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目指す人物を持つことは良いことですよね？
みなさんは「尊敬する人」っていらっしゃいますか？
尊敬する人でなければ、「憧れの人」とか、「理想の人」とか、「ネ申」（笑）とか。
例えば、わたしは少年時代に野球をやっているときは読売ジャイアンツ原辰徳さん（今は監督ですね。）に憧れていました。
大学で野球サークルをやっていた頃は松井秀喜さんを尊敬していました。（人間性も含めて）
野球は好きで、小学生の頃は本気でプロ野球選手になろうと思っていました。
自分なりに練習には一生懸命取り組んでいたので、チームの中では外野手の中心になり、打順も5番を任され、「そこそこ」まで活躍しました（足も引っ張りましけどね・・・(^_^;)）
しかし、わたしの何倍も才能があるのに、わたしの何倍もトレーニングする友人がたくさんいました。
当然、時間がたてばたつほど差が開く一方。。。
そんなわけで、わたしの野球人生は「そこそこ」で終わってしまいました。
でも、今思うんです。
「あの頃、もっと柔らかい考え方をしていれば、もう少し野球が上手くなっていたかもしれない。」
と。
どのような野球選手を目指していたのか？
小学生当時、わたしは原選手の真似ばかりしていました。
バッティングフォームやプレースタイルから、下手すると話し方まで似せる感じです。
その当時は、わたしは原選手を神格化していたので、原選手以外の野球スタイル以外は受け付けていませんでした。
「原選手みたいな野球選手になりたい」と思っていたので当然といえば当然。
ですから、同じチームの友人はもちろん、他チームのプロ野球選手も目に入っていませんでした。
コーチのアドバイスも聞いているふりをしてスルーしていました。（笑）
原選手に近づくことがわたしの目標だったからです。
なぜ、そのように思うのか？
それで、前述の
「あの頃、もっと柔らかい考え方をしていれば、もう少し野球が上手くなっていたかもしれない。」
と思う理由について。
それは、いま分析してみると、
「わたしと原選手の野球選手としての能力の方向性がまったく違っていた」
からだと考えるんです。
原選手はホームランバッターでしたが、わたしはヒット中心で、たまに二塁打を打つタイプ。
原選手は内野手（サード）でしたが、わたしは外野手（センター）。
原選手は決して俊足ではなかったと記憶していますが、わたしは類に出ると盗塁を狙っていました。
つまり、自分の長所と正反対のプレースタイルを目指してしまっていたのです。
さらに、自分が信じる目標以外のアドバイスは受け付けないという悪循環。
これでは、上達が遅くなり、もともと自分より野球が上手い友人に置いていかれた原因のひとつではないかと、考えているんです。
昔の自分にアドバイスを送るなら？
もし、今から当時の自分にアドバイスするなら
「尊敬する人をつくるのは良い。むしろ、憧れの人を持つべきだよ。」
と言います。
そして、
「でも、尊敬する人を1人に限定する必要はない。
理由は、きみは原選手じゃないから。
どんなに憧れても、どんなに真似をしても原選手にはなれないんだ。」
と言います。
最後にもう１つ。
「だから、他の人の良い部分をひとつひとつ取り入れてみよう。
友人の素晴らしい動きを真似しよう。
きみと同じようなプレースタイルのプロ野球選手のカッコいいプレーを真似しよう。
コーチのアドバイスに素直に、まずは一度従ってみよう。」
というように助言すると思います。
今のわたしが言ったからといって、本当に上手くいくかはやってみないと分かりません。
でも、自分にあったスタイルを追求し、他の人の良い部分やアドバイスを素直に取り入れていたら、もっと自分の能力を最大限に発揮できていたでしょう。
人は自分の姿をずっと見ていることはできません。
他の人から見たアドバイスも的を射ていることも多いのです。
（従うかどうかは別にして）
それで。
あなたはどうでしょうか？
小学生時代のわたしと同じような境遇におちいっていないでしょうか？
つい最近、この出来事をわたしが痛感する出来事があったのでエントリに残しました。
いつもとちょっと違った感じのエントリとなりましたが、読んでくださっている方の振り返りになりましたら。
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう！
【今日の良習慣】
「尊敬する人」や「憧れの人」を複数人持つ
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