気づきの習慣

すぐに打ち解けられた=仲良し?深いコミュニケーションには適切な時間の流れが必要。

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人間同士の親睦というのは、どのようにして深まるのでしょうか?

もちろん、相性や考え方によるものが大きいとは思いますが、やはり何と言っても重要なのは「相手を知るための適切な時間」ではないでしょうか?

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息子と娘の保育園での親同士の結びつきの違い

昨日は、娘の保育園の保護者のみなさんと一緒に、子供たちを連れて公園に水遊びに行きました。

金曜日も、食事会があったように、娘の保育園の人たちとは、親睦が深まっています。

最近、そのような交流が増えたことで、少し不思議なことを感じています。

息子の保育園のときは、保護者同士の結びつきが強く、入園当初から「みんなで仲良くやりましょう」という雰囲気でした。

しかし、なぜか違和感を感じ(汗)、あまり積極的な交流を持てませんでした。

娘の保育園の保護者のみなさんとは、入園当初からお互いに様子をうかがっている感じがありました。

ただ、卒園を控えたこの1年くらいで、徐々に親睦が深まってきたのです。

私からすれば、今の娘の保護者のみなさんといるほうが、なんだか心地よいのですよね。

その理由を、昨日、少し考えていたのですが、やはり、最終的には、人と人が信頼しあうためには、ある程度の時間が必要なのではないか、という考えに至りました。

 

コーチングでも重要なのは人間関係の土台づくり

少し話は変わりますが、コーチングでは、継続セッションに入る前に、オリエンテーションというものがあります。

それは、コーチとクライアントが、コーチングの方向性を相談し、どのようなゴールを目指すのかを話し合い、クライアントの価値観を知る等の相互理解を深める場です。

私は、スクールで習っていたように、60〜90分を1回行って、次回から継続セッションを進めるのが一般的だと思っていました。

しかし、マスターコーチの谷口貴彦さんは、オリエンテーションから実際のコーチングにうつるまでに、1ヶ月から1ヶ月半くらいを費やすそうです。

自分の常識が覆された感じで、衝撃的でした。

しかし、理由を聞いて納得しました。

コーチングスクールでは、スキルやノウハウばかりを教えて満足している。

時間やコスト、受講生の満足度を考えると、ある程度は仕方がないことかもしれない。

でも、プロコーチとして飛躍したとき、そしてプロフェッショナルとして考えていることは、その前段階で、人と人としての信頼を高める土台づくこそが重要だということだったのです。

確かに、どれほど多彩なテクニックを駆使しても、どれだけものすごいノウハウを持っていたとしても、人間的に尊敬する部分がない人をコーチとして雇うことはできませんよね。

また、自尊心だけが高い人に行動約束をしても、「この人との約束は守らなければいけない」と思ってもらえなければ、コーチとしての意義はないわけです。

自分自身にも、、、言い聞かせています。(^_^;)

 

仲良くなるのは必ずしも早く打ち解けられるからではないと思う

娘の保育園の保護者たちとの交流のように、親睦を深めるためには時間がかかる場合があります。

少しずつ「人となり」を知り、親近感を深め、時間をかけて仲良くなっていくこともありますよね。

私はこれまで、「すぐに打ち解けられる人とは仲が良いものだ」と考えていましたが、必ずしもそうとは限らないのでしょう。

今回、娘の保育園の保護者の方たちと触れ合うことで、自分のビリーフ(思い込み)を書きかえました。

決めつけや固定思考は良くないと言われますが、まさにこのようなことですよね。

良い学びを得ました。

 

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【編集後記】

ということで、昨日は、またもや娘の保育園のパパ友・ママ友たちと長い時間を過ごしました。

そこで、いろいろと考えたことがもう1つあったので、少しまとめて、改めて記事にしようと思っています。

それにしても、本当に、大人になると、多様性を感じずにはいられませんね。

良くも悪くも・・・(笑)。

 

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