ダイエットの習慣

ダイエット習慣化の強敵。「プラトー(停滞期)」にどう立ち向かえばいいのか?

投稿日:2017/05/31


あらかじめやってくる難敵を予想して、対処法を考えておくことは大事です。

そのアプローチは、ダイエットの習慣化にも通じる有効な対策なのです。

 

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ダイエットには停滞期が必ずやってくる

ダイエットの習慣化をスタートして1ヶ月半が経過しました。

1ヶ月は順調に体重も減り、およそ5kgの贅肉(笑)がなくなりました。

ただ、ここ2週間ほど減少が停滞し、体重にほとんど変化がありません。

そう、ダイエットの習慣化に必ずやっているあいつ(笑)、「プラトー(停滞期)」がやってきているのですね。

誰でも、ダイエットをはじめると最初はすぐにやせるのです。

モチベーションもあって、食事や行動に気をつけるので今までと異なる行動をとります。

ですから、やせるのは当然といえば当然です。

ダイエットに取りくむ人は、だいたいここまではうまくいきます。

しかし、多くの人は、その次にやってくるプラトーに勝てずに挫折してしまうことが多いのです。

「今までと同じようにダイエットに取り組んでいるのに、なんで体重が減らないんだろう・・・」という感じでしょうか。

人は、がんばっていることに成果がついてこないと不安だし、あせってしまうのですよね。

では、このやっかいなプラトーにどうたち向かっていけばいいのでしょうか?

 

プラトーの時期こそ「新しいこと」「いろんなもの」に手を出さない

私の答えは、「何もしない」です。

「何もしない」というのはダイエットをしないという意味ではなく、より正確に言えば「今までと同じことを続ける」ということですね。

最初の取り組みで成果が出ているのであれば、そのまま継続すればいいのです。

それがプラトー脱出のポイントです。

挫折してしまう人のパターンには、この時期に不安になって新しいダイエット方法を試してみたり、いろいろとほかのテクニックを取り入れてみたくなってしまう傾向があります。

これは、学習の習慣にも似た現象がありますね。

たとえば、受験勉強をしていていると、はじめた時期は成績が上がりやすいです。

それまで学習をしていなかったものですから、少し学習をすれば点数は上がるのは当然でしょう。

しかし、その後、成績上昇がとまる時期があります。

すると、参考書を変えたり、いろんな問題集を手当たり次第に解くといった行動に出ます。

これが、受験に失敗するパターンです。

受験では、良質の参考書をくり返すことが学力アップのために重要なのです。

それなのに、1度だけ学習して学んだ気になり、また新しい参考書を買ってしまう。

不安なので何冊もやりたくなるのです。

もちろん、積み上がった参考書を見ていると達成感はあるのですが、そのままでは基礎的な知識があやふやな状態になりがちです。

それでも参考書と同じ問題や似たような問題は解けますが、ちょっと見せ方を変えた応用問題には太刀打ちできません。

そうして、良質の基本問題を信じてあきらめずにくり返し学習してきた人に、後半になって抜かれてしまうのです。

ダイエットも、まさにこの図式と同じです。

あきらめずに、成果が出ている方法を愚直に続ければ良いのです。

 

ダイエットには「急がば回れ」という言葉を持とう

やり方を変えない期間としては、少なくとも3ヶ月は続けていただきたいところです。

身体習慣の定着期間が3ヶ月だということもありますが、どのようないい方法であっても、3ヶ月は続けないと本当の効果は体感できないでしょう。

不安定期に入り、プラトーがやってきたときこそあきらめないことが重要です。

プラトーをがまんする期間は、私の見立てですと2週間から1ヶ月くらいです。

それくらいの期間は「減らなくても仕方がない」と思う覚悟をしておきましょう。

その代わり、プラトーの期間を乗りこえれば、また体重が減る「再やせ期」がやってくるものです。

私も、過去に7.5kgのダイエットに成功した際に、その現象、つまり体重の減少を体験したので経験者としてお伝えしています。

実際のところ、いま私が取り組んでいるダイエット方法は、何も突飛な行動はありません。

ダイエット部の仲間たちには、私が実践した行動を毎日レポートしていますが、おそらく「何のへんてつもないシンプルな行動だな・・・。」と思われていると思います。(笑)

もちろん、ダイエットの習慣化成功のあかつきには、3ヶ月後にそのレポートもブログで公開しようと思っています。

ただ、地味なのであまりおもしろくないかもしれません。

本当は、「伊藤式 ダイエット習慣化メソッドを初公開!」みたいに派手にやれればいいのですけれども。(笑)

それだけシンプルなダイエットに取り組んでいるということです。

実際、「急がば回れ」という言葉があります。

今の私には、ダイエットの本質をついている言葉のように思えます。

あわてて結果を求めないこと。

それが、ダイエットを成功させるために、もっとも重要な思考だと思うのです。

 

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■編集後記

2年半前にダイエットした際にも、同じような記事を書いていました。(笑)

1ヶ月半で5キロのダイエットに成功!実践した7つのポイントを振り返ります!

今回は2年半かけて徐々にリバウンドしてしまった自分を反省し、リベンジしたいと考えています。

ですから、ダイエットの習慣を「お祭り化」、「イベント化」しないようにして、「常に自分の体のメンテナンスを意識している」レベルに持っていきたいものです。

それが私にとって無理なく続くダイエットなのであれば、体に不調が現れない限り気長に続けていこうと思っています。(^_^)

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