良習慣の習慣

「健全な危機感」をつくり出し、行動へのモチベーションに転化する。

投稿日:2015/01/08


 

こんにちは!

銀座コーチングスクール認定コーチ「早起きコーチング」の伊藤です。

昨日のエントリに書いた通り、本日は「健全な危機感」について書きますね。

 

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内部と外部のマトリクス

ビジネスの状況を考えるとき、企業は自社と外部環境を考える必要があると思います。

マトリクス的に考えると、

(1)外部環境(市場)が良く、自社も伸びている

(2)外部環境(市場)は悪いが、自社には余裕がある

(3)外部環境(市場)は良いが、自社には余裕がない

(4)外部環境(市場)が悪く、自社の余裕もない

ということとなります。

もちろん、最高なのは(1)ですし、ここを目指しているはずです。(なかなか難しいことだとは思いますが。)

最悪なのは(4)のパターン。

打つ手がありません。。。

この状況になっているときに、「10年後の未来」なんてとても考えて入られませんよね。

なにせ、明日のごはんを心配する状況だからです。(^_^;)

 

健全な危機感をつくり出す

考えるべきときは、

(2)外部環境(市場)は悪くなっているが、自社には(まだ)余裕がある

という状態です。

ある事業があたって事業が伸びたものの、競合が増える。

そうなると単価競争に陥り、需要が薄まり、やがてマーケットが縮小し始めてくる。

個人的な感覚ですが、このような状況の中にいる企業は多いのではないでしょうか。

そして、これは、個人もまったく同じでしょう。

ビジネスの環境も良く、自分の強みを発揮できている人はそれほど多くはないのではないでしょうか。

たいていの人は、

「今は持ちこたえているけれど、なんとなく状況が悪くなってるかも、、、」

ということに気づいています。

ただ、昨日のエントリにも書いたように、本当に悪い未来を考えるのは勇気がいるものです。

パワーがいるというか。(汗)

だから、なんとなく不安はあるけれども、まだ具体的には考えられない。

それでも、そこそこハッピーに生活していける。

でも。

ここで大切なのは、無理やりでも良いので、

「なぜ、このままではヤバイのか?」

ということを考えておかないといけないのですよね。

ここで醸成される感情が

「健全な危機感」

と言われるものです。

 

健全な危機感をモチベーションにする

しかし、(2)から(4)への移行は、ほんのちょっとしたきっかけで起こり得ます。

▼あるきっかけがあり、それまでの自社の強みが通用しなくなる。

▼複数の選択肢から選んでいたことが、消去法しか無くなる。

▼思わぬコストが発生してくる。

これは、最近のぼくが実際に直面している問題です。

こうなると、なんとか(4)の状態を抜け出そうとすることを考えます。

でも、それには、非常に思いきった行動が求められます。

今までの延長線上にはない決断が必要なのです。

環境の変化は、これからもっと速いスピードで進んでいくと言われています。

だからこそ、(2)の状態のとき、つまり、

「まだ自分に多少の余裕がある状態」

のときに、未来のシナリオを考えて、少しずつでも行動にうつしていく。

このときに、「健全な危機感」を持って、その危機感を行動するモチベーションにすることが大切なのだと考えています。

何かが起きてから、、、

それは、たいてい「できれば起きて欲しくなかったこと」でありますが、

「あのとき、もっと考えておけばよかった。。。」

と言わなくてすむようにコツコツ準備しておきたいものです。

明日のごはんを心配するような状況になってしまったら、なかなか自己投資などは考えられませんものね。。。

本日は特に自戒をこめて。(汗)

 

自らがなり得る最高の自分になる!

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

 

 

【今日の良習慣】
無理やりにでも良いので「なぜ、このままではヤバイのか?」という問いを投げかけてみる

 

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