行動の習慣

目標達成の確率を高めるのには「結果のゴール」だけでなく「行動のゴール」まで設定する

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目標達成にはゴール設定が欠かせないものです。

そのゴールには、「2つのゴール」があることに注意していくと成功確率が高まります。




 

「セルフ(自己)」の重要性の高まり

最近、よく目にする(耳にする)言葉で、気になっているものがあります。

それは、

・セルフマネジメント

・セルフコーチング

・セルフトーク

という感じで「セルフ」という言葉に接する回数が増えているように思います(あくまで私の主観かつ直感ではありますが)。

それで、あくまでも私個人の見立てなんですが、やはり思うのは

「ほかの人を変えることはできない。自分は変えられる」

という原則。

この原則を、世の中の人たちが大事だと考えてきている。

少なくとも、そういった傾向にあるのではないか。

そんなことを感じています。

実際、私たちには、ほかの人のことをコントロールすることができません。

ましてや、結果をコントロールすることもできません。

できることは、

・自分の行動をコントロールすることだけ

なんですよね。

ほかの人に批判を受けようと、現実が思い通りにならなくても、それは仕方がありません。

コントロールできないことなので。

それよりも、コントロール可能な自分をより良く変えていったほうが確実に現実を変えられます。

自分が相手ならば、「7つの習慣」でいうところの「影響の輪」の中で生きることができるわけです。

そうすれば、いたずらに感情が乱れることも最小限になるでしょう。

そのようにして、基本的なスタンスとして、自分がコントロールできるところ(変えられるところ)に集中する。

これが、セルフマネジメントの重要なルールだと考えています。

そうやって自分をコントロールし続けた人たちが、ゴールに近づくわけです。

 


 

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結果のゴールは行動のゴールとセットで考える

通常、「ゴール」というと、

・結果のゴール

だけを指す人が多いかもしれません。

でも、覚えていただきたいのは、

・行動のゴール

もあるということです。

拙著『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』でも、出版社の方がつくってくださったポップには、ここが強調されていました。

 

結果のゴール

結果のゴールとは、

・フルマラソンを完走した

・体重が7キロ減った

・TOEICが850点を超えた

・資格試験に合格した

・本を月に20冊読んだ

などです。

結果のゴールはわかりやすいですよね。

数字が入っていて具体的ですし、「できたか/できなかったか」がはっきりしているからです。

通常、たいていの人が思い描くゴールは「結果のゴール」だと思います。

当然、結果が変わることは重要です。

ですから、

「自分はどんな結果が欲しいのか?」

「自分はどうなりたいのか?」

「2020年が終わるとき、どんな状態になっていたいのか?」

といったことを、どんどん書き出してみることが大事になってきます。

 

行動のゴール

では、結果を変える要因は何でしょうか?

そう、私たちの行動ですよね。

これまでと違った行動をとるからこそ、違うゴールにたどり着くわけです。

ですから、私たちが変えていく必要があるのは行動です。

このときに考えたいのは、

「どんな行動を積み兼ねればゴールに近づくのか?」

ということです。

ですから、結果のゴールを考えたら、行動のゴールもセットで考えましょう。

たとえば、

・結果のゴール:フルマラソンを完走した → 行動のゴール:週に3回、合計25キロを走る

・結果のゴール:体重が7キロ減った → 行動のゴール:1日の食事を1800キロカロリー以内に抑える

・結果のゴール:TOEICが850点を超えた → 行動のゴール:過去問を毎週1回、100点になるまで復習する

・結果のゴール:資格試験に合格した → 行動のゴール:基本のテキストを1冊決めて試験までに3回繰り返す

・結果のゴール:本を月に20冊読んだ → 行動のゴール:毎週4冊読む

ということですね。

結果が変わるのは未来です。

でも、行動を変えられるのは「今」だけです。

そうやってあなたの今の選択を変え、今日1日の行動を変えること。

それが、未来の結果を変えるわけです。

それは頭では理解しつつも「結果のゴール」だけを見てしまうと、どうしても「思ったように変化がでない」と思いがちです。

そのようなときは、「行動のゴール」をクリアできているかどうか。

そこを基準に考えるようにしましょう。

おすすめは、「ひとり戦略会議」を開いて、1週間単位でゴールを考えることです。

私は、昨年の出版やコーチングの国際資格取得は、そのようにしてゴール達成をしてきました。

トライアスロンは達成できなかったので、今年に持ち越しですけれど、、、

 


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行動をゴールにし続けると変わっていくもの

このように、私たちがコントールできるのは行動のゴールです。

先述のように、ほかの人や状況は変えられません。

たとえば、電車遅延。

これは仕方がないことでしょう。

そのようなときに、どんな感情になるのか。

私がよく遭遇するのは車内で怒りだす人や文句を言っている人です。

しかし、会社や上司の愚痴と一緒で、それを言ったからといって状況が好転するわけではありませんよね。

むしろ、マイナスの言葉を発したことが、自分に返ってきてしまうでしょう。

それよりも、その状況でできることを考えたほうがいいわけです。

読みかけのKindleで電子書籍を読んでもいいでしょうし、取り組んでいる専門分野の学習をすることもできるはずです。

そのようにして、できるだけ状況やできごとに翻ろうされないように自分に意識を向けましょう。

と言いつつも、私もどうしても相手の態度や「いいね!」の数を気にしてしまいます。

でも、ふり返りをしているとよく気づくのですが、これはとてももったいないことなのではないでしょうか。

それらは、コントロールはできないことだからです。

ですから、おすすめしたいのは、常に「行動をゴールにすること」なんです。

ここで覚えておいていただきたいことがあります。

それは、行動しはじめた頃には、大きな変化は起きないということです。

でも、私の経験では、目標達成に近づくときは2次曲線を描きます。

要は、途中まではそれほど大きな変化はありません。

でも、それでも続けていると、ある地点から成果が急上昇するものなんですよね。

英語学習は特にそれを感じました。

積み重ねていたものは、嘘をつきません。

そうなると面白いのは、本人としてのエネルギーは変わっていなくても、結果がどんどん上昇していくのです。

そう考えると、ゴール達成というのは、後半のほうがおもしろいわけです。

ですから、そのおもしろさを、自分から取りにいきましょう。

そのゴールに向けて進んでいくときには、ほかの人が言うことや周りの状況は関係ありません。

自分をコントロールしていくだけでいいのです。

 


 

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■編集後記

リーディングファシリテーターとして、そして著者として、うれしい連絡(お声がけ)がありました。

4月に、新たに挑戦する場についてお声がけいただいたのです。

私にとって緊張する場ではありますが、全力で準備していこうと思います。

開催が決定したら、またお知らせしますね。(^^)


 


 

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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