけで感じる世界が変わる。

投稿日:2016/10/08


3連休は、NLPの3日間集中セミナーに参加。

誰でも簡単にできるテクニックや私自身の気づきを記事にしていきます。

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「NLP」とはどのようなものか

さて、NLPとは、いったい何でしょうか。

簡単に説明すると、NLPは「Neuro Linguistic Programming」の略称です。

日本語にすると「神経言語プログラミング」と翻訳されている比較的新しい心理学です。

1970年代にはじまるその源流は、ビジネスや政治、スポーツの分野等で多くの成功者を生み出しています。

実例としては、不調だったテニスのアンドレ・アガシ選手が、NLPを用いたコーチングによりトップ選手に返り咲いたできごとや、ビル・クリントン元大統領がNLPを学んでいたというエピソードもあります。

その成果から「最強のコミュニケーションの手法」とも言われ、今も発展の途中にある学問です。

 

ポジション・チェンジのやりかた

「NLPは日常生活には縁遠いもの」

私も、以前はそのように考えていましたが、コーチングを学んだり(実践したり)、学べば学ぶほど「日常生活にも使える」ということを実感しています。
(もちろん、上級者向けのテクニックは難しいですが・・・)

その中でも、基本といわれるテクニックは「ポジション・チェンジ」といわれるスキルです。

ポジション・チェンジを簡単に説明します。

自分の位置と相手の位置、そして第三者の位置をつかいます。

その3つの位置を変えていくことによって、感じかたや見えかたが変わるということを体感するスキルです。

このワークには、

・第1ポジション(私の視点)
・第2ポジション(相手の視点)
・第3ポジション(第三者の視点)

という3つのポジションがあります。(下図御参照)

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第1ポジション(私の視点)と第2ポジション(相手の視点)は、2つの椅子を向かい合わせにして配置します。

では、簡単にやりかたを説明しますね。

1、第1ポジション(私の視点)を体験します。
相手を見て言いたいことや伝えたいことを言葉に出します。

2、第3ポジション(第三者の視点)を体験します。
具体的には、両者の名前を呼ぶことです。

3、第2ポジション(相手の視点)を体験します。
相手の立場になって自分をみたときに、言いたいことや伝えたいことを言葉に出します。

4、再度、第3ポジション(第三者の視点)を体験します。
ここでも、両者の名前を呼びます。

5、最後にもう一度、1ポジション(私の視点)を体験します。
そうして、このときに相手に言いたいことや伝えたいことを言葉に出します。

このようにして、相手のことを感じることができるのです。

 

ポジション・チェンジはまさに「相手の立場に立つ」方法

「立ち位置を変えるくらいで、本当に相手のことがわかったりするの?」と思うかたもあるかもしれませんが、「やってみればわかります」としか言えません。

ただ、、、正直、私もうたがっていました(笑)。

でも、過去に私が受けたコーチングセッションで、まさにポジション・チェンジを実行した経験があります。

そこで、大きな課題解決となったきっかけが、ポジション・チェンジだったのです。

その当時、私自身がかなり混迷をきわめていた頃でした。

私が自分の課題をコーチに熱く語ったあと、ポジション・チェンジを提案されました。

その瞬間、私が相手の椅子に座ったとき、いや、正確に言うと座る前に思ったのです。

「うっ、、、あの椅子に座りたくない・・・!(いま熱く語っていた)自分を見ることが怖くてできない・・・」

困惑しました。

涙が出てきました。

そして、相手に対する自分の考えや行動をあらためることにしました。

それは、、、妻に対しての課題でした。(^_^;)

おかげで、いまの順調な夫婦関係があるのです。

そのように考えると、コーチに深く感謝せずにはいられませんね。

 

「相手の立場にたって考えなさい」とは、学校の先生に言われましたよね。

でも、実際にどんなふうに相手の立場になるのか、やりかたを教えてくれた先生はいませんでした。

しかし、NLPのポジション・チェンジを実行すれば、そのような効果を体験できます。

ポジション・チェンジでは、単純に想像するのではなく、実際に相手の立場に移動することによって、自分が最初に想像していたこととは異なる視点に気づくことがあるのです。

ポジション・チェンジはスペースもとらず、短時間でできるワークです。

「相手は自分のことをどう思っているのだろう?」

そのように思う相手がいるかたは、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

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■編集後記

NLPはコーチングとも相性が良いです。

3日間集中して、仲間たちと一緒にしっかり学びます。

そして、今後の自分の活動にいかしていきます!

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-コミュニケーションの習慣

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