ダイエットの習慣 良習慣の習慣

習慣は「1度に1つ」しかダメなのか?過去に習得した習慣なら同時進行も可能。

投稿日:2017/05/30


習慣化は「1度に1つ」が原則です。

ただ、過去に習得した習慣であれば、「1度に2つ以上」取り組むことは可能だと考えています(欲張りな私は・笑)

 

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無意識レベルの矯正は難しい

スイムスクールに通うようになってから、毎回のトレーニングで意識していることがあります。

それは、「毎回1時間15分で、1つのことを意識する」ということです。

練習がスタートする前に、コーチに1度泳ぎを見てもらい、「もっとも改善するべきポイント」を聞きます。

そして、当日の練習の間、ずっとそのポイントを意識して泳ぐわけです。

たとえば、今日はコーチから「頭が上がりすぎてますね。もっと頭を下げないと、下半身が沈んだままなので、水の抵抗を大きく受けてしまうんです。」と言われました。

確かに、ここは思いあたります。

というよりも、過去に何度も、いろんなコーチから指導を受けています。。。

ただ、泳ぎが得意ではないので、なるべく顔を水面に近づけておいて、「何かあったら息ができるようにしておかないと!」と思ってしまうのですね。

これは生存本能に関わる部分だけに、もう無意識レベルです。

それだけに、相当意識し続けないと修正できないでしょう。

だからこそ、1点集中で「顔を下に向ける。」ことを強く意識して、トレーニングするのです。

これは、矯正ですね。(^_^;)

地上だと何でもないことが、水中ではとても難しいのです・・・(私には)。

 

習慣の組み合わせがOKな状態とは?

何ごとも、上達のプロセスでは、このような部分的なスキルアップが不可欠です。

個別の分野を高めていくうちに、総合的な上達があるのです。

イメージとしては、パズルを1ピースずつ埋めていくように、完成に向かって部分を埋めていくわけですね。

器用な人であれば、「1度に1つ」なんてまどろっこしいことをしなくても、「1を聞いて10を知る」みたいなマルチタスクができるのかもしれません。

これは、習慣化にも通じることです。

習慣化の原則は「1度に1つ」です。

ただ、私の例で言えば、いま取り組んでいるダイエットの習慣化は、ちょっと異なります。

いまメインに取り組んでいるのは「ダイエットの習慣」なので、「食事に気をつける」ことです。

ただ、その波及効果により、同時進行で、

・運動の習慣
・節約の習慣
・日記の習慣
・ストレッチの習慣
・筋トレの習慣
・1日10,000歩の習慣

にも取り組むことになっています(結果的に)。

ただ、これらはあくまでサブ的な位置づけなので、「できればいい」くらいにしか考えていません。

ですからほとんどストレスはありません。

また、仮にメインが崩れたとしても、今度は「サブの習慣ができているから大丈夫だ。」という「心の防波堤」にもなってくれているのですね。

なぜ、それができるかといえば、私がこれまでに、上記のすべてのサブ習慣を、過去にメインにして取り組み、習慣化に成功したからです。

1度メインで扱って成功している習慣ですから、サブで扱う際には、それほど負荷をかけずに取り組むことができるのですね。

 

「1度に1つ」を磨き続けていく

スイムでも、そのような姿をイメージしてもがいています。

スイムでは、

・首の位置
・腕のかき方
・体のひねり
・肩の回し方

など、今の私には想像もできないくらいたくさんの意識すべき要素があるはずです。

その山を1つずつ超えていきたいです。

(そうでなければ、いつまでたってもチームメイトと同じレースには出られません。実際今のペースでは、何年かかるかわかりません・・・)。

それでも、私には自分なりの答えがわかっていて、「1つずつ上達していく」しかないと考えています。

もちろん、センスや才能はあるでしょうが、あきらめないで続けていれば、絶対に上達するはず。

そんな風に思いこみを持ってトレーニングしています。

というより、そのように思わなければ、とっくにやめています。

レースはもちろん、練習会でも、いつも最下位が定位置になっているので、「自分なんて・・・」感は半端じゃありません。(笑)

でも、だからこそ、「1度に1つ」が重要なのです。

うまくできなくても、たった1つくらいは意識できます。

そこを意識して、今日も「頭を下げて」泳ぎました。

すると、、、なんと、泳ぎながら「足が水面から出た」のです。

これは、水泳をやった人ならわかると思うのですが、足が水面から出るということは、頭が下がっている証拠なのですね。

そのタイミングで、コーチから、「伊藤さん、頭が下がってますよ!いいですね!」と言われた瞬間。

私は「おおー!嬉しい!」と感動するわけです。

なんとも単純です。(^_^)

なにしろ、これは、100点満点のテストで、「前回のテストで5点だったのに、今回は8点に上がった!」みたいなイメージですよ。(笑)

90点や95点をとっている人たちから見れば、3点なんて間違いなく「誤差」です。

それなのに、そこにかなり喜びを感じる41歳って・・・どうなんでしょうね。(笑)

でも、いいのです。

やりたいことだし、毎回上達を感じて「自分を磨く」感覚を味わうことが何より楽しいのですから。

ということで、あなたがいま熱中していることは、どのようなフェーズでしょうか?

・すでに学んできたことを組み合わせているフェーズなのか?

・いま、新しい分野を1つずつ習得しているフェーズなのか?

ということですね。

それを区別しておけば、「1度に1つ」なのか、「メインとサブ」でいいのか、判断ができるでしょう。

さて、あなたの取り組みは「1度に1つ」に集中したほうがいいのか、それとも、「メインとサブ」でも大丈夫なのか。

どちらですか?

 

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■編集後記

土井英司さんの新刊「エグゼクティブ・ダイエット」を読みました。

けっこうストイックな感じがしますが、ビジネスパーソン向けにはいいのかもしれません。

私もちょうどダイエットに取り組んでいたので、土井英司さんのメソッドを少しずつ取りいれていこうと思います。

勢いでエグゼクティブ・ダイエットのFacebookグループにも参加してみました。(笑)

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