コミュニケーションの習慣

どちらの道を選べば良いのか迷うときに。NLP「タイムライン」で決断を後押しできる。

投稿日:2015/09/25


「現状のダラダラ生活を続けたら、、、いったいどうなってしまうんだろう・・・?」

そんなふうに考えていても、なかなか生活リズムを変えるのは大変ですよね。

それは、「理想の1日を過ごし続けた10年後の状態」を味わっていないことが要因の1つです。

本日は、NLPの「タイムライン」というワークを使って、「2通りの10年後を疑似体験してみる」というワークをご紹介いたします。

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NLP「タイムライン」のやりかた

上に記したような場合に役立つのは、NLPの「タイムライン」というワークです。

やりかたは以下の4ステップです。

(1)現在に立つ

立った状態で、未来への道のりがあることをイメージします。

前方に3メートルくらいのスペースは確保しましょう。

いま立っている位置が「現在」となります。

 

(2)未来に向かって進む

3メートル先に自分が目指すゴールがあることをイメージします。

1歩進んだら1ヶ月後、2歩目は3ヶ月後、3歩目は半年後、、、というように1歩ずつゆっくりと進んでいきましょう。

1歩進むごとに、その時点で起きているイメージがふっと浮かんできます。

直感を大切にして、そのイメージを味わいましょう。

 

(3)ゴールを味わう

ゴールに到達したら、そこにいる自分を感じます。

できれば、感情も味わいます。

目を閉じて、映像と感情の両方を確認しましょう。

ゴール地点では、いままでの場所よりも時間をかけてOKです。

 

(4)プロセスを振り返る

ゴールから後ろを振り返ります。

ここで、ゴールに至るまでのプロセスを確認しましょう。

トラブルや苦労をどのようにクリアしてきたのかイメージするのです。

 

以上が、タイムラインのワークです。

 

「現状スケジュールの10年後」と「理想スケジュールの10年後」を疑似体験する

タイムラインが良いところは、2つの選択をどちらにすれば良いか迷っているときに有効です。

私も、過去に、このワークをやったことがあります。

テーマは、「現状と理想のスケジュールをくらべるために、10年後の自分を疑似体験すること」でした。

まず、「現状のスケジュールで過ごしたら、10年後はどうなるか?」というテーマで、現在から右ななめ前に進みました。

右側の人生は、二度寝して寝坊して、仕事に振り回され、自分のやりたいことができないまま過ぎさっていく10年後でした。

右側に進んだ10年後は、、、本当に嫌な感情でした。

「早くここから抜け出したい・・・!」

本当に、そう思えました。

それが、「自分を変えなければ、この嫌な未来が待っているんだ。。。」という疑似体験となり、「変わらなければ!」という決意となりました。

次に、左ななめ前に向かって「理想のスケジュールを過ごした10年後」を進みました。

こちらは、先ほどとは違い、「早く未来を見たい!」という感情が湧いてきました。

ただ、不思議なことなのですが、10年後にたどり着いたときには、特にビジュアライズされたイメージはありませんでした。

なんとなく、まばゆい光のようなものが目の前の上のほうにあるような感じでした。

「きっと、すごく良い方向に変わっていくから、まだ自分のイメージが追いつかないんだな。」と良いほうに解釈しました。(^_^)

 

イメージを疑似体験して感情を知ることで進む道を決める

このように、何かと何かの選択に迷っているときや、変えたいことがある場合は、未来を疑似体験するというのがおすすめです。

将来を味わった上で、「それで、自分はいったいどうしたいんだろう?」と考えられるようになるのです。

イメージだけでも体験することで、判断する基準はまったく変わってきます。

私は、タイムラインのワークを実践して「たるみきったダラダラ生活から抜け出したい!」と心から思うようになりました。

時間は5〜10分程度で終わりますので、迷っていることがあれば、ぜひためしてみてくださいね。

 

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【編集後記】

早朝6時から、はじめてのかたとのコーチングセッション。

セッションを通じて「0→1」になっていくプロセスを一緒に体感するするのはコーチングの魅力ですよね。

こんな気持をもっと味わいたいと思っている今日この頃です。

 

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