良習慣の習慣

「休憩しない人」が一番ムダにしていること

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

以前の私は、「休憩する暇があるなら働こう」と考えていました。
なぜなら、「そのほうが仕事が早く終わり、早く帰れるから」と思っていたからです。
でも、1日の生産性が高まったと感じたのは、休憩を定期的にとるようになってからなんですよね。
その逆説的な事実に、ようやく気づきました。




 

「休憩」のアラームを設定

会社のオフィスでの仕事中、定期的にアラームをかけています。
具体的には、スマホの画面に「通知」が届くようにしているんです。

使用しているアプリは「通知メモ」。

2時間に一度、
・水を飲んで
・席を立って
・深呼吸して
・休憩する
という行動を促す通知を1つ設定しています。

なぜか。

仕事をしていると、
・水分不足
・座りっぱなし
・浅い呼吸
・休憩なし
の状態をつくってしまうからなんです。

まず、水分不足。
書類仕事やメールチェックに取り組んでいると、水分補給を忘れます。
これが良くないんですね。
脳に酸素が行かなくなるので。

次に座りっぱなし。
身体がかたまります。
座りすぎは健康に良くないこともわかっていますよね。

そして、呼吸が浅くなる。
これも良くないですね。
眠気が襲ってきます。

最後に、休憩。
集中力を1日キープするためにも、休憩が必要です。
オフィスを出て、小会議室で休息します。

仕事をしていると、私はこれらの行動をつい忘れがちなんです。
そのため、忘れないように、スマホで通知を出すようにしているわけです。

 


 

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「休憩なんて必要ない」をやめた理由

以前の私は、違っていたんです。
「休憩なんて必要ない」と思っていたので。
むしろ「すきま時間をゼロにしよう」としていました。
そのほうが、時間を有効活用できると考えていたんです。

その作戦でも、午前中だけとかなら、うまくいくこともありました。
でも、退社時間の前になると、もうヘロヘロ。
低集中で仕事をしてました……。

結果、1日をトータルで見ると、それほど生産性が良くなかったんですよね。
午前中はギチギチに仕事をしても、夕方にはボロボロなわけですから。

特に私の場合、複業として退社後にも個人ビジネスがあります。
会社の仕事だけで、1日のエネルギーを使い果たすわけにはいかないんですよね。
そんな理由もあって、休憩を習慣として取り入れるようになりました。

事実、2万人を対象にした、パフォーマンスに関する調査があります。

その調査では、
(A)90分ごとに休憩をとって仕事をしたグループ
(B)休憩なしで仕事をしたグループ
の生産性を調べました。

結果はどうだったのか。
休憩をとっていたAグループのほうが、Bグループよりパフォーマンスが高かったんですね。
しかも、平均30パーセントも違っていたんです。
1日で30パーセントも変わってしまうとしたら、1週間でさえ大きな差になりますよね。

この調査結果は、私にとって重要な学びでした。

そこから、休憩なしでギチギチで仕事することをやめました。
代わりに、休憩するための通知をリマインドする仕組みを設定。
定期的に休憩をとりながら、仕事をするように変えました。

最初は1時間ごとにしていたんですが、1時間ごとだと集中力が途切れすぎるので、2時間に変更しています。

 

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休息する習慣をつくろう

休憩時間の推奨は、5分以上、10分以内くらいです。
あまりダラダラしすぎてもだめ。
短すぎても効果が薄いようですね。

私だけでなく、「良習慣塾」などのセミナーでも、1時間前後で休憩をとるようにしています。
3分から5分の休憩をとったほうが、お互いに有効なんですよね。

また、休憩について、私が注意している点があります。
それは、休憩の質です。
いくら休憩をとっても、休息の質が低いと、あまり意味がないからです。

休憩の質を低下させるのは、スマホなんですよね。
なぜなら、脳や目を休ませるための休憩なのに、スマホをいじっていたら、認知活動が続いてしまうからです。
そうなるとむしろ、休憩の効果が低くなるどころか、逆効果です……。

それよりもスマホをさわらず、何もしない。
目を閉じる。
ぼんやりする。
水を飲む。
それくらいリラックスする休憩がおすすめです。
私は、口を開けてしまうときもあるくらいです(笑)。

あっ、会議室のドアを閉めておきましょう。
そうしないと、通りかかった人に「あいつ大丈夫か?」と心配されてしまいますから……。

パフォーマンス持続のために、休憩は、タスクの1つとして捉えるくらいがいいと思います。
もっとも、前述のように、以前の私はそうは思えなかったんですけれど。
現在は、休憩をマメにとることは大事だと思うようになりました。

休息を上手にとれる人ほど、つかれにくい。
結果として、パフォーマンスを発揮できるわけです。

さて、あなたは、定期的な休憩をとれているでしょうか。
短い時間でOKです。
スマホを見すぎないようにして、ストレッチや深呼吸をする。
1日の中で、定期的に休息タイムをとる。
そんな習慣をつくりましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、トライアスロンのスイムスクールへ。
レギュラーの小島コーチが海外レースでお休みのため、代わりに小林コーチが担当でした。
小林コーチとは昨年以来でお会いしました。

2010年に初めて会ってから、もう15年も経つんだなと。
そのときよりは、多少は泳げるようになっているとは思うので。
アドバイスをいただけたことも、感慨深い時間でした。(^^)


 


 

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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