■息子の学芸会に行きました!
今日は会社にお休みをいただいて、小学校6年生の息子の学芸会を観にいきました。
結論からお伝えしますが、、、
思いがけず感涙(かんるい)してしまいました(笑)。
はい。
文字通り、感涙なんです。
いま調べたんですが、一緒にいた妻とは号泣したと言ってたんですが、よく考えたら声は出していなかったので号泣じゃなかったですね。
号泣とか嗚咽(おえつ)かな、とか思って調べてみたら、たくさんあるんですねー。
で、とにかく、感動して涙が出て、止まらなくなってしまったんです。
どれくらい泣いたかというと、一緒にいた妻が恥ずかしくなって「早く出ましょう!(汗)」と思わず言ってしまうレベルです。
僕はハンカチに目をあてていたので周りを見ることができなかったのですが、妻のあわてぶりから推察すると、「なんでこの人こんなに泣いてるんだ!?」って感じだったんでしょう(笑)。
■なぜ、そんなに泣いてしまったのか?
正確にいうと、息子たちの演劇の完成度も確かに良かったんですけれど、それ以上に息子の成長ぶりに感動してしまったんですよね。
その理由を考えてみました。
で、僕の考えた答えは、
【想定イメージと眼前リアルのギャップが大きかった】
ということなんじゃないかと思うんです。
あの、正直いってしまうと、小学校6年生の学芸会ですから、そんなに期待していなかったんです(汗)。
内容に関しては、ですよ。
ところが、息子の頑張る姿が想定以上にたくましかったんです。
開幕前のナレーションを担当していたり、役どころも大切なキャラクターだったり、最後に観客席に挨拶するところもあったりと、その活躍ぶりに思わず心が震えてしまったんです。
■秘密主義も成功すればインパクトが大きい
実は今回、息子はそんなに多くの事前情報を親に伝えていませんでした。
大まかなあらすじや役名だけは聞いていたんですが、細かい部分は教えてくれてなかったのです。
まるでサッカーの日本代表が世界大会の前に、報道陣をシャットアウトして非公開のフォーメーションで極秘練習するみたいに(笑)。
僕が仕事で遅くなると寝ているし、たまに早く帰ってもパスドラをやっていたり(笑)と、そんな状態だったんです。
ですから、僕は今回の学芸会も「小学校最後の記念だから見ておこう」というぐらいの感覚でした。
■期待と現実のギャップが大きいほど感情の振れ幅が大きい
ところが、演劇の始めのナレーションを息子が読みました。
そこで、「おっ、頑張ってるね」と思いました。
次に、劇中の役が、主役ではないものの、物語のキーになるキャラクターでした。
そこでまた、「なんだ、結構良い役をいただいてたんだ。」と思いました。
そして、劇が終わった後、最後に観客席に向かって代表の何名かが短い言葉をスピーチしました。
そこで、息子はAKB48でいえばセンター(笑)の位置に立ち、感動的な言葉を放ったのです。
それは、今回の劇について、仲間のみんなと行動したことに対する気持ちでした。
頑張りは報われるし、
勇気を持って行動することができたし、
その結果、素晴らしいことができる。
そのことを学びました!
ということだったのです。
その瞬間、息子の言葉が僕へのメッセージに聞こえたのです。
そんなことを語る息子の成長に感動しました。
そして、今回の学芸会にあまり興味関心を示してあげられなかった自分を情けなく思いました。
嬉しさ、感動、狼狽。
それぞれの気持ちがあまりにも強く、絡まり合って降りかかってきました。
そして、自分の気持ちを制御できなくなり、涙となって表出されたのでした。
■良い意味でのギャップをつくる
この気持ちのギャップによるインパクトの大きさは、人間の感情の振れ幅に大きく影響してきます。
このギャップを理解し、意図的に使うことができたら、ビジネスや人間関係でいろいろなことができますね。
良いことも、悪いことも(汗)。
良いインパクトを与えられるようなギャップを作りたいものです。
息子の学芸会で思わず感涙し、そんなことを息子から学んだ次第です。
【今日の気づき】
期待値を超えるインパクトは、成功すると、ときにあまりに強烈
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