落ちこぼれサラリーマンだった著者が、「ぶっちぎり社員」になったという本を読み返しました。
著者は、どのようにして社内で一目おかれる存在になったのでしょうか?
著者が体系化したぶっちぎりの理論を学んで、あなたも「ぶっちぎりのビジネスマン」を目指してみましょう!
「ぶっちぎり理論」は当たり前を体系化した理論
著者の後田さんが考えた理論はどれもシンプルで基本的なものが多いです。
でも、基本的かつシンプルなものほど強力なのですよね。さらに、基本を徹底できるか、できないか、というのはまた別の問題です。シンプルだからこそ大切なのだし、基本につながるのです。
この理論を提唱している後田さんの「3つのルール」をご紹介いたしましょう。
ルール1、ビジネスマナーなど、「できるのが当たり前のこと」で絶対に失敗しない
ルール2 、目上の人や先輩、お客様から気に入ってもらえる人間になる
ルール3、「人を喜ばせる」だけでなく「自分も喜べる」ような行動をとる
この3つのルールを体系的にまとめたものが、本書で紹介されている「ぶっちぎり理論」です。
効果があって、すぐに取り入れられる2つの「ぶっちぎり理論」
「ぶっちぎり理論」は全部で38個も紹介されているのですが、これは良習慣のかたまりでした。習慣化コンサルタントの古川武士さんから「習慣化の達人」に認定されているぼくが、本書からお勧めする理論を2つご紹介いたしましょう。
(1)その場でアマゾン理論
使い方は、「信頼できる人物から商品やサービスを勧められたら、その場で購入する」です。これは、商品やサービスを紹介する立場に立ってみると分かりますよね。
たとえば「7つの習慣はぜひ読んだほうが良いですよ」と伝えても、「読んでみます!」と言う人は多いのですが、その後、本当に買う人は少ないものです。
そこを、目の前で購入して、「教えていただいた本をさっそく購入しました。ありがとうございます!」と言われたら、教えたほうは嬉しいですよね。
相手は「自分の情報を大切に思ってくれているだな」と思うでしょうし、何より、自分に良い商品や情報がすぐに入ってくるのです。
(2)フィードバック理論
使い方は、「人からいただいた情報にや行為には敬意を示し、早めにきちんと結果報告する」です。
これ、意外と漏れてしまうのですよね。情報を伝えた相手は、「その後、どうなったのか?」ということを気にしています。自分のアドバイスが有効だったのか、ダメだったのか、結果を知りたいものです。
また、フィードバックは具体的であればあるほど有効でしょう。美味しいイタリアンのお店を教えてもらったのなら「お勧めしていただいたパスタのトマトソースが絶品でした!」というように、体験したからこそのフィードバックだと、リアルに感情が伝わります。
きっと教えた相手は、また有益な情報をあなたに教えてくれるようになるはずです。
最強のコラボ技を取り入れる
上記の2つの理論は、それぞれに有効な理論です。でも、さらに有効な理論があります。
それは、2つの理論を組み合わせることです。つまり、「その場でアマゾン理論」と「フィードバック理論」をコラボレーションするわけです。
いただいた情報をすぐに実践して、かつ「アドバイスをいただいたおかげでどれだけ自分がより良く変化したか」をフィードバックするのです。良い結果が出れば、教えた相手は、、、たまらなく嬉しいです(笑)。
ぼくが断言できる理由は、実際にコンサルティングやコーチングをやっているからです。クライアントさんと早起きコンサルティングをしていると、セッション中に出たアイディアをすぐに実行するクライアントさんがいます。それは、目覚まし時計を買ったり、枕を買ったり、歯ブラシを枕もとに置いてみる、といった簡単なことです。
しかし、それを「すぐやる人」と「先延ばししてしまう人」は、不思議なことに早起きの成果も変わってきます。もちろん、すぐに実行する人から順番に成果を出していきます。
せっかく早起きコンサルティングで時間とお金を投資しているならば、アイディアをすぐに実行して、結果がどうなったのかをすぐにフィードバックいただいた方が良いでしょう。ダメだったら、すぐに次のアイディア出しを行えば良いのです。投資効率が良いですよね?
ということで、ぼくがコンサルティングをする立場から見たクライアントさんのことを話しました。が、、、自分は果たしてできているのか、自問自答するはめになりました(笑)。
ぼくの新たな良習慣として、「その場でアマゾン理論」と「フィードバック理論」のコラボ技を取り入れることにします。
あなたは、「その場でアマゾン理論」と「フィードバック理論」を使えていますか?
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
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