行動の習慣

割り込み仕事が計画を台無しにする?プランニングした1日のスケジュールを持つメリットを考える。

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息子が夏休みに入り、「夏休みの一日のスケジュール」を作成していました。

私も小学生や中学生時代につくった記憶がありますが、まさに「絵に描いた餅」でした。。。

さて、大人になったあなたは、計画倒れに「流された1日」を送っていませんか?

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突発案件によって崩れるプランニングは無意味なのか?

古川武士さんの「早起き&高密度仕事術グループコンサルティング」で、受講者さんは、タスク管理ツールの「タスクシュート」や「たすくま」を使い始めています。

前回のコンサルティングで、多くの方が感じていた課題について話したことをお伝えいたします。

多くの方は、私がタスク管理ツールを使いはじめたときとまったく同様の感想をお持ちでした。

もっとも共感したのは、「せっかく計画をつくったけれど、割り込みや突発事項が多くて計画が形骸化する」という質問です。

10分かけてプランニングしても、終わってみると結局やりたいことができていない。

まさに、学生時代につくった「夏休みの計画表」と同じですよね。

では、タスク管理やプランニングは無意味なものなのでしょうか?

 

公共機関の運行ダイヤが必要なように、個人のスケジュールにも計画が必要

私がお伝えしたのは、「計画を理想にしすぎないことがポイント」だということです。

そして、タスク管理や計画は、たとえ無駄になってしまったとしても、つくるべきだと考えています。

たとえば、電車やバスの運行ダイヤを思い出していただけますでしょうか?

私は通勤にJR総武線を使っています。

日本の公共交通機関は非常に優秀ですから、普段はとても正確です。

ただ、朝は何かとトラブルが多く、人身事故やホームへの人の進入があったりして、電車遅延が、わりと頻繁に発生します。

電車の運行ダイヤは計画されたスケジュールではありますが、事故などで突発事項が発生するわけです。

しかし、トラブルで遅延が発生したとしても、運行ダイヤは必要ですよね?

「どうせ遅れるから運行ダイヤなんて必要ないよ」とは、とても思えません。

むしろ、運行ダイヤがなかったら、もっと大きな事故がおきて、みんなが困ることになるでしょう。

飛行機のフライト予定や、映画の上映スケジュールだって同様のこと。

やはり、タスク管理や計画表をつくる意味は大きいのです。

 

計画がなければ戻り先を見失ってしまう

私がタスク管理ツールを使いはじめた頃に感じたことは、「戻り先が見えることの安心感」でした。

割り込みや突発事項が入るのは仕方がありません。

特にわ私のように営業をやっていれば割り込みがあるのは当たり前です。

もっといえば、コールセンターのオペレーターさんは、言ってみれば突発事項だらけです。

むしろ、突発事項への対応こそがメイン業務なのです。

それに比べれば、まだ営業のほうがコントロールする余地があります。

そのような割り込みや突発事項から戻ってきたときに、「いま、このタスクを実行する」という場所にすぐ戻れるかどうか。

計画があるからこそ、戻れるわけです。

計画通りにいっていればその計画にしたがえば良いし、割り込まれても、また計画に戻って再開すれば良いのです。

計画がなかったら、計画から「脱線」していることさえ分からずに1日が終わります。

以前の私は、まさに脱線状態の1日ばかりを過ごしていました。

でも、タスク管理ツールを使うことによって、少しは時間の使い方が向上したのです。

時間は、目には見えませんが、とても重要なリソースです。

大切に使いたいものですよね。

あなたは、毎日の計画をつくっていますか?

 

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【編集後記】

昨日も、会社を早めに出て、コーチの友人・森田さんと相互セッション。

私の提案がコーチらしからぬ、かなり強引なものでしたが、、、(汗)

9月に、小さなイベントを開催することとなりました。

詳細が決まりましたら、当ブログでも告知いたします!

 

良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

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-行動の習慣

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