思考の習慣

迷ったときの決断を助けてくれる!あなたは「思考の3原則」をご存じですか?

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あなたは、判断に迷いますか?
そのようなとき、あなたはどのように結論を出しているのでしょうか。

自分の中に、普遍的で一貫した判断基準を持てたら良いと思いませんか?

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骨太の判断基準を持とう

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「レストランで何をオーダーするのか」といったささいな判断から、「転職をすべきかどうか」といった人生を左右する決断まで、あなたが決めるべきことは驚くほど多いものです。

そのように、何かを判断するときや何かを決断しなければならないとき、指針のようなものがあると便利ですよね。

それも、小手先のテクニックではなく、原理原則に沿った骨太の指針だと、間違いや後悔が減ります。

そこで、お勧めしたいのが、「思考の3原則」という決断の指針です。

 

「思考の3原則」とは?

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「思考の3原則」とは、物事を判断するための基準を示したものです。

3原則とは、物事を、

(1)長期的

(2)多面的

(3)根本的

に考えるべきである、という教えです。

以上、3つの指針です。

 

(1)長期的
まず、「長期的に」というのは、目先の利益や短期的な楽しみにとらわれずに、なるべく中長期といった長い時間軸で考えること。

(2)多面的
次に、「多面的に」というのは、物事が見えている一面にとらわれることなく、できるだけ多面的な視点を持つこと。
そして、できれば全体を俯瞰すること。

(3)根本的
最後に、「根本的に」というのは、枝葉末節にとらわれるのではなく、根本から考えてみる、ということ。

 

私は、何年か前にこの3原則を知ったのですが、今でも迷ったときの判断基準にしています。
すると、よほどのことがない限り、判断を大きく誤ることは少なくなってきました。

本当に簡単な例をあげると、たとえば、私が外食するとき、ストレスフルな状態だと、甘いものを欲したり、大盛にしたくなったり、肉や油ものを食べたくなったり、というような欲が出てくるときがあります。

そこでいったん立ち止まって、長期的に、多面的に、根本的に考え直してみる
すると、甘いものは控え、腹八分目に抑えて、野菜も食べられる商品をオーダーしたほうが良い、という結論となるでしょう。

結果、焼肉丼のごはん大盛とケーキを一緒に頼むのではなく、野菜炒め定食のごはん少なめをオーダーできるようになるわけです(笑)。

 

思考の3原則から課題をとらえ直してみよう

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思考の3原則を反対から考えてみると、より正しさが分かります。

(1)短期的
短期的に考えれば、目先のささいなことにとらわれ、損得で考えてしまいます。

(2)一面的
一面的に見ると、近視眼的なとらえ方をしてしまい、思いこみが激しくなります。

(3)表面的
表面的な見方をすると、物事の深い部分が見えなくなります。

これでは、、、判断を誤りますよね。

 

私は、コーチングセッションでも、クライアントさんの課題について、思考の3原則に照らして考えていただくことがあります。

人が判断できないとき、人が迷うときは、たいていの場合、一歩離れてとらえ方を変えてみると、意外ととるに足らないささいなことだった、ということが多いものです。

あなたも判断に迷ったときは、長期的な立場で、全体を俯瞰し、根本的な部分から考えてみましょう
解決策が、スッとおりてくることがありますよ。

もっとも、、、意識していないと、人は3原則とは逆のことをしてしまいがちなんですよね、困ったことに。。。(^_^;)

あなたの課題を、思考の3原則から考えてみたら、どのような答えが出てきますか?

 

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【編集後記】

昨日は、ある友人のコーチングを初めて受けました。

私が通っていた銀座コーチングスクールとは違うスクールに通学中の友人です。

他流試合というわけではありませんが(笑)、違うスクールではどのようなコーチングを教えているのか、ということにも興味関心がありました。

結果、私の現状の間違いが分かり、頭を殴られたような気づきを得て、コーチング中に、思わず涙が出ました。(^_^;)

詳しくはここでは書けないのですが(汗)、マスターコーチの谷口貴彦さんの名言を思い出した素晴らしいセッションでした。

「過去にどんな汚点があっても、未来にはシミひとつない」

たとえ間違いがあっても、誠意を持ってやり直せば良いのですよね!

良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

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