天職の習慣

やりたいことを実現した人は何をしてきたのか?5つのアクションと1つの感情の重要性。

投稿日:2017/05/29


サンプルやパターンなど、いくつかの事例を調べると、そこに共通する重要な共通項が浮かび上がります。

「やりたいこと」を実現した人たちにも、同じことが言えるでしょう。

私の考察を記事にしました。

 

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やりたいことを体現している人たち

昨日の「習慣化の学校」ライブセッションは、「やりたいこと」をテーマにしたセッションとなりました。

やりたいことを実現した人は、どのようなプロセスを経てやりたいことを実現したのか?

それを知るためには、習慣化を通して、人生でやりたいことや成し遂げたいことを、実現している体験者の声を聞くことがいい気づきになります。

ということで、習慣化のコンサルティングを通して変化を起こしたお客さまの事例として、5名の方々のインタビュー記事を読みながらディスカッションをおこないました。

ひと言で「やりたいことができている人」といっても、5人いれば、そこには5人の人生があります。

そのため、個別の事例はまったくことなります。

・東京の大手企業の研究職を辞めて、北海道の獣医学部に通う女性

・小学校の教師として働きながら、ジャズシンガーとしてライブ活動を続けている女性

・22年続けた貿易の業務から、未経験の福祉の仕事へ異動した女性

・大手上場企業からベンチャー企業に転職して、システムエンジニアとして世界的な規模のプロジェクトに参加している男性

・システムエンジニアをやめて、20年継続してきたアウトドアをフィールドに独立起業した男性

など、「人生の数だけ、ドラマとやりたいことあるんだな」と感じました。

 

体現者に共通する5つの重要な継続アクション

ただ、個別具体の現象は異なるものの、5人の事例には共通している行動があるように感じたのです。

その共通項を、私なりに抽出してみました。

 

1:自分の感性を磨き続ける

もっとも重要なのは、この「感性」です。

要は、

・これがやりたい!
・これが好き!
・これが面白い!

というように、自分の感情を受け取れる状態にあることが大事なのです。

感性を受けとめることができれば、自分の本能が求めていることがわかります。

ですから、自分の欲求に沿った選択ができるわけです。

同じように、「これはやりたくない」とか、「これは嫌い」という感性も重要ということですね。

5名の方々は、感性を磨き続けていたのです。

 

2:やりたいことへの想いを持ち続ける

5名の方々のどの事例も、ひと足とびに実現したものはありません。

また、事例の5名の方々のうち、4名は私も知っている方たちです。

そして、ほとんどの方のプロセスをご一緒してきましたが、その道のりは長い時間がかかっています。

親や家族の反対にあっている人もいます。

今でこそ、まるで「あきらめる」という選択肢がないかのように思えますが、プロセスの中では迷われていました。

しかし、それでもあきらめなかったのですね。

なぜなら、本当にやりたいことだからです。

 

3:想いを口に出し続ける(ほかの人に伝え続ける)

職場の環境を変えるために、人事部や上司に異動を直訴した例もありました。

もちろん、言った瞬間すぐに異動できたわけではありません。

それでも、定期的に移動願いを出し、何度も上司に話を通している方の話もありました。

そのうち、組織の状況が変わり、念願の部署に異動となったわけです。

仕事が多用なのは変わらない方もいるそうですが、これまでと違うのはそこに充実感があるということでしょう。

こうなると、ストレスがまったく変わってくるでしょうね。

 

4:ベビーステップで行動し続ける

人生にウルトラCが無いように、いきなり大きな変化は起きません。

ですから、少しずつ、ちょっとずつ、前進しているのです。

たとえば、「50歳になるのに、いまさら獣医なんて・・・」と思いながら、ベビーステップで大学の入学条件をネットで調べてみる。

すると、条件に合う大学が見つかります。

次は、ベビーステップでオープンキャンパスに足を運んでみる。

またベビーステップで、大学の事務の方に話しかけてみると「30代でも、40代でも、通っている学生はいますから大丈夫ですよ!」と言われる。

そうすると、「自分ひとりじゃないんだ」と思えて、徐々に気持が獣医師に向かっていく・・・。

そのようにして、ベビーステップの連続で、夢が少しずつ現実に近づいていくわけですね。

やはりベビーステップのパワーはすごいです。

 

5:サポーターを持ち続ける

やりたいことがあるといっても、それは往々にして、

・未体験のことで恐怖がある
・実現までに時間がかかる
・周囲の人に反対される

といった困難がつきものです。

そのようなときに味方がおらず、自分ひとりだったら孤独ですよね。。。

どんなにやりたいことであっても、もしかしたらくじけてしまうかもしれません。

成果が出ないと、「本当にこの道でいいのかな・・・」という迷いも出てきます。

だからこそ、応援してくれる人の存在はとても心強いものです。

目指している師匠に相談してもいいでしょうし、コーチを雇うのもいいでしょう。

私自身、マイコーチに「伊藤さんが目指している道は間違ってないですよ!」と何度も勇気づけをしてもらったことで、複業への道が開けました。

今では、あきらめなくて本当に良かったと感じています。

大人になれば、家族にも会社の同僚にも相談しづらいことがあります。

そのような課題を共有し、一緒に悩み、相談ができる人がそばにいてくれる(精神的に)というのは、とてもありがたかったのです。

 

実現のスタートは情熱という感情

さて、5名の方に共通している行動を、私なりに5つ抽出してみました。

上に抽出した5つの「続けること」は、外から見えるものです。

しかし、より重要なことがあります。

それは、

・心の違和感から逃げないで対峙する
・現状を続けていっても明るい未来が見えないという現実を直視する
・とにかくこの状況から抜け出したいという気持に素直になる

といった、心からの強い感情です。

「今のままでは、将来やばい!」という危機感や叫びとも言えますね。

5名とも、自分の心が発するそのシグナルにふたをせず、誠実に向き合っています。

それがやがて情熱に昇華しています。

その情熱を持って、仮説をたて、行動をくり返していく。

そのようにしてはじめて、本当に自分が求めていることを感じることができるようになるのですね。

まとめると、やりたいことを実現するためには、

・「現状を変えたい」という強い想いがある
・自分の気持に正直になる
・あきらめずに行動し続ける
・味方を持つ

といったような耳新しくない言葉が並びます。

しかし、そのように耳新しくない言葉に従うことこそ、「やりたいこと」を実現するために大事な要素となるのです。

 

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■編集後記

昨日は継続クライアントさんと早朝コーチングセッション。

その後、ランに行ってから、家族で食事。

お昼にグループコーチングに参加して、午後は毎月第4日曜日定例の「習慣化の学校」ライブセッションへ。

ライブセッション後は家族と秋葉原で待ち合わせして夕食をとり、店頭で息子の携帯電話購入を店頭で相談。

夜にブログを更新して、バタンと寝てしまいました。(笑)

フル回転の1日でしたね。。。(^_^;)

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