早起きの習慣

自分の感情を探るために。やめたい習慣の裏には何がある?

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あなたには、

・夜ふかしをやめたい
・食べすぎをやめたい
・お酒を減らしたい

など、「やめたい!」と思っているのに、ついやってしまうことはありませんか?

やめるためには、表面的なやめたい行動の裏側の原因を探るとやめられるようになります。

 

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早起きの方法をたくさん試した時期

過去に、私が早起きを習慣化しようと思いたった際に、本やネット記事を読んで、いろいろな方法をためしました。

たとえば、

・寝る前にホットミルクを飲む
・寝る前にワインを1杯だけ飲む
・お風呂上がりに体温を冷ましながら寝る
・目覚まし時計を起きる時間から5分間隔でずらしながら3つ鳴らす
・目覚まし時計をベランダに置く
・寝る前に水をがぶ飲みする
・寝る前にまくらに話しかけながら、起きる時間の回数だけたたいてから寝る

といった方法が紹介されていました。

下に行くにつれてだんだんとハードに、そしてあやしくなっていきますが・・・、素直な私はすべて実践しました。(笑)

一瞬だけ効果が出た方法もあれば、効果がよくわからない方法もありました。

どの方法も、個人差はあると思いますが、状況次第である程度は効果があるのかもしれません。

しかし、どの方法も根本的な解決にはならないのです。

私が求めていたのは、たまに成功するイレギュラーな方法ではなくて、習慣化するための考えかたや再現性のある方だったのです。

では、根本的な解決方法とは、どのような方法でしょうか?

 

早起きするためには早く寝るという原則

答えとしては、早起きをするためには、「早く寝ることが重要」だということです。

100%誰にでも必ず通用する方法ではないかもしれませんが、たいていの人には通用するはずです。

当時、私は、習慣化コンサルタントの古川武士さんのセミナーに参加したときに、「どうしたら早起きができるようになるでしょうか?」と質問をしました。

そのときに、「起きる時間に焦点を当てていませんか?それよりも、寝る時間にフォーカスしてみましょう」と言われたときの衝撃は、今でもはっきり覚えています。

そうですよね、早起きするためには、早く寝ることが大事。

私も知っていました。

じつにシンプルだし、誰でも知っていることですよね。

でも、なぜ多くの人は早起きできないのでしょうか?

これは物事の本質と同じで、みんな言葉ではわかっているし、理解している(つもり)のです。

でも、あまりにもシンプルすぎて、拍子抜けしてしまいますよね?

「どうしたら早起きできるんですか?!」というのは、私が異業種交流で名刺交換すると、早起きについてよく質問されることです。

私が「あ、それは簡単で、早く寝ることです」と答えると、、、「えーと、、、そのあとに続く言葉は・・・?」という顔をされます。

あきらかにがっかりした表情をする方さえいました。(笑)

そのような人たちは、おそらく「早起きするための魔法があるに違いない」と思っているのでしょうね。(^_^;)

もちろん、早く寝るといっても、人によって合う合わないがあったり、早く寝なくても早起きできる人はいます。

でも、そのようなイレギュラーばかり狙い続けてきたから、いま早起きできていないわけです。

野球でキャッチボールができないのに、試合で活躍できるわけがないのと同じことですよね。

私も何度も挫折して、停滞して、モラトリアムを与えて、そして、できなくなる時期があります。

そのようなとき、再開する際に守るべきポイントはただ1点で「早くふとんに入る」ことです。

つまり、夜ふかしをやめて早起きするためには、早くふとんに入る工夫を考える必要があるのです。

そのまま早く寝られることが理想ですが、いきなり寝る時間を変えても最初はなかなか寝られないかもしれません。

ですから、最初は「目標の時間にふとんに入ること」だけを目標にしていただければOKです。

ふとんに入って、読書やスマホは当然NGですよ。(^_^)

最初はすぐに寝られなくても良いのです。

そのうちに寝られるようになっていきます。

 

やめられない原因は行動の裏側にある

「やってみよう!」と決めると、私たちは自動的にその行動自体に焦点をあててしまいますよね。

しかし、私の早起きの経験のように、やろうとしていることの裏側に問題が隠れているケースというのは多いものです。

ですから、本当の問題はどこに起因しているものなのか、考えてみていただきたいのです。

別の例でいえば、私は一時期、酒量が増えたことがあります。

そもそも、お酒の雰囲気が楽しいとか、やきとりに魅了されているという要因はたしかにあるのですが(笑)、その奥にお酒を飲んでしまう本当の理由があったのです。

その原因は、複業にお金や時間を投資しているのに、まったく成果があがらないことにありました。

家族にも迷惑をかけ、自分のお小遣いは常になく(おこづかい前借り状態です)、読書して行動してるつもりでしたが、リターンがまったくないのです。

そのストレスから逃げたくて、アルコールに手が伸びてしまっていたのです。

要は、アルコールの力を借りた一種の現実逃避なのですね。

ですから、酒量を減らす対策としては、お酒ではないリラックスを探したり、逆に睡眠をしっかりとることだったのだと、今ならわかります。

ダイエットに失敗したときも同じように、食べることをがまんしていたのですが、仕事も週末起業もストレスフルなので、食欲が抑えられなかったのです。

すべてをとろうとして、何もえられない典型的なだめパターンです。。。(^_^;)

いま考えれば、習慣化のウェイティングリストをつくり、期限を分割して1つ1つじっくり取り組んでいけば良かったのだと思います。

このように、やろうと思っていることがあれば、つい阻害してしまうマイナス行動の裏側を考えることが大事です。

その行動を誘発してしまう原因がどこにあるかを発見すれば気分が楽になりますし、対策をほどこす対象として扱うことができるようになるからです。

あなたのやめたい行動の裏側にあるものを考えてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、息子の受験日前日だったので早めに帰宅。

子どもたちを早めに寝かせて、妻とほうじ茶を飲みながら受験についてトークしました。

小学6年生の甥っ子も中学受験をしているので、この時期は合否の結果に一喜一憂の毎日です。

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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