天職の習慣

価値観や目指す方向性を発見するために。「憧れの人」から自分を分析する方法。

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・やりたいことがわからない
・目指したいものがわからない
・行きたい方向性がわからない

そのようなケースで必要なのは、「目指すべき指標」です。

その指標を発見するために、「憧れの人」を活用する方法があります。

 

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憧れの人から目指す部分を取り入れる

あなたの中に、憧れの人はいるでしょうか?

たとえば、

・あの人のようになりたい
・○○さんのような存在になりたい
・この人に魅力を感じる

というような人です。

メディアに登場するようなビジネスパーソンやビジネス書の著者。

スポーツ選手や芸能人。

会社員の方なら、社内に尊敬する上司や先輩ということもあるかもしれません。
(ラッキーな人ですね・笑)

ということで、「憧れの人」。

じつは、「憧れの人」というのは、自分が目指したい方向性を教えてくれたり、自分が得たい価値観を浮かび上がらせてくれる存在なのです。

私自身、これまで憧れの人たちの要素を自分に取り入れてきていますし(レベルは違えど)、今も憧れの人たちから取り入れる部分を探しています。

 

「憧れの人を因数分解する」ワークの3ステップ

いま、継続のクライアントさんと取り組んでいる「ミッション・ステートメントづくり」で、この「憧れの人から理想を描く」ワークに取り組んでいます。

ご紹介しますね。

このワークには、3つのステップがあります。

 

1:憧れの人を複数人書き出す

まず、自分が憧れを感じる人たちを複数人書き出してもらいます。

1人だと偏りが生じてしまうので、少なくとも3人以上書き出してもらいます。

ワークシートは4人分にしています。

ここに書く人は自由です。

漫画やアニメの主人公でOK。

映画や小説の登場人物でもいいです。

歴史上の人物もいいでしょうね。

 

2:憧れの人の魅力を因数分解する

次に、その人たちを構成している魅力を因数分解します。

要は、「自分は、その人のどのような要素に魅力を感じているのか?」ということを考えるのです。

ここでのポイントは、単語で書き出すことです。

これにより、憧れの人たちが、魅力的な存在たり得る要素を浮かび上がらせます。

 

3:なぜ、その人に憧れるのか理由を書く

最後に、自分が憧れる理由を書き出します。

ここは、前提として、

「私は、○○さんに憧れています。なぜなら〜」

という文章に続く形でやってみると書きやすいでしょう。

これを書き出すことによって、目指したいスタイルを言語化するのですね。

 

憧れの人と自分との「違い」をとらえる

このワークをおこなうことにより、自分が目指したい方向性がわかります。

そして、もちろん、書き出して終わりではなく、これを元に分析をしていきます。

・憧れの人たちに共通している要素は何か?
・憧れの人たちにあって、自分にないものは何か?
・憧れの人たちになくて、自分にあるものは何か?

といったようなことを、自己分析していただき、次回のセッションで深掘りしていくのですね。

ここで大事なのは、

・憧れの人たちと自分の「差」を比べない

ことです。

真剣にやれば、落ち込むだけです。(笑)

そうではなく、

・憧れの人たちと自分の「違い」を明確にする

ということですね。

また、憧れの人たちは、どのようにして今の立場までたどり着いたのか、ということを調べてもらいます。

そうすることで、何がわかるのか?

そうです、目標設定で重要な、

・理想を描く
・現状を確認する
・ギャップを知る

というプロセス。

これを「憧れの人たち」という視点から浮かび上がらせるのです。

このワークであげてもらった要素は、ミッション・ステートメントには欠かせない価値観の部分にもかかわってくるものでもあります。

このワークを通して浮かびあがってきた価値観は、クライアントさんご自身の価値観にも通じるものがあるはずです。

複数回出てきた価値観であれば重要な価値観でしょうし、まったく出てこないものは求めていない価値観だということなのですよね。

一方で、「苦手な人」を同じように分析するというアプローチもあります。
(苦手な人の価値観から見えてくるものも多いものなのです)

私も過去にやってみてわかったのですが、どれほど憧れの人であっても、100%同じになりたいということはありません。

ロールモデルのように、必ずいい部分だけではないですし、自分とは異なる価値観があるものなのですよね。

だからこそ、このようなワークを通して、あらためて自分が「なりたい姿」がわかるもの。

ぜひ、トライしてみてはいかがでしょうか?

 

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■編集後記

昨日は、コーチングスクール時代の同期たちで食事会。

久しぶりに合ったのですが、いつも会うたびにバージョンアップしている仲間の存在に大きな刺激を受けました。

充実している自分の現状を認めつつも、どこか「このままでいいわけがない」と思う私の気持が目覚めました。(笑)

そのような気持を引きだす誘引剤となってくれる仲間の存在はなまけがちな私には必要不可欠なもの。

あらためて、同期生としてのつながりに感謝しました。

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