早起きの習慣

早起きは毎日するべきか?自分にあった「早起きの定義」を決めて柔軟に早起きを習慣化しよう。

投稿日:2015/10/11


早起きを習慣化すると、人は自然に「毎日早起きするべきだ」と考えてしまう傾向にあるようです。

私自身もそう思っていましたし、クライアントさんやセミナーのご受講者さんもそのように考える人が多いからです。

でも、それは本当なのでしょうか?

それは、「登山をしよう」と思ったときに、急にエベレストを目指すようなものだと考えています。

それよりは、「規律」もありつつ、ストレッチのような「柔軟性」を持つべきだと思うのです。

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早起きは絶対に毎日しなければならないものなのか?

確かに、「早起きを習慣化しています」という状態を目指すなら、1年365日、毎日早起きするに越したことはありませんよね。

私も、過去、そのように考えていましたし、「毎日早起きしなければ、早起きしている」と言ってはいけないものだと考えていました。

しかし、「毎日早起きしなければならない」というのは、私にとって「呪縛」でした。

私の早起きの技術の定義は、「明日は早起きしよう!」と思ったときに、翌日早起きができることです。

要は、「明日1日を目標の時間に起きることができればOK」なのです。

1日ができるようになれば、毎日早起きしたければ、その法則を毎日適用すれば大丈夫だからです。

早起きセミナーでも、「まず1日早起きするためには、どのようなアプローチをすれば良いか?」ということをお伝えしています。

早起きを目標にしてしまうと柔軟性を失う

ただし、「毎日早起きする」という目標は、私やクライアントさんの経験上、「目標で目的を見失う状態」になりがちです。

たとえば、私の例で言うと、

・会社の仕事をしながら、

・家庭を持って、妻と子ども2人とのコミュニケーションをとり、

・週末起業家として自分の小さなビジネスをやって、

・ブログを1日1記事分書いて、

・セミナーやイベントに参加したり、

・社外の人たちと積極的に交流したり、

という毎日を送っていると、正直言って、早起きを365日続けるのは非常に難易度が高いものです。

それでも、無理やりやっていた時期もありました。

しかし、そうすると、「妻がゆっくり話を聞いてほしい」というタイミングや、「子どもが熱を出すなどの突発事項」などに、寛容になれなくなる瞬間があるのです。

イレギュラーの案件が出てくると、「早起きできなくなるじゃん・・・」と言って、イライラするようになっていたのです。。。

そのように強制的に早起きをしようとすると、たとえばうちの奥さんが、「今日、ちょっとゆっくり話をしたいんだけど時間とってもらえる?」と言われたときに、「ごめん、早起きしないといけないから、明日で良いかな?」と言わなければならないのです。(^_^;)

そんなの、幸せじゃないですよね?

つまり、「早起きという目標」に生きてしまい、幸せな毎日を過ごすための「早起き」ではなくなってしまうわけです。

あなたの「早起きの定義」を数値化・言語化してみよう

では、どのようにすれば良いのか?

私は、早起きセミナーで、「自分の中での早起きの定義を決めてください」とお話しています。

つまり、「早起き=毎日する」というハードルを崩していただくようにしているのです。

セミナーのご受講者さんに聞くと、意外とみなさん、「早起きは毎日すなければならない」と思ってしまっているのです。

ごく自然に。

でも、それってハードルが高すぎませんか?

そのため、早起きの条件を定義(または再定義)するのです。

私の場合は、「1週間のうちに4日以上、4時から5時までの間に起きる!」です。

その条件がクリアできていれば、「自分は早起きです」ということにしていますので、私は、誰がなんと言おうと、「私は早起きです」と言えるセルフイメージが保てるのです。

もちろん、毎日早起きできるように研究を重ねています。

しかし、同時に毎日の幸福感や充実感も捨てられません。

早起きするために生きているわけではありませんので。

ですから、常に最適化できるポイントを探しています。

それが、上に記したような数値化した目標なのです。

これが、私が考える、「人生の幸福感や満足感を忘れないようにしながら、無理なく早起きも達成する秘訣」です。

あなたの早起き習慣化にご参考になりましたら幸いです。

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【編集後記】

昨日は、娘と2人で巨大迷路に遊びにいきました。

夕食は家族4人で集まり、その後カラオケに行ってしまいました(笑)。

娘が遊んでいた巨大迷路を見ていて、ブログネタを思いついたので、後日記事にしたいと思っています。

ブログを書いていると、とにかくネタにしようとする習慣が身につきますね(笑)。

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良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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