思考の習慣

批判に対処する3つのステップ。批判を改善材料にするか、スルーするか。

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先日のセッションで、行動を起こしているクライアントさんから、「自分の行動をされた」というお話がありました。

そこで、批判への対処を考えてみました。

 

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なぜ人はほかの人を批判してしまうのか

私たちは、批判されることが苦手です。

でも、批判しようとする人は多いものなのですよね。

アンマッチです。(^_^;)

なぜ、人はほかの人を批判するのか、考えてみたことがあります。

すると、批判する人には、2つのタイプがいることに気づきました。

1つは、批判をすることによって、相手に成長して欲しいと思っている人がいます。

このタイプは、相手の成長を考えている人ですね。

一方で、悪意のある批判をする人もあります。

相手を攻撃することがありますし、弱い立場の人には攻撃力があがるケースもあるのですよね。

このようなタイプの人が批判する理由は、批判することによって自分が相手より優位に立ちたいと思っているからでしょう。

 

建設的な批判と破壊的な批判

要は、批判には2種類があるということです。

先にあげた分類からいくと、前者は、建設的な批判。

これは、助言やアドバイスというニュアンスに近い批判です。

激励ということもあるのですよね。

そのときの未熟な自分には理解できなくとも、自分が成長すると、「ああ、あのとき言われたのは、こういうことだったのか」と気づくのです。

一方の後者は、破壊的な批判です。

相手は、私たちのことを思って助言しているのではなく、傷つけることを意図しているのです。

その裏にあるのは、実は、

・僻み(ひがみ)
・妬み(ねたみ)
・嫉み(そねみ)

といった感情の裏返しということもあるのですね。
(これがやっかいなのですが、批判している本人がそこに気づいていないというのが問題なのです・・・)

無意識のレベルで自分の力不足を感じて、私たちを自分と同じレベルまで引き下げようとしているのです。

しかも、私たちの注意を引くように。。。(^_^;)

 

批判に対処するための3つのステップ

では、ほかの人に批判された場合、どのように対処すればいいのでしょうか?

私が考えている解決へのポイントは、次の3ステップです。

 

ステップ1:反撃せずに冷静になる

批判があったときに、つい、

・腹をたてる
・言い訳したくなる
・逆襲したくなる

となってしまうかもしれません。

しかし、その瞬間に批判した相手と同じレベルまでさがることになります。

また、批判に対して反論したところで、解決にはなりません。

世の中には、ただ議論したいだけの人がいますので、注意しましょう。

 

ステップ2:批判の内容を疑う

批判は、個人攻撃に見えて、一般論であることも多いです。

たとえば、「あなたには、相手におだてられると、つい調子に乗りすぎることがある」と批判されたとしましょう。

・・・私が妻に言われたことです。(笑)

たしかに、これは私に当てはまります。

ただ、当てはまるのは私だけではないはずです。

自分に向かって批判されると、「自分だけができていないから批判された」と思いがちです。

でも、対象を広げてみれば、「それ、ほかの人もそうだよなぁ、、、」ととらえ直すこともできるはずです。

批判を重くとらえすぎないようにしましょう。

 

ステップ3:批判から改善する

このステップまでたどり着いたら、批判について質問してみましょう。

批判の言葉を思い出して、

「それは本当ですか?」

と、ひと言、シンプルに。

そこで「本当だ」と思えば、それは改善していくポイント。

アドバイスだととらえて、取りいれていくのです。

反対に「いや、それは本当じゃない」と思ったら、その批判は無視でOK。

スルーしてしまいましょう。

これで、批判に対する3つのステップは終了です。

 

まとめ

誰かに批判されたからといっても、私たちが悪人だということではありませんよね。

ですから、「批判=悪い」ではないということです。

批判を避けているだけでは成長できませんし、その批判をうけるということは何かしらのアンテナにひっかかっているはずです。

あなたのファンが増えれば、同じくらいアンチも増えるのです。
(最近、実感しています・汗)

ですから、批判にも一度は耳を傾けて、3つのステップを踏んでみましょう。

その中から、建設的な批判だけをアドバイスとして受けとめ、さらなる成長に向けて改善するための材料にしてしまえばいいのです。

 

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■編集後記

昨日は、継続クライアントさんとコーチングセッション。

スタート時はイメージどおりの起床ができずに悩まれていましたが、先週はみごとに早起きの目標を100%達成!

山あり谷ありですが、こういった成果が出たときは、本当にうれしいんですよね。(^_^)

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