こんにちは、伊藤です。
先日、稲盛和夫さんが提唱された有名な公式を思い出す機会がありました。
あなたは、ご存じでしょうか?
それは、仕事や人生で成果を
【 仕事・人生の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力 】
という公式であらわしたものです。
素晴らしい公式ですよね。
成果を決める3要素
「考え方 × 熱意 × 能力」
の中でも、もっとも重要なものは
「考え方」
です。
その理由を考えてみましょう。
能力と熱意について
成果を上げるためには、まず「能力」は必要ですよね。
英語、会計、ITといったストック型のスキルから、コミュニケーション力、交渉力、調整力といったといった目に見えないスキル、そして身体的なものまであらゆる「能力」があります。
すべてのスキルがあれば、とうぜん成果を出せるでしょう。
ぼくの友人で、公認会計士でありながらMBAを取得している友人がいます。
たとえば、彼が医師免許や弁護士資格を取得したら、より多くの成果を出せますよね。
そのような意味で、能力は重要といえます。
次に、「熱意」はどうでしょうか。
想像もできないような成果を出す人には、人並み以上の情熱があると言われます。
たとえば、コミュニケーションがあまり上手でなくても、熱意で行動を繰り返す。
それによって困難をのり越え、やがて願望を達成するのです。
あなたにも、多少の荒波に負けないレベルの凄まじい情熱があれば、達成できることは今よりたくさん出てきますよね?
さらに、能力と違って「熱意」は自分の意識で変化させられるものなのです。
やはり、「熱意」も大切です。
考え方にあって、能力と熱意にないもの
能力も熱意も大切。
しかし、やはり最重要なのは
「考え方」
です。
なぜか?
それは、優れた能力を持っていて、熱意があったとしても、考え方が悪かったら、成果はマイナスになるからです。
分かりやすく、数値化してみましょう。
(数値化することを、コーチングでは「スケーリング」と言います。)
まず、能力の範囲は、
「0から100」
でスケーリングできます。
・まったく何もできない状態 = 0
・なんでもできる状態 = 100
です。
次に、情熱の範囲も、
「0から100」
でスケーリングできますね。
・まったく何もやる気がでない= 0
・どんなことでもやってやろう、という気持 = 100
という感じです。
最後に考え方。
これが最重要でしたね。
なぜ、最重要なのでしょうか?
それは、考え方の範囲は、
【「−100から100」まである】
からです。
考え方だけは、マイナスという値があるのですね。
変えられる部分を向上させ続ける
どれほど優れた能力と人並はずれた熱意があっても、考え方がマイナスだったらどうなるでしょうか?
極端に計算すると、、、
▼能力100 × 熱意100 × 考え方−100 = −1,000,000
成果は、マイナス100万になってしまうのです。(汗)
警察も驚くような手口の犯罪にみられる、頭の切れる犯人が考えた手口などはその実例と言えるかもしれません。
一方、能力の数値が多少劣っていたとしても、熱意を持ち、良い考え方を持っていればプラスの成果が出ます。
たとえば、能力が平均以下であっても、たくさんの熱意と、良い考え方を持っていれば成果が出ます。
▼能力40 × 熱意80 × 考え方80 = 256,000
という感じで、先ほどのマイナス例と比べると、なんと125万を超えた結果の差が出るのですね。
補足すると、性格を変えることは難しいものですが、考え方を変えることは誰にでもできます。
また、良い考え方とは、必ずしもポジティブ思考ということでもありません。
このあたりは、またあらためてエントリにします。
ということで、自分で変えられること、すなわち熱意を持ち、徐々に良い考え方を増やしていけばいくほど、あなたの成果は高まるのです。
だからこそ、良い思考習慣を身につけることが最重要、という結論となるのです。
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
【今日の気づき】
熱意を高め、考え方をより良く変えていくことで成果を高められる
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