複業の習慣

友人に自分のサービスを売ることに気が引ける人は、対価を「応援料」として捉えてみては?

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複業をする際に、「友人や知人からお金をもらうのは気がひけます」という悩みを聞きます。

私は、そのような気持があっても、あえて「対価をいただきましょう」とアドバイスするようにしています。

 

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複業がうまくいかない人によくあること

複業がうまくいっていない人でよく見かけるのは、無料や低コストすぎる価格でサービスしてしまうことです。

私が複業の「最初の1円をどう得るか?」という相談を受ける際に、おすすめしているのは、

・友人
・知人

などの親しい人にサービスを購入してもらうことです。

しかし、そのようなアドバイスをすると、「友人や知人からお金をもらうのは気が引けます・・・」という反応が帰ってくるのです。

ただ、考えてもらえばわかるのですが、無料やありえない低コストでサービスを提供してしまったら、それはビジネスではなくなり、単なるボランティアになってしまいますよね。

どうしても抵抗があるのなら、最初から趣味やライフワークとしてわりきってしまったほうがシンプルでしょう。

もちろん、無償で相手に与えるケースもありますが(セミナーへの招待など)、相手に価値を提供できると思うサービスや商品を出すのなら、その対価をいただくのは間違っていないはずです。

 

友人たちへの価値提供に対価をもらった初セミナー

私がはじめて自分の名前だけで収入を得たのは、セミナーで知り合った友人たちとの勉強会で、セミナー講師をつとめたときでした。

当時のセミナー費用は1,500円、7人が参加してくれることになりました(価格はフィーリングで決めました。(^_^;))

いま考えると安いかもしれません。

ただ、当時の自分にとっては「えいやっ」です。

それに「友人たち」と言っても、3ヶ月前に知り合った優秀なビジネスパーソンばかり。

「あまりにかっこ悪いところは見せられない」という、ある程度のプレッシャーを感じつつ、パワポ(ほぼ初めてさわる感じ)の使いかたを学びながら、悪戦苦闘していたものです。

また、「有料でやるからには、全力でやらないと」という意識もはたらきました。

セミナーのあと「・・・おもしろくない。俺たちの貴重な時間とお金を返して欲しい」とは言われたくないですからね。。。

いままでのインプットや自分の体験をセミナーの形式に体系化するプロセスは、困難もありましたが、熱中している時間のほうが多かったのです。

さて、その結果、私の初セミナーは高評価をもらえました(おせじも多分にあるとは思いますが)。

そのセミナーがきっかけで、早起き習慣化セミナーを開催するようになったのです。

もし、無料でやっていたら、もっと手を抜いていたでしょうし、受講する友人たちもどこかで「無料だし・・・」と思っていたら、熱心に聞いてくれなかったかもしれない、と思うのです。

その際、友人の1人から、「この内容で1,500円、応援料にしては安すぎます!」と言われたのです。

「応援料」と聞いて、私はとても嬉しさを味わい、同時に友人からお金をもらうということを受けとめていたのです。

 

応援料として自信を持って対価をいただく

友人からお金をいただくのは、たしかに心理的なハードルがあるかもしれません。

しかし、逆の立場になってみれば、どうでしょうか。

たとえば、先日も友人のセミナーに参加しましたが、私が友人のコンテンツに興味関心があれば、「お金を払ってでも聞きたい」と考えていました。

そのように考えると、講師の立場としては、

・コンテンツの整理や体系化
・運営の経験
・セミナー講師の経験を積むことができる

というメリットになります。

受講する立場になっても、

・友人が努力して磨いたコンテンツを学ぶことができる
・進化しているプロセスにいる友人を応援することができる
・友人の努力に刺激を受けられる

というメリットがあるのです。

そう考えれば、それほど抵抗感を感じることはないのではないのでしょうか。

もちろん、期待に応えられるようなコンテンツになるように、ブラッシュアップが不可欠なのは言うまでもありません。

そのような意味において、私は、複業の最初のお客さまは、

・友人
・知人

をおすすめしているのです。

彼らは、私たちが「やりたいこと」や「好きなこと」をやっていることを評価してくれているはずです。

そのため、人によっては、「応援料」のような意味合いで対価を支払ってくれているかもしれないと思うのです。

自信を持って、対価をいただいてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は仕事終わりでひとり会議。

今年の「やりたいことリスト100」の達成度について進捗状況を確認しつつ、今後のスケジュールとしてカレンダーに予約しました。

その後、不用意な「7月から」発言(汗)を挽回すべく、メルマガの登録フォーム作成を特急でつくり、昨日の記事に急きょ差し込みました。(^_^;)

メルマガは、50名の読者さんが集まったところで配信をスタートする予定です。

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