天職の習慣

あなたの「強み」のつくり方。勝負する土俵は自分で勝手につくっていい。

投稿日:2017/09/12


「誰にも負けない強み」。

それがあったらいいのですが、なかなか難しいものですよね。

ただ、「相対的な強み」なら、アイデア次第でつくり出せます。

 

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各コーチにそれぞれの得意分野

先日、神田で開催されたコーチング動画講座のオフ会で、20名以上のプロコーチたちと話をすることができました。

コーチとして独立している人もいれば、私のように複業の一事業としてコーチングに取り組まれている人も。

また、学びたてのルーキーコーチやこれからコーチとしての活動をスタートする人もいて、「いろんなコーチがいるんだよなあ」と感じます。

名刺交換をしていておもしろかったのは、やはりみなさんがそれぞれ、自分の得意分野の領域でコーチングビジネスをしていること。

懇親会では、自分が得意なジャンルの話になると、トークが熱を帯びてくるのです。

そこで話していたのは、「ここにいるコーチは、この20人以上のコーチの中では、ナンバーワンということだよね。」ということでした。

たとえば、習慣化をコーチングメニューにしている人はいませんでしたし、ましてや早起きの習慣化メニューは誰もいません。

つまり、20人以上という小さな世界ながら、私は、

・習慣化
・早起き

という意味では、日本一だったのです。

これは、小さな世界のことかもしれませんが、自分の特徴を出すためには必要な視点ですよね。

 

自分のものさしで母集団をつくる

といっても、「たった20人程度の世界なんだから、特徴を出すなんて当たり前じゃないか」と。

そう思われる方といらっしゃるかもしれませんね。

もちろん、たしかにその通りなのです。

でも、大切なのは、「母集団をどの範囲にするのかによって、自分が1番になれるものが生まれる」という発想です。

たとえば、「習慣」というざっくりとした範囲で考えてみましょう。

「習慣」で考えたら、私は、「7つの習慣」のコヴィー博士や習慣の研究に取り組んでいる大手の専門家たちには勝ち目がありません。

そこで、習慣という大きなくくりを小分けにする。

そうして、「早起き」や「複業家の習慣」などといった領域を設けることによって、得意分野をつくっていく努力をするわけですね。

人間性を磨くための原理原則を追求するなら、私はコヴィー博士には遠く及びません。

それでも、早起き習慣化セミナーを開催した実績だけを見たら、私のほうが開催している回数は多いのです(調べていませんが、おそらく)。

ですから、

・比べるものさし
・母集団のものさし
・ピンポイントのものさし

など、さまざまなカテゴリーのものさしをつくること。

すると、「この分野なら、自分は日本一ではないか」とか、「ナンバーワンになれるかも」というものをつくれる可能性が出てくるのですね。

それが何か、考えていきたいものです。

 

どんな領域なら日本一になれるか

自分が活動していくために活用できる指標なら、積極的にアピールしていきましょう。

ほかの誰かがつくったカテゴリーやジャンルでなくともいいのです。

自分が取り組んでいく領域は、自分である程度都合がいいように勝手につくってしまうタフネスも必要です。

自分が強みを発揮できる領域で活動をする。

そして、その領域さえも、自分都合でつくってしまうのです。

いま20代や30代の方は、さまざまな成功体験や失敗体験から、そのような「強み」の種を見つけ、育てていくことが大事だと思います。

40代の方は、ここで勝負する「強み」がなかったならば、仮でもいいのでつくってみませんか。

「強みがなくて・・・」とためらいを持っている人に限って、勝負する土俵がつくられておらず、ばく然としている感覚があります。

あるいは、明らかに勝負する土俵が違っている印象を受ける人もいました。

ここで設定しておかないと、50代、60代になって後悔するのではないでしょうか。

これからは、与えられた仕事だけだとつらくなる時代がやってくると感じています。

そのためにも、相対的な強みでいいので、自分を最大限に活かせる分野を設定しましょう。

競争相手が少なければいいのですが、そうでないならば、私の「早起き習慣化セミナー」の領域のように、自分で勝手につくってしまうのも手です。

さて、あなたは、どんな分野なら日本一になれそうですか?

どんな小さな母集団でもいいので、考えてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は継続クライアントさんとのコーチングセッション。

セッション後に「習慣化の学校」週報へのコメント返信。

その後、帰宅して、終わっていなかったブログとメルマガを書きました。

ビールを一杯飲もうとしました。

・・・が、翌日健康診断なのでおとなしく寝ました。(笑)

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