ブログの習慣

ブログを書くことは、ありふれた日常から価値あるアウトプットを生み出すトレーニングでもある。

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先日もブログ経由でコーチングセッションのお申込みをいただき、「ブログを続けていて本当に良かった」と感じています。

慣れないと(慣れても)たいへんな部分はありますが、公開前提で文章を書くというトレーニングは、多くのメリットを包含しているものです。

 

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「公開前提の文章」を書くのは遅効性だけれど重要なトレーニング

私は、インプットばかりしていた10年前よりも、日常的に文章を書く時間が増えています。

会社を離れた活動だけでも、

・ブログ
・日記
・「習慣化の学校」書籍エッセンスメルマガ
・習慣化SNSコミュニティーのフォロー
・コーチングクライアントさんとのメール
・目標ややりたいことを書きまくる

などがあります。

ここ数年はFacebookやTwitterは積極的にやってはいないのですが、そのようなSNSタイムを合わせたらけっこうな時間を「書く」ことに投資してきたと思っています。

ただ、最近は「書く」という意味における活動の中で、より重要だととらえているものが2つあります。

それが、

・ブログ
・「習慣化の学校」書籍エッセンスメルマガ

です。

理由は、「人様に読まれることを意識せざるを得ない文章」、つまり「公開前提で文章を書く」からです。

公開前提の文章では、私の得意な(?)「何ごともフィーリング」では通じません。(^_^;)

仕事でちょっとしたレポートや報告書がわりあいさらっと書けるようになったのは、「序論・本論・結論」や「起承転結」のようなことを考えながら、公開前提で文章を書いてきたからだと感じています。

要は、思考や文章の構造をブラッシュアップするために、私にとって欠かすことのできない良いトレーニングになっているのですね。

 

読み手として求めるものを、書き手としても提供できれば理想的

私の場合、ブログやメルマガを書く際には、「行動のきっかけ」と「文章による気づき」を意識して書くことが多いです。

なぜなら、私自身がほか方のブログやメルマガを読んで、

・自分の行動を変えるきっかけになったか?
・文章の結論やテーマから、新たな気づきを得られたか?

という部分に価値をおいているからです。

ですから、私のブログなりメルマガを最後まで読んでいただいた際に、

・読んだ方の新たな気づきになる
・読者の方が自分自身に照らし合わせた発見がある
・過去の体験の意味づけが変わる
・学びがある
・「自分もやってみよう」という行動のきっかけになる

といったことを少しでも思っていただけるように意識して書いています(実際にそうなっていないときがあるのは重々承知のうえですが・・・)。

また、ほかの人に読まれるという「公開前提で文章を書く」ということは、もちろん文章力のトレーニングにはなるのですが、さらに重要だと思っているのは、書くことと同時に「考える」トレーニングにもなっているのですよね。

なぜならば、文章を書くためには、まず考えなければならないからです。

ちょっとした体験や新たな学びに対して、自分なりの解釈をほどこしてこそ、公開に耐える文章になるのだと考えています。

というより、何かしらのインプットを、価値が出るようなアウトプットに変えるべく考え、文章を書くわけです。

たとえほかの人とインプットするものが同じものであったとしても、なるべく自分の体験や考えと紐づけて、少しでも読んでくださる方に付加価値を提供したいと思うわけです。

その思考のプロセスこそが、良いトレーニングになるのですよね。

 

なにげない日常から価値あるアウトプットを目指す

ブロガーの友人たちとすごしていると、食事をしたり対話しながらも、みんな無意識のうちにネタを探していることがわかります。(笑)

その意識は、「ブログネタを必死に探す」というよりは、自分が興味のある分野にアンテナを張り、自然にインプットを最大化する習慣がついている感覚です。

じつは以前の私は、「おもしろいブログを書くブロガーさんは、私とは大きく違った日常を送っているはずだ」と考えていました。

平凡な日常しか送っていない人(当時の私みたいに)は、おもしろいブログを書くのは難しいだろうと思っていたわけです。

しかし、特別な体験や特殊なできごとが、毎日のように起こるというのは考えづらいものですよね?

だとすると、特別や体験や特殊なインプットができないのは、ある意味で当然のことであるわけです。

とくに、今の日本で普通に生活していればなおさらでしょう。

これは、芸人さんの日常がいつも笑いにあふれているのかといえば、必ずしもそうではないということと同じです。

そうではなくて、日常にありふれたインプットを、アプローチや解釈を加えて、気づきや学びに変えていくことが大事なのだと思っています。

たとえば、Facebookでも、「ランチに◯◯を食べました!」といったような投稿をしている人をよく見かけます。

もちろん、趣味の範囲でやっているのでしょうから問題はないのですが、、、コメントしづらいですよね。(笑)

せっかく自分の時間を使って投稿して、ほかの人の目にふれるのですから、私はそれでは物足りなさを感じてしまいます。

それなら、そのお店のこだわりだったり、なぜそのお店に行ったのかとか、おすすめのポイントなど、その人なりの視点が欲しいものだな、と思うのです。

同様に、ある体験やできごとなどのありふれたインプットから、

・自分の専門性からとらえてみる
・自分の過去の体験と照らし合わせてみる
・自分の信念と合致するか検証してみる

などというアウトプットに変えていくトレーニングを続けることが大事なのだと考えています。

それが多少こじつけであっても、少し無理やり気味にでも(笑)、文章を成立させるために力技を常に使って書くことで鍛えらるのです。

日常の中から、ほかの人に読んでいただけるようなアウトプットを生み出すトレーニングは、長期視点でみれば、確実に自分の底力を上げてくれるものだと考えています。

そのためには、ブログがおすすめです。

なにげない日常から、価値ある(はずの)アウトプットにするためのトレーニングにトライしてみましょう。

 

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■編集後記

ようやく、村上春樹さんの新刊を読みはじめています。

まだ最初の数ページではありますが、これは学生時代に熱中して読んだ雰囲気に似ていますね。

早く読み終えたいような、ずっと終わってほしくないような、変な感覚ですね。(笑)

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・100kmウルトラマラソンランナー
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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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