セミナーの習慣

アイスブレイクで「他己紹介」と「スパークリングモーメント」を組み合わせる。メンバーの意外な「すごい!」を引き出す方法。

投稿日:2019/02/24


チームメンバーやいつも顔を会わせている人の意外な「すごい!」を引き出す方法があります。

そのために、2つのアイスブレイクの手法を組み合わせてみましょう。

 

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メンバーの意外な「すごい!」を引き出すアイスブレイクを考える

普段、顔を会わせている人でも、話していると、意外に「そんなすごいことやってたんだ!」と驚いたことはありませんか?

その人が隠している(そのつもりはないのかもしれませんが)過去の経験や実績、知ることができれば親密感は深まりますよね。

そのような機会がありました。

私がサポートとして参加している、今月の「習慣化の学校」です。

2回目の授業で、私がアイスブレイクを担当しました。

今回は、「習慣化の学校」で公式に集まるのは2回目。

1回目の1Dayコンサルティングや日々のSNS上のやりとりでだいぶうち解けてきた面がありつつも、まだまだほかのメンバーの過去や意外な一面まではわからない。

そのような状況でのアイスブレイクでした。

そのため、今回のアイスブレイクの目的は、

・ほかのメンバーが、密かに自慢したいと思っていること

を共有できたらおもしろいだろう、と考えていました。

「習慣化の学校」に入る意識を持っているメンバーなので、きっと輝く瞬間を持っているはず、だと(運営側として把握していることもありましたが、積極的に公開はできないので)。

結果としては、意図どおり、とても盛り上がるアイスブレイクになりました。

そのためにちょっとした工夫をしたのは、アイスブレイクを2つ組み合わせたことです。

では、どのようなアイスブレイクをやったのでしょうか?

 

「他己紹介」と「スパークリングモーメント」のやり方

今回組み合わせたアイスブレイクは、

1:他己紹介

と、

2:スパークリングモーメント

という2つのアイスブレイクでした。

簡単にご紹介しますね。

 

アイスブレイク1:他己紹介

これは、自分で自分を紹介する「自己紹介」ではなく、自分以外の人に自分を紹介してもらう方法です。

やり方は簡単です。

(1)2人1組のペアになり、他己紹介する側とされる側に分かれる

(2)2分のインタビュー形式で、その人の情報を聞き出す

(3)インタビューした人は、ほかのメンバーに1分で紹介する

という流れで進めます。

このアイスブレイクのポイントは、「他者紹介」ではなく、「他己紹介」ということ。

要は、インタビューされながら、自分のことを自分がわかるというメリットがあります。

ただ、この他己紹介だけだと、「あまりおもしろくないな〜」と思ったのですね。

「Aさんが最近はまっているものは・・・」みたいなシェアも悪くはないのですが、「うそっ!すごいじゃん、それ!」みたいなリアクションは望みにくいかな、と。

そこで、もう1つのアイスブレイクを組み合わせることにしてみました。

それが、「スパークリングモーメント」というアイスブレイクです。

 

アイスブレイク2:スパークリングモーメント

スパークリングモーメントのやり方もシンプルです。

(1)2人1組のペアになり、インタビューする側とされる側に分かれる

(2)インタビューする人は、相手に「人生で1番輝いていた瞬間」について尋ねる

(3)インタビューされる人は、なぜ輝いていたと思うのか、理由などを話していく

という流れです。

簡単ですよね。

このアイスブレイクのイメージは、スポーツの試合後におこなう「ヒーローインタビュー」のような感じですね。

もちろん、「自分は、今が1番輝いてます!」という人もいると思いますが(笑)、あえて過去にしぼったほうが意外なエピソードが出てくるものです。

インタビューされる側は、人生でもっとも輝いていた瞬間を話すので、つまらないわけがないです。

ひと言でいえば、「自慢話」なので(笑)。

大人になると、正々堂々と自慢する機会というのは無いですよね。

普段の生活にあまり話していないことなので、話しているほうの表情が明るくなりますし、場も活気づくのですね。

 

「他己紹介+スパークリングモーメント」のフュージョン

以上の2つを組み合わせると、「他己紹介+スパークリングモーメント」のフュージョン(融合)で、

(1)2人1組のペアになり、他己紹介する側とされる側に分かれる

(2)2分のインタビュー形式で、相手の「人生でもっとも輝いていた瞬間」について聴く

(3)インタビューした人は、相手の「人生でもっとも輝いていた瞬間」について、ほかのメンバーに1分で紹介する

という流れとなります。

私のこの説明はしどろもどろでしたが(笑)、いざアイスブレイクがスタートしたらにぎやかになり、場の雰囲気は良くなりました。

メンバーの感想も上々でした。

今回は時間の関係でできなかったのですが、「これは本当にすごい!みんなに聞かせたい!」と思う人の「輝く瞬間」があったら、ぜひメンバーに「他己紹介」としてシェアしてもらいましょう。

「自分が人生でもっとも輝いていた瞬間」というのは、普通は恥ずかしくて自分では言えませんよね(笑)。

しかし、ほかの人に代弁してもらうことで、堂々と自慢ができるわけです。

もちろん、インタビューをしている間はマンツーマンなので、比較的話しやすいです。

その点で恥ずかしさも、それほどないのですね。

セミナーのオープニングやちょっとした飲み会でも活用できますので、トライしてみませんか?

 

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■編集後記

昨日は、早朝からコーチングセッションを2件。

どちらのクライアントさんも優秀すぎる日常をすごされていましたが、さらに高い目標を描いていただきました。

午後は娘と一緒に習慣化チームの懇親会へ。

チームメンバーそれぞれの家族と対面できて新鮮でした。(^_^)

夜は妻と合流して鳥貴族へ・・・(笑)

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