ブログの習慣

ブログは「伝えたい」という視点を育てる。インプット過多の人におすすめの習慣。

投稿日:2016/12/12


習慣化のセミナーで出会ってから長くつきあっている友人が、コミュニティーの投稿の中で「ブログをはじめてみようかな」というコメントをしていました。

私はすかさず、「ブログ!ぜひ!人生を変える習慣ですよ!」とおすすめしました(笑)。

 

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ブログの習慣化して起きた大きな変化

読書やセミナーでのインプットをたくさんしている冒頭の友人。

マインドマップ読書をおこなったあとにすぐに行動にうつすなど、すでにアウトプットもすばらしいです。

それだけに、ブログの習慣が加わったら、さらに進化・成長されるのはまちがいありません。

私がブログを書くようになって1200日以上たちます。

進化・成長しているかは置いておき(笑)、ほかの人に「ブログを書くようになって、何が変化したのか?」と聞かれたら、まちがいなく「人に伝えたい」という視点を持てるようになったことをあげます。

この、ほかの人に「伝えたい」という視点。

ぼんやり生きているとその視点を持つことはありません。

事実、私はブログを書く以前は、人に伝えたいことなんて持っていませんでした。

そもそも伝えようにも、伝えるスキルもなかったのです。

しかし、「伝えたい」という意識を持つようになると見える世界が変わるのですよね。

ブログを書く前は、すべての情報をただ受け取るだけです。

でも、アウトプットを意識することは、受け手から発信する側にまわるということとなりす。

つまりものごとを見る視点が180度変化するわけです。

マイナスのできごとが、プラスに変わることさえあります。

多少つらいことがあっても、「ブログネタになるからいいか」というダメージ軽減にもなります(笑)。

それくらい「伝えたい」というアウトプットの意識は、自分を変化させてくれるのです。

 

ブログを書くと本の読み方が変わる

何かを「アウトプットしよう!」という意識は、情報をインプットする際にじつに効果的です。

たとえば読書です。

最近の当ブログに書評の記事を書いていませんが、おすすめ本をブログ記事にする例がわかりやすいです。

自分が「これはおもしろい本だな!」と思ったら、ブログで紹介したいと思うわけです(ブログがあるからこそ紹介もできます)。

その記事を書くことは、自分が読んだ本の著者のかたにも良いでしょうし、自分のブログの読者にも良いというWin-Winの形をつくり出せます。

そのように考えていると、本を読む際に「どのように本を紹介したら、このおすすめ本に興味を持ってもらえるだろう?」というふうに考えながら、本を読み進めていくようになります。

もちろん、本は誰が読んでも同じ本です。

でも、その本を漫然と読み流すのと、「このおすすめ本のポイントをブログに公開して、内容をたくさんの人に知ってほしい」と考えながら読むのとでは、集中力がまったく変わってきます。

本を読む楽しさが変わりますし、インプットする力もまったく変わるのです。

私自身のことをふり返ってみても、ブログを書いていない頃に走ったフルマラソンより、ブログ記事に書いたマラソンのレースのほうが記憶に残っています。

もちろん、ブログを書いていなければ「覚えていよう」とする意識も弱いのでしかたがないのですが、結局はそういうことなのです。

ある研究によると、話を聞いただけの人たちが、その情報を覚えていたのは10%にも満たなかったそうです。

一方で、「誰かに伝える」意識を持って話を聞いた人たちは、なんと9割の情報を覚えていたということです。

これが、アウトプットを前提としたインプットの力ということですね。

 

「伝えたい!」という意識でブログを書いてみよう

たとえば、あなたが尊敬している師匠から連絡を受けたとします。

「今日は急に体調が悪くなってしまったんだ。仕事終わりでセミナーにいくはずだったのに、参加できないんだよ。。。10万円も払ったセミナーなのに残念・・・。そうだ、もし都合がつくようであれば俺の代わりにセミナーを受けてきて、あとで内容を教えてくれるかな?」と言われたらどうでしょうか。

師匠にセミナーの内容を「伝えよう!」と思って必死になってセミナーを受けるのではないでしょうか?(笑)

ブログでアウトプットするという行為も、それと同じです。

普通にインプットするよりも、劇的に情報の吸収度が変わるのです。

そのように、情報をインプットする際には、「この情報を誰かに伝えたい!」というアウトプット意識を持ってインプットしましょう。

本だけでなく、映画、音楽、ビジネス情報。

それらのコンテンツにふれていない人に、そのコンテンツのおもしろさや情報を「伝える!」という視点からインプットするのです。

たったそれだけのことなのですが、あなたが情報を吸収する力は明らかに変化するはずです。

毎日書けば、それだけインプットしようとするパワーが持続しますし、高まります。

そのような変化を起こすためのきっかけとして、それほど肩ひじはらずにアウトプットができるブログがおすすめなのです。

 

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■編集後記

昨日は、妻と娘と一緒に、以前に訪れた地元のやきとり屋さんに再訪しました。

最初にそのお店に入ったときは、10年以上も前のこと。

私も妻も今よりずっと若くて、結婚したてで、薄給で一生懸命はたらいて、息子も小さくて、外食なんてめったにできなくて、そしてこれからの人生をどうしていけば良いのかわからなくて。

そんな時代に、お金と時間を捻出して食べたやきとり屋さんでした。

10年以上も前に食べたやきとりの味。

その「おいしい」と思った感情だけが残っていて、私がふいに訪れたくなったのですね。

お店のやきとりの味は、10年前と変わらず今もおいしいやきとりでした。(^_^)

こう考えると、少しは成長しているのですよね(これでも・笑)。

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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