モチベーションの習慣

PDCAサイクルを加速させるために忘れてはいけないこと

投稿日:2020/09/12


PDCAサイクルをまわすための前提として、目標設定は必須のはずです。

しかし、いつの間にか目標設定を見失ったままPDCAサイクルをまわしているケースも多いのです。

あなたは大丈夫でしょうか?




 

目標が欠けたPDCAサイクル

PDCAサイクル。

あなたもご存じの手法だと思います。

生産管理の管理業務に限らず、目標達成にも活用できる優秀なフレームですよね。

以前、経営コンサルティングファームに勤務していた友人が言っていました。

「いろんなフレームワークを覚えたけど、結局は現場で一番活用しているのはPDCAサイクルなんだよね」と。

もちろん、コーチングやコンサルティングでも活用されます。

コーチングのクライアントも、私自身も日々考えています。

シンプルだからこそ、幅広いフィールドで活用できる汎用性があるわけです。

ただ、このPDCAサイクルを誤解している人が多いことに気づきました。

単にPDCAをまわしているだけになっていることがあるのです。

それでは、PDCAの効果が半減してしまいます。

何が欠けているのか。

それは、PDCAサイクルをまわすための「目標」なのです。

意外に感じるかもしれません。

でも、PDCAで最適化を目指しているだけになってしまっているケースが多いのです。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





目的地を決めない家族旅行はありえない

PDCAサイクルは、目標を意識しながらまわさないと、ただの最適化になってしまいます。

目標を意識しながらPDCAサイクルをまわすことで、行動の精度が高まり、スピードアップし、成果につながるのです。

コーチングを受けるくらい意識の高いクライアントでも、ゴールへのフォーカスを見過ごしてしまうこともあります(私もクライアントのときにおちいります、、、)。

目標を忘れてしまうことがどれくらい危険なのか、あらためて考えてみましょう。

もっともわかりやすいのは海外旅行にいくことを考えることです。

たとえば、あなたが家族旅行に行くとします。

そのとき、最初に決めるのは旅行の場所ですよね。

目的地を決めなければ、どこに行けばいいのかがわかりません。

日程も大事ですが、何より優先するべきは目的地。

目的地、すなわち目標の場所が定まることでようやく計画をたてられるのです。

つまり、

・目的地=目標

・計画=プラン(P)

ということです。

目的地が決まってはじめて

・日程をどうするか?

・パスポートは必要なのか?

・どれくらいの時間がかかるのか?

・移動手段をどうするか?

・予算はどれくらい必要なのか?

といったことを計画できるようになるのです。

目的地が決まらなければ、何もはじまらないのです。

こう考えていくと、旅行における目的地(=目標)の重要性がおわかりいただけますよね。

反対に、目標を決めずに成田空港に行ってから「さて、どこに行こうかな?」と考える。

飛行機が空いているかわかりませんよね。

仮に飛行機に乗れたとしても、現地で話すあいさつの言葉などもわかりません。

あまりにもいき当たりばったりで、旅を楽しむ余裕がないでしょう。

本当にこんな旅行をしようとしたら、家族に危険が及ぶ可能性もあります。

得策ではないでしょう。

こう考えると、目的地を決めずに家族旅行に行くなんてあり得ないですよね。

旅行ならわかりやすいのです。

それなのに、旅行よりも大事な人生において、目標を設定していない人が多いのも確かなのです。

あえて遠まわりしたいのであればそれもいいのですが、特殊な事情がない限りは早く目的地についたほうがいいでしょう。

ですから、目標を意識しながらPDCAサイクルをまわすことが必要なのです。

 


■スポンサーリンク




目的地があるからこそ行動する理由が明確になる

たとえば「フルマラソンを完走する」という目標を定める。

そこからPDCAサイクルがはじまるので、

・ランニングのトレーニングをいつからスタートするのか?

・レース日はいつか?

・トレーニングはどれくらいの時間かけられるのか?

・事前にハーフマラソンや30キロ走のレースに出るのか?

・ひとりでトレーニングするのか?仲間とトレーニングするのか?

・ランニングのトレーナーをつけるのか?

といったことを考えられるようになります。

一方で、目的地を決めずに走ってしまうと、

・フルマラソンに挑むことを決めた

・ひとまずウエアとランニングシューズを買った

・目的地を決めていないのでとりあえず走った

・走りながら「沖縄に行こう」と決めた

・しかし、気づいたら北海道方面に向かって走っていた

という結果になってしまうかもしれません。

これでは、走った距離がすべてムダです。

むしろ、目的地から遠ざかってしまっているわけです。

これは、最初に目的地を決めなかったことによる悲劇ですよね。

極端な例かもしれませんが、大なり小なり日常で起きていることでもあります。

「散歩のついでに富士山に登った人はいない」という言葉のとおり、PDCAを有効にまわしていくためには目標設定が欠かせません。

いつまでに、何をどんな方法で取り組むのか。

これらを明確にしていくためにも、目標が必要です。

目標という目的地があってこそ、私たちは行動することができるようになります。

有効なPDCAサイクルのためにも、目標という目的地を見失わないようにしましょう。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

8時から「習慣化オンラインサロン」チームのミーティング(マーケティング)に参加してからの出社。

夜は早めに帰宅して家族3人で夕食を食べることができました。

平日の夜、家族で夕食の時間をとれるのは、ちょっとだけ久しぶりの感覚。

やっぱり、いい時間ですね。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-モチベーションの習慣

執筆者:

関連記事

集中力のためにあえて「不便」な環境をつくり出す

これからの時代で価値を持つのは「集中力」だと言われています。 自分なりに集中力を高める仕組みをつくっておきましょう。   「集中したいのに集中できない」という悩み 「いま取り組む必要があるタ …

「やる気が出ない」をどう扱っていますか?モチベーション低下に対処する3つの方法。

あなたは、やる気ができないときがありますか? そのようなときは、自分なりの対処法を持っておくことをおすすめいたします。   スポンサーリンク   成果がすぐにやってこない「遅れの法 …

なぜ、あなたの目標は達成されないのか?「私はこうなりたい」という目的があるかどうか

あなたは、「目的」と「目標」の違いを明確にされているでしょうか? この2つの違いをご自身なりに区別しておくことが、あなたの目標達成に有効になるはずです。   あなたは「どうなりたい」ですか? …

「あなたの番です」の真犯人追求というゴール設定が、家族のコミュニケーションを深化させた理由。

目標をたてて成長していける人は、「ゴール」を活用しています。 ゴールによって、プロセスを有意義なものにしているからです。   「あなたの番です」最終回に対する意見への違和感 珍しくテレビの話 …

ゴール達成のためにすごろくの新しいマス目を出現させる

定期的に「タスク過多」の状態におちいります。 すると目標を見失うときがあります。 そのようなとき、どのように考えていけばいいのでしょうか。   やることに埋もれているときに思い出したいこと …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。