行動する習慣

「やる!」と決めても動けないときにやるべきこと

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

不安やモヤモヤを押し殺しても、なかなか前に進めないものですよね。
大切なのは、一度、すべてを外に出してみること。
その先に、動き出すエネルギーが待っています。




 

「新しいことへのためらい」にどう対処するか

会社員以外に、複業家として個人のビジネスをしています。

複業家と会社員だけの自分を比べると、楽しみが圧倒的に増えました。
その一方で、不安に感じることも増えたんです。
正直なところ。

複業をすれば、サラリーマンだけをやっていれば経験しなくてすんだ領域まで、活動範囲が広がるからです。
管理する範囲が増えるので、当然と言えば当然なんですけれど。

たとえば、
・お金の管理
・募集状況
・告知
・発信の素材
・コンテンツの質
など。

そうした活動の中でも、不安を特に感じることがあります。
それは、新しいことに取り組むときでね。
職種にもよると思いますが、会社の仕事は慣習的なものが多かったりしますから。

もちろん、私も同じ。
頭では「やる!」と決めたはず。
それなのに、心と体が動かない。
そんなことは多いです。

ここ半年くらいだと、
・週刊メルマガの発行
・Kindle本の出版
・毎月の公開セミナー
・動画教材の販売
などは、スムースではなくて、鈍い動き。
まさに「重い腰を上げる」という状態でした……。

 


 

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不安に関する「何を」「なぜ」を出し切る

そんな亀の歩みのような前進でも、最終的には何とか実行できています。

では、そのときに、何をしたのか。

私がやったことは「頭の中にある不安を思いっきり話す」でした。

私の場合は、コーチとのコーチングセッション。
セッションのテーマとして「新しい活動への不安解消」を選択するわけです。
その時間で、自分が感じている心配ごとやモヤモヤしていることなどを思いつく限り話すんです。

ポイントは2つ。

Q1:自分が不安に感じていることは何か?
Q2:なぜそう思うのか?
という2つについて話すのです。

全部話してみると、自分が「わかっていること、わかっていないこと」が理解できます。
些細なこともあれば、誰かの力を借りる必要があることなどが、わかるからなんですね。

そのようにして私の内側にあるものを、ブワーッと外側に出す。
すると、不思議と落ち着くんですよね。

出し切ってしまったあとは、「なぜそう思うのか?」を考える。
口に出してみると、案外どうでもいいことを気にしていたりします。
自分が恥ずかしいと思うことでも、「そんなの他者は何とも思ってないよね」と思い直したりして。
自意識過剰な自分に気づいて、すごく恥ずかしいときもあります(笑)。

そうして出し続けていくと、ようやく「じゃあ、それらにどう対処していくか?」という次のフェーズに入ることができるわけです。

この「出し切る」フェーズをスキップして、いきなり「行動しないと!」とがんばろうとする。
すると、心や体の準備が整っていないので「ちょっと待って」となってしまうんですね。

あと、「コーチやコンサルタントがいないんですよね」という方は、どうすればいいのでしょうか。
紙に書き出せば、大丈夫です。
ChatGPTもありますし。

 

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出し切るから進もうと思える

イメージは、片づけです。
たとえば、本棚の1つのスペースを整理しようとしたとしますよね。

本棚に揃っている状態だと、捨てずらい本があります。
でも、いったんすべてを本棚から出してみる。
その途端に、本への印象が変わることがあります。
すると、不思議と「いる、いらない」を判断しやすくなったりするんです。
あなたにも、そんな経験があるのではないでしょうか。

そのため、
・不安
・心配ごと
・モヤモヤ
といった感情たちは、いったん出し切り、言葉に変換してみることがおすすめです。

そうした気持ちや考えを見ないようにして、「とにかくやる!」と、一生懸命に押し殺そうとする。
すると、むしろそうした気持ちは残り続けるものなんですよね。
それが大きなブレーキになるというメカニズムです。

ですから、
Q1:自分が不安に感じていることは何か?
Q2:なぜそう思うのか?
の2つを明らかにしていきましょう。
話したり、書いたりして。

そのようにして不安を出し切り、不安に思う理由について考えてみる、
すると、その後は解決する方向に進んでいくことができます。

ぜひ、実験してみていただきたいところです。
不安を言葉にすることで、あなたの1歩は必ず軽くなります。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に友人たちとオンラインミーティング。
未来の可能性を増やす時間です。

帰宅後、妻と『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』を楽しみました。(^^)


 


 

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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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