良習慣の習慣

目標設定の前にやっておきたい!「成功体験100」リストのすすめ。

投稿日:2016/12/27


年末になってきたせいか「目標設定」についての話題が多いですね。

目標設定はもちろんとても重要ですが、その前に自分の成功体験をまとめるワークをおこなうことがおすすめです。

先日、私も自分の成功体験を書き出すワークをおこない、あらためて自分のリソースを感じたのです。

 

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幼少期の成功体験はほかの人との比較によってねじ曲げられてしまう

今年は、これまでの人生の中でも自分欲求の探求やビリーフを扱うことが多い年でした。

そのため、かつてないくらいに子どもの頃を思い出す機会がたくさんあったのです。

テストで高得点をとれたこと。

少年野球でホームランを打ってメンバーに賞賛されたこと。

同級生の女の子に告白されたこと。(笑)

誰でも、それなりに価値を感じる経験をしているものなのですよね。

ただ、年齢を重ねるにしたがってほかの人との比較をするようになってきます。

そうなるとはじまるのが、自分に対する否定です。

たとえば、小学校のときに(せまい世界で)1番だったことが、中学生になると1番ではなくなることがありますよね。

そのような事象が続くと、自分の欠点や間違いに意識を向けるようになってしまうのです。

 

目標設定する前に過去の成功体験に目を向ける

もちろん、そのような部分に目を向けるのはマイナスポイントばかりでもありません。

反省して、改善していくことは人間の成長に必要だからです。

しかし、自分ができていないことばかりに目を向けてしまい、そこに意識を集中してしまうのは良くないことでしょう。

不思議なことなのですが、不足している部分に目を向ければ向けるほど、それを引き寄せてしまうものです。

そうして、その事実があったとき「やっぱり自分はだめなんだ・・・」と思い込むのです(本当はそうではないのに)。

意図的にやっているかいないかは別として、多かれ少なかれ誰でもやっていることではないでしょうか。

ここで問題なのは、過去の失敗に意識を向けてしまっていて、失敗や不足の領域に焦点をあててしまっていることです。

それだと、たとえば目標設定を考えるときや新しいことに挑戦するときに恐怖を感じて動けなくなってしまうのです。

コーチングではそのような視点は扱いません。

それよりは、クライアントが達成してきたことや困難を乗り越えてきたことにフォーカスしていきます。

過去の成功体験に意識を向ければ、自然と自信や自尊心がでてくるものだからです。

そのような状態でこそ、目標設定した際に「自分にもできるはずだ」と、自分に期待をできるわけです。

 

自分の「成功体験100のリスト」をつくろう

過去の成功体験を思い出すと、静かだけれどしっかりとしたパワーを自分の内部に感じることができるでしょう。

ここで提案したいのが、「自分の成功体験を100個」書き出してみることです。

できれば、Excelで先に枠を100個つくってから書き出してみることがおすすめです。

人は空欄を埋めたくなる習性があるので、無理やりにでもひっぱる力を使うのです。

100個の成功体験について、「そんなの無理・・・」と思う方もいれば、「できるかも!?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

おすすめは、「とにかくやってみる」という、身も蓋もないアドバイスです。(笑)

冒頭にあげたように、つい先日私もやってみたのですが、30個くらいはすぐに思いつくのです。

でも、そのあとがなかなか出てきません。

最終的に、少し時間はかかりましたが、無事に100個書き出すことができました。

その中には、「自転車に乗れるようになった」などもあります。

でも、それも立派な成功体験です。

ほんのちょっとの小さなポジティブな体験でOKです。

また、できれば、その成功体験100のリストはEvernoteなどに転記していきましょう。

そうして、これからどんどん追記できるようにしておくのです。

日常を送っていく中で、大きな目標達成も、小さな成功体験も、成功体験のリストに書いていきましょう。

自分の強みに意識を向ければ、その能力はより伸びていきます。

また、過去の成功体験にフォーカスをあてれば、今後の目標達成への活力になるのです。

ぜひ、目標設定をする前に、あなたの成功体験を100個書き出してみることをおすすめいたします。

 

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■編集後記

昨日は、会社の忘年会でした。

私が好きな某有名作家さんの話を聞くことができて、嬉しさと同時に驚きもありました。

新刊が出るそうなので、来年が楽しみです。(^_^)

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