実は「本当はやりたくない気持があって、できれば先延ばししたいこと」ほど、成長に大切なのではないか?
最近、コーチングセッションを繰り返しているうちに、そのような仮説を思いつきました。
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早起きはできればやりたくないこと
早起きを習慣化する前の私は、早起きすることが目的化していました。
そのため、「早起きすれば、きっと良いことがある!」といった思い込みを持っていたのです。
しかし、早起き挫折経験がある方はよくお分りだと思うのですが(笑)、その程度の理由づけで早起きしようと思っても、続けることは難しいですよね。。。
運良く目覚まし時計で起きることができたとしても、明確にやることがなければ、二度寝の誘惑に勝てるはずがありません。
早起きする、というのは、突き詰めて考えたら、たいていの人の場合、「できればやりたくないこと」なのではないでしょうか?
振りかえってみると、私も本能だけに身を任せていた大学生の頃や、20代の頃は、昼間まで寝ていました。
(ああ、もったいない、、、)
強制力や目的がなければ、人はのんびりと寝ていたいというのが本心だと思うのです。
実は「できればやりたくないこと」があなたをより良く変化させる
一方で、成果が出たときのことを考えてみると、「最初はやりたくなかったけれど、続けてみたら結果として望む効果が出ていた」ということもあります。
たとえば、早起きやダイエットなどのセルフマネジメントは、本来ならさぼってしまいたいはずの習慣ではありませんか?
寝たいだけ寝て、食べたいだけ食べていられたら、楽ですから。
でも、結果を出すためには、「本当はやりたくないけれど、やり続ければ確実に成果につながること」を継続することが必要なのです。
他の人は、できるだけやりたくないことだったり、やろうとしてもできないことですから、ただやり続けるだけで差がつきます。
結果として、自分の望む成果や成長につながるわけです。
「できればやりたくないこと」をやり続けるために必要なこと
早起きは、最初こそ多少つらいかもしれません。
でも、続けていくうちに、時差ボケが順応していくように体内時計が慣れていくはずです。
そうすれば、問題はなくなります。
すると、「そこまで持っていくためにはどうすれば良いのか?」ということになるわけです。
そこには、魔法の答えはありません。
なぜなら、その理由には各人それぞれの目的があり、そこを突き止める必要があるからです。
そこで重要なのは、やはり質問です。
つまり、「なぜ、あなたは早起きしなければならないのか?」「あなたが早起きしようと考えた理由は何か?」ということを考えることが重要です。
つらくなってやめたくなってきたときに踏みとどまる理由になります。
「最初はできればやりたくないこと」だからこそ、はじめから「骨太の理由」を用意しておくのですね。
あなたが、あえて「できればやりたくないことをやる理由」は、何なのでしょうか?
仕事で結果を出すためなのか、人生を充実させるためなのか、達成感を味わうためなのか?
自分の成長欲求を満たしたいのか、自由な時間が欲しいのか、ご家族の将来を守りたいのか?
面倒くさがらずに、自問自答してみましょう。
そこをないがしろにしたままで、早起きを継続している人はいません。
そして、二度寝することが習慣になってしまっているのなら、その悪習慣が何によって発生しているのか、原因をつきとめるというアプローチも有効です。
あなたの生活リズムはどのような習慣によって成り立っているのか。
習慣を見直し、組み立てを変えることも出てくるでしょう。
習慣を見直すことは、「自分の中での当たり前を再構築していく作業」です。
定期的に見直す時間をあなたの時間割に組み込んでおくことをおすすめいたします。
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【編集後記】
昨日は、妻へのひとり時間をプレゼント。
その間に家事をこなしつつ、子供たちとの時間を楽しみました。
今度、記事にしようかと思っていますが、夫婦でそれぞれのひとり時間を確保することは、お互いにとてもメリットがあります。
特に、やりたいことがそれぞれ積み重なってくる30代以降は、取り入れてみることをお勧めしたいですね。
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
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