こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
良習慣定着のプロセスは、変数の連続です。
それだけに、ポジティブに考えるだけだとうまくいかないことも多いんですよね。
あえてネガティブなパターンも想定しましょう。
ポジティブ・シンキングのトラップ
良習慣を身につけるために、成功確率を高める考え方があります。
それが何かというと、「思ったよりもうまくいかない状況」をあらかじめ考えておくことなんです。
新しい習慣や目標を考えるとき。
基本的には「うまくいくように」と、考えますよね。
最初から「失敗するだろうな」と思っていたら、できるはずのこともできなくなってしまいますから。
人によっては「きっとうまくいくはず」と、かなり楽観的に考えるパターンも多いでしょう(私は、そのタイプです)。
ただ、ここに少しトラップがあるんですよね。
なぜなら、あまりにも楽観的すぎると、うまくいかなかったときの「がっかり感」が多くなるからです。
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ネガティブなパターンも想定しておく
たとえば、ダイエットの習慣を始めるとしますよね。
すると、「運動と節制をがんばれば、毎日のように体重が減っていくはず」と考えてしまいがちです。
でも、多くの方が経験しているように、現実はそんなに簡単じゃないんですよね。
運動して、腹八分目に食欲を抑えたはずなのに、翌朝の体重が増えているときがあったりします。
ポジティブに考えているだけだと、このときのショックが大きくなるんですよね。
場合によっては「こんなにがんばっているのに、結果がついてこないなんておかしい!」と怒りに変わることもあるでしょう(経験談)。
そうなると、やってくるのは「もう、、、やめた!」という結果。
ダイエットに挫折してしまうわけです。
もちろん、楽観的に考えるのが悪いわけじゃないんです。
楽観的に「だけ」考えると、ショックが大きくなるというだけなんですね。
では、どうすればいいのか。
楽観的なパターンだけでなく、悲観的なパターンも合わせて想像しておくといいんです。
ポジティブな場合だけではなく、ネガティブな場合も考えておくこと。
この考え方は「メンタル・コントラスト」と呼ばれています。
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「メンタル・コントラスト」を活用しよう
私自身、最近「メンタル・コントラスト」を活用したのは、週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』を発行しようと考えていたときです。
日々の活動に、新たにメルマガを発行する。
うまくいくかどうか。
不安もあったんです。
イレギュラーが続く1週間とか、ありますから。
そのときに考えたのは、仮に原稿量5000文字程度に追いつかないときは、その週の原稿量を減らしてでも発行すること。
「その分、翌週の原稿量を増やしてカバーしよう」という考え方でした。
そう考えると、新しいメディアを発行する気持ちがラクになったんですよね。
楽観的に考えないと始められない。
だけれど、悲観的にも考えておく。
すると、スタートしやすくなりますし、実際に継続がピンチになったときも「想定内の状況だ」ということで、対処しやすくなるわけです。
アメリカのニューヨーク大学の実験でも、ポジティブだけを想像していた学生たちより、ネガティブな場合も想定していた学生たちのほうが、学習時間が2倍になったという研究結果があるんですね。
「ポジティブに考えよう」とは、よく見聞きすることかもしれません。
ただ、それは「ネガティブなことを考えちゃいけない」というわけでもなかったりします。
両方とも考えておく。
すると、バランスが良くなるわけです。
あなたの良習慣形成や目標達成にも、「メンタル・コントラスト」を活用してみましょう。
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■編集後記
昨日は、妻と娘が原宿へ買い物へ。
そのため、午前中からランとスイムのトレーニング。
午後はブログ、セミナー準備や買い物なども。
その後、地元の居酒屋さんで「孤独のドリンク」。
1人の休日もなかなか楽しい時間でした。(^^)
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