コミュニケーションの習慣

「目標設定」は重要だけれど難しい。本当の目標に近づく努力を忘れない。

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コーチとして100回を超えるセッションを通じて、「目標設定」の重要性はもちろん、とても難しいものだということを実感しています。

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「本当の目標」は簡単にはわからない

コーチングは、クライアントの目標がなければスタートできません。

そのため、オリエンテーションやプレコーチングで、目標設定のために時間を投資します。

ただ、ひとくちに「目標設定」と言われますが、最近、私は、目標設定がいかに難しく、かつ、深いものであるか、ということを考えています。

実は、そんなに簡単に、「本当の目標」というのはわかりません。

だからこそ、コーチングで大切なのは、「どんな目標を設定するか?」ということに、スタートからこだわることだと思います。

 

「hope to」や「have to」の目標ではなく、「want to」の目標を探求する

私たちは、目標設定のやり方を学校で習ったことはありません。

ですから、多くのクライアントさんは、目標設定のやり方が自己流になってしまいます。

コーチから「目標は何ですか?」と聞かれたら、「なんとなくの目標」を話してしまいます。

たいていの人は、「これができたら良いですね。」とか、「これはやっておきたいです。」というレベルの目標を話します。

正直、、、「100人コーチング」などの単発のセッションであれば、その目標をテーマにしてセッションをするしかありません(時間は限られているし、関係性も薄いので・・・)。

残念ながら、それらの目標は、言ってみれば、「hope to」や「have to」の目標がほとんどです。

少し過激かもしれませんが、「hope to」や「have to」の目標は、あまり意味がありません。(^_^;)

本気で思っていなければ、ちょっとしたトラブルなどですぐにあきらめてしまうからです。

では、コーチが聴きたいのは、どのような目標なのか?

それは、クライアントさんが心から、「どうしてもこれをやりたい!」という「want to」の目標なのです。

 

適切な「want to」の目標を見つければコーチングの半分は成功したようなもの

「want to」の目標が見つかれば、人は放っておいても行動するものですよね。

だからこそ、その人にあった目標や、やりたいことを探る時間が必要です。

私が、オリエンテーションに時間をかけるやり方に共鳴したのも、はじめに「want to」を見つけることが重要だと感じたからです。

私は、オリエンテーションやセッションのときに、「クライアントさんが話していることは、本当に、心から達成したいと望んでいることかな?」という視線でクライアントを観察しています。

クライアントさんを観ているとわかるときがあるのですが、「hope to」や「have to」の目標を話しているときの表情は、あまり重みを感じません。

一方で、「want to」の目標を話しているときのクライアントさんは、口調や表情があきらかに変わります。

私は、コーチとしてさらに経験を積んでいくために、これからのセッションでは、クライアントさんが「want to」を話す時間をもっとつくりたいと考えています。

今は、そのためのワークや質問の在庫をためているところです。(^_^)

クライアントさんの本当の「want to」を見つけたとき、そのときはコーチがいなくなっても大丈夫でしょう。

コーチは、そんな風にクライアントさんが「want to」の目標を見つけて、自然に走り出すために伴走しているのかもしれないのです。

最近、そのようなことを考えています。

あなたの目標は、「want to」の目標ですか?

 

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■編集後記

昨日は、仕事を早めに終えて、家族と外食をしました。

平日の外食は贅沢なのですが、私が長く費やしてきたことに対する嬉しいリターンがあったので、一緒にお祝いをしました。

私が留守にしている時間に対する、日ごろの感謝の気持もあります。(^_^)

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