良習慣の習慣

「死」という言葉を意識するということ

投稿日:


■最初におことわりいたします。

タイトルにもあるように、本日のブログはテーマが重めなので、

この手の話題が苦手な方はスルーしていただきますようあらかじめお願い申し上げます。

実は、昨日配信された「平成進化論」にて、鮒谷周史さんが「死」の恐怖に数週間向かい合ったことが書かれておりました。

検査の結果、悪性の腫瘍ではなかったということで、まずはひと安心いたしました。

大げさかもしれませんが、

鮒谷周史さんは、わたしの人生に大きな影響を与えてくださった方ですので、

死の恐怖を感じていたという内容のメルマガを読んだ後、しばらく呆然としてしまいました。

■わたしは、当ブログを始めるにあたり、ネガティブな言葉は極力排することを決めまていました。

そのため、ここに「死」という言葉を書くことは今回が初めてだと思います。

しかし、「死」というのは、「生」と同様、誰もが平等に訪れるものですし、

「どのように生きるか」という重要なテーマと同じように、

「どのように死ぬか」ということを考えるのは、

悔いのない人生を生きるために、

そして、本当に充実した人生を生きるためには避けられない、

非常に重要な「問い」だと個人的にとらえています。

■わたしはここ数ヶ月で「死」を意識することがあります。
(精神的・肉体的なことではなく、あくまで概念的なことです。)

今年の3月に引越をして以降、駅までの通り道に電柱がたくさんあるのですが、

一本の電柱に、黒のスプレー塗料で

「死」

という文字が、書いてある電柱があります。

誰かのいたずら書きなのでしょう。

わたしは、ネガティブなものごとというのは、無意識につながりやすいことを経験的に知っているつもりなので、

通勤する際は、その電柱があるルートを避けるようになりました。

電柱に記された「死」という文字をみるたび、

わたしの心の中に何か得体の知れない恐怖のようなものと、

これまでの人生で「自分が誇れる何か」を残していない自分に、

「このままで良いのか?」

という問いをつきつけられるような気分になったからです。

■しかし、7月の「平成進化論」3日間セミナーに参加して以来、その電柱の前を通ることに対して意識に変化が出てきました。

積極的に通ることはないにしろ、少なくとも以前ほど忌み嫌うものだと思わなくなったのです。

あるとき、たまたまその「死」という文字がある電柱の前を通ったときに、

以前のようなネガティブなイメージがなくなっていたからです。

むしろ、その反対に、まさに「生」を意識するように捉え方が変化していたからです。

■3日間セミナーで、これからの人生で成し遂げたいこと、やりたいこと、目標を頭の中から絞り出したとき、

今までのような「ぬるい」生き方を続けていたら、その願望は達成できないことが分かりました。

その夢を実現するためには、時間が足りなくなってきていることを知ったからです。

■わたしの夢を実現するためには、

▼どのようにしたら、自分のやりたいことが実現できるのか徹底的に考えること

▼考えたことを行動にうつすために勇気をもって決断すること

▼決断したことを達成するために早めに行動すること

▼手数をうって行動し続けること

▼あきらめないこと

といったことが必要です。

それが、わたしを選んでくれた妻と子どもたちに対する責任だと考えているからです。

■ここ最近、これまでの私の人生にはなかったチャレンジをいろいろと行っております。

自分なりに達成感を味わうこともあります。

それは、成果を出されている方から見れば、ほんのわずかな進歩であり、

極小のなかの極小のベイビーステップで、誤差くらいのレベルのものでしょう。

しかし、この3ヶ月で自分なりに達成したことの多くは、

実はこれまでに「時間」と「お金」の制約を言い訳にして、ずっと先延ばしにしていたことでした。

そして、今でもたくさんのやりたいこと、より大きなチャレンジなどが残っていますが、

「このままあきらめなければ、できるようになるかもしれない」

という小さな予感のようなものが出てきたことも確かです。

さらに同志たちや先輩方の行動に刺激を受けていると、

やりたいこと先延ばししたり、チャレンジすることを躊躇しているほど、

自分に時間が残されていないことを実感するのです。

■話が少しそれてしまいましたが、

日常の同調圧力に押しつぶされそうになったとき、

3日間セミナーに参加する以前の自分に戻りそうになります。

そのようなとき、あえて電柱の「死」という文字の前を通るようにしています。

わたしの日常にある日突然あらわれた電柱の「死」という文字を、

自らあえて目にすることで、

「このままの自分で大丈夫か?」

「やりたいことを先延ばししていないか?」

「将来にわたって家族を守れるのか?」

といったことを自問自答するための契機としています。

そして、そんなふうに自分で自分のケツを蹴り上げて、

もっとやりたいことにチャレンジし、

ますます良い循環に入り、

らせんを描くように上昇する人生を送れるようになりたいと、

自分を鼓舞するようにしているのです。

というところで時間が無くなりましたので、本日はこの辺りで。。。

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

あなたの「幸せのかたち」を言語化しましょう!

「早起き」メルマガ(有料)始めました! 登録はこちらから! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ メルマガ登録・解除 幸せな成功をつかむ!「朝4時」起きの技術!~「早起き」は人生変革への最短ルー …

あなたの人生はどんな習慣でできていますか?美しい人生をつくる小さな10の習慣

美しい人生をつくる小さな習慣。 その言葉を目にしたあなたは、どのような習慣を思い浮かべましたか?     美しい人生をつくる小さな習慣ベスト10 本書の帯にある「世界中のコーチの知 …

気軽にモノをもらわない習慣。自分の価値観・優先順位・軸を意識するささやかなトレーニング。

「自分の価値観」といったような目に見えないモノは、意識していないと日常の中で忘れられがちなのですよね。 意識していくために、ささいな習慣を取り入れることによって日々トレーニングをしています。 &nbs …

あなたの語彙力はどれくらいか?ボキャブラリーを増やすための努力は欠かせない。

Aさんは、本をまったく読まない人。 Bさんは、本を1年に10冊読む人。 Cさんは、本を1年に100冊読む人。 Dさんは、本を1年に100冊読む人ですが、他ジャンルに目を通す。 1年後に持っている言葉の …

積極的に孤独になる「アクティブひとり時間」を習慣にしよう

あなたは、自分から積極的にひとりの時間を取りにいっているでしょうか。 もしかしたら、いろいろとやっているのになぜか満たされない気持ちがある方は、「アクティブひとり時間」が不足しているのかもしれません。 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。