気づきの習慣

良い人脈を広げるために。コンテンツがなくても価値提供する3つのアプローチ。

投稿日:2017/02/08


昨晩の友人たちの会食時に、「人のつながりって、おもしろいものだなぁ」とあらためて感じました。

そして、ここ数年間の自分の周囲にいる人たちの変化を見ていて、「人脈は、どのように広げれば良いのか?」ということを考えました。

 

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質の良い人脈をつくるためにはどうすれば良いのか?

人脈(という言葉はあまり好きではないのですが、ほかに良い言葉がないので・・・)というのは、良い人生をつくる上で、欠かせない無形資産のうちの1つでしょう。

成果を上げている人は、必ずといっていいほど「良い人脈」を持っているものです。

人脈とは、友人やビジネスパートナーだけでなく、その人についているファン(顧客も含む)である場合もあります。

実際、私の周囲にも、人脈が豊富な人たちがいます。

だまっていても慕われ、自然と人が集まる雰囲気を持っている人。

ですから、その人が「イベントやります!」と声をあげると、「あの人が言うのなら!」という感じで、人が集まるのです。

そう、「集める」というよりも「集まる」という感じですね。

私もそのような人に憧れました。

しかし、なろうと思ったからといって簡単になれるものではありませんね。(笑)

当時の私は大きな勘違いをしていて、「人脈というものは、自分から率先してつくりあげていくものだ」と思っていたのです。

それなのに、いくら私が「人脈をつくろう!」と行動を起こしたところで、すぐに人脈が構築されるようなものではないことに気づきました、、、

では、アピールするものが何もない場合、どうすれば良い人脈を広げられるのでしょうか?

 

相手に価値を提供するための3つのアプローチ

まず大事なことは、「相手に提供できるものを持つ」ということでしょう。

とは言え、私たちのリソースには限りがありますし、いきなり人を魅了するようなコンテンツをつくるというのはなかなか難しいものです。

生まれたときからお金持ちで豪遊できるの人ならば、提供できるものがたくさんあるのかもしれません。

しかし、コンテンツを持たない場合は、ほかの人に価値提供するものを思いつきません。

そこで、コンテンツがない状態であっても何を提供すれば良いのか、私なりに3つの価値提供を考えてみました。

 

1:場を提供する

自分にコンテンツがなくても、「場」をつくることによって価値提供することが可能です。

たとえば、読書会を開いたり、異業種交流会をしたり、飲み会を開催することくらいはできるでしょう。

私は、自分に実績がないときに、所属しているコミュニティーの力を借りて、ビジネス書の著者の方を招いてセミナーを企画・開催したことがあります。

また、参加者として、同じような課題を抱えている人たちを集めて、各人の工夫や知見を共有するという勉強会(?)に参加したこともあり、盛り上がりました(「ツマノミクス」がテーマだったからだというのもありますが・笑)。

そのような場をプロデュースしてみる。

もちろん、人によって得意・不得意がありますが、これなら自分に語るコンテンツがなくても工夫次第で試せます。

開催に慣れてくれば、自分が講師になることもできますし、その頃には開催のノウハウや人脈がたまっているでしょう。

 

2:自分の専門知識や個別の経験を提供する

自分の専門知識が、ほかの人の役にたつことは自分が思っている以上に多いものです。

それが、相手が興味関心のある対象なら、なお良いですよね。

たとえば、習慣化に悩む方がいれば、私の経験や悪循環から抜け出す方法などをお伝えすることができます。

そのようなアドバイスや情報提供ができれば、「あの人の話を聞きたい」ということになるでしょう。

それは、体系化されたコンテンツではなくても、「自分はこうしたら成功した」という体験談であれば、とても有効なのです。

リアリティーを持って語ることができる経験はパワフルです。

 

3:心地よさ(雰囲気)を提供する

社会人になって会社に入ったあと、接待で何度か赤坂などの高級クラブに連れていっていただいたことがあります。(^_^;)

初めての時は、ちょっとしたカルチャーショックでした。

この飲食費に、普段の生活では考えられないくらい高いお金を払う人がいるのですね。

それが、なぜだか疑問に思ったことがあり、上司に尋ねたことがあります。

すると上司は、「そりゃあ、あの雰囲気の中で、お店の人と過ごしている(話している)と気分が良くなるからに決まってんだろ」ということでした。

決まっているかどうかは別として(笑)、確かに、バーなどの飲食店もそうなのですよね。

お店で出しているウィスキーなどのお酒は、街中のリカーショップで売っている商品と同じものです。

それなら、わざわざ高いお金を出さなくても、自宅で同じお酒を飲めば同じお酒の味のはずですよね?

それにもかかわらず、バーにわざわざ通う人がいるのは、バーの空間が「空間の中の居心地」を提供しているからです。(実際に飲んだお酒の味わいが違いますからね)

もちろん、「バーのマスターに会う」という目的もあるのですが、それらのの要素も含めた「総合的な居心地のよさ」にお金を払っているのです。

つまり、心地よさや「話していて楽しい」というのは、価値提供になるのです。

相手の話をじっくり聞き、相づちをうち、リアクションをとる。

そこで相手に「あなたと話していると楽しいね」と言われれば、それは大きな価値提供です。

特に、目上の人に可愛がられるタイプの人は、このアプローチが上手ですね。

 

自分に磨きをかければ人脈は広がる

私が人脈ということを考えるときに思い出すのは、

・人脈というのは、「誰を知っているか?」ではなく、「誰に知られているか?」で決まる

というフレーズです。

つまり、良い人脈をつくりたいのであれば、まずは自分自身が、ほかの人に必要とされる人物になる必要があるのだということです。

そのような人材になれば、自分から無理に求めなくても、人が自然に集まるようになるのです。

・・・となると、当然時間がかかります。

私も、この部分に悩みましたし、今でも苦労しています。

ただ、やはり結論としては、自分が提供できるレベルが、自分の人脈のレベルに比例するのだと思います。

仮の話ですが、もし私が「何度も世界を平和にしてきた専門家」であれば、日本だけでなく国家のいろいろな機関から声がかかりますよね。

でも、実際にそのような実力はありませんので、国家レベルの問題は解決できませんし、当然誰からも声はかかりません。

しかし、個人が悩む習慣化や生き方の課題解決については、実体験もありますし、解決した経験もあります。

さらに「サポートする」という貢献心もありますから、私に合ったステージのレベルの相談がやってくるのですね。

つまり、良い人脈をつくりたいのであれば、自分自身が良いものを提供できるレベル、何かしらの課題解決ができるフェーズにいなければ難しい、ということになるでしょう。

では、私の場合は、といえば、つまるところ、

・自分欲求にしたがって自分を磨いていき、自分の能力を高めていくことが大事になる

と考えています。

人格を磨く、器を広げる、といったイメージでしょうか。

これは目に見えないので難しいのですが、それだけにやりがいもある部分です。

実際、社会人で10年働けば、何かしらの専門分野ができているはずです(形になっていないこともあると思いますが)。

その分野について、さらなる知識をつけて、意図して自分の能力を高めていけば、あなたの力を必要とする人が集まってくるはずです。

自分が興味関心を持てる分野を深掘りして注力して、良い人脈を広げていきませんか?

 

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■編集後記

昨日の夜は、友人の小嶋さんと、初めてお会いするSさんの3人で食事。

Sさんは小嶋さんの勉強会で知り合ったそうで、ふとした会話から私が2人の共通の知り合いであることが発覚。

すぐに私に声をかけてくださって、今回の会食が実現しました。

平成進化論コミュニティーと習慣化コンサルティングさんのコミュティーが交わるという、私にとってはじつに楽しいひとときでした。(きっかけをつくってくださった小嶋さん、ありがとうございます!)

組織にも身を置くビジネスパーソンとしてできることがまだあるはず、ということでおもしろい仕掛けができないか考えてみようといった話をしました。

ご興味がある方は小嶋さんのブログをご覧いただければ幸いです。

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